- とは?
- 乳ガンや子宮ガン・前立腺ガンなどの手術でリンパ節を切除したために手足がむくむのがリンパ浮腫。→足がむくむ
手術のためにリンパ液の流れが悪くなって四肢にリンパ液がたまるのです。
- 「右足の2倍くらいに腫れていた左足が、元に戻った」と東京都に住むKさんは10年ぶりに細くなった足をさすった。2002年4月に近畿大学医学部堺病院で磁気と振動、温熱を組み合わせた理学療法を受けた。Kさんは14年前に子宮ガンの摘出手術と放射線治療を受け、両足の付け根にあるリンパ節も切除した。術後3年ぐらいから、左足がむくみはじめた。
ガンの治療ではガンの転移を防ぐ目的で、病巣とリンパ節を一緒に切除するか、又は、放射線でリンパ節の機能を失わせるのが一般的だ。
- リンパ管を流れるリンパ液は組織などで出来た不要な体液やタンパク質を心臓に戻す役割を果たしている。リンパ節が無くなるとリンパ液の流れが停滞、水分やタンパク質が皮下組織に溜まり硬くなる。これがリンパ浮腫です。
- 早くからリンパ浮腫の治療に取り組んでいる近大堺病院の大熊守也教授は「ガン治療では術後に一部の患者で発症するリンパ浮腫を病気と診断しないことが多い」と指摘する。
リンパ浮腫は一度発症すると完治しにくい。
皮下で溜まっているタンパク質は、細菌のエサとなって炎症を起こしやすくなる。ベンゾビロンとステロイド注射でリンパ輸送を増加させる方法もいまいちで、理学療法(外部圧迫)や運動と、皮膚ケアが主な治療法だ。
- 手でリンパドレーン・マッサージを行い、外から圧迫する。
- 段階着圧ストッキングの使用
- ※リンパ浮腫でむくんだ腕などはひっかきキズで蜂窩織炎を起こすことがあります。
- 【予防】
- 肌の乾燥を防ぐ
- 虫さされに注意する
- 日焼けを避ける
- ガーデニングのときは手袋を忘れないように
- 運動後の汗はすぐに拭き取る
- 手足の曲げ伸ばしを心がける
- ベルトできつく絞めない
- ゴムがきつい靴下や下着を身につけない
- 外科手術(保険適用)
- 「皮膚表面のすぐ下を走るリンパ管と静脈をつなぎ、リンパ液のバイパスをつくる。
つなぐリンパ管は直径0.3_と細いので、縫合糸の太さは0.002_。」
北海道大病院
東北大病院
東京大病院
慶応大病院
吉村整形外科病院
岡山大病院
高知大病院
- リンパドレナージ
- ストッキングやスリーブなどの弾性着衣を使って圧迫を加え、運動・マッサージでリンパ液の排出を助ける手法。
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