| 老化予防 |
| 人体を構成する器官 | |
| 脈菅系 | 心臓・動脈・静脈・毛細血管・リンパ管 |
| 消化器系 | 口腔・食道・胃・小腸・大腸・肝臓・膵臓 |
| 小腸(十二指腸・空腸・回腸) | |
| 大腸(盲腸・上行結腸・横行結腸・下行結腸・S状結腸・直腸) | |
| 呼吸器系 | 鼻腔・喉頭・気管・肺 |
| 泌尿・生殖系 | 腎臓・尿管・膀胱・尿道・精巣・精管・卵巣・卵管・子宮 |
| 感覚器系 | 眼球・外耳・中耳・内耳 |
| 内分泌器系 | 下垂体・甲状腺・副腎・上皮小体 |
| 外皮系 | 皮膚・毛・爪 |
| リンパ性器官 | リンパ節・脾臓・胸腺 |
| 神経系 | 大脳・小脳・脳幹・脊梢・末梢神経 |
| 運動器系 | 骨・骨格筋・靱帯 |
| 人体を作る組織の種類 | ||
| 上皮組織 | 上皮組織は体表や、体腔、中腔期間、導管の内面を被い、そして腺を形成する。 そして以下に分類される。 「被蓋上皮」 「腺上皮」 |
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| 支持組織 | 結合組織 | 体の中で最も多く、広く分布している組織。 H結合組織は、細胞と、間質物質と線維からなる基質によって構成されている |
| 結合組織の分類: (T)胎生結合組織 「間葉」 「膠様組織」 (U)成体結合組織: (A)疎生結合組織 「疎生結合組織」 「脂肪組織」 「細網組織」→リンパ節 (B)緻密性結合組織 「平行線維性」→腱 「交織緻密結合組織」→皮膚 「弾性組織」→心臓 (C)軟骨: 「硝子軟骨」→気管 「線維軟骨」→膝関節 「弾性軟骨」→耳介 (D)骨組織→緻密骨→大腿骨 (E)血液組織 (F)リンパ |
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| 血液とリンパ組織 | ||
| 骨・軟骨組織 | ||
| 筋組織 | ||
| 神経組織 | ||
| 組織を つくるもの |
細胞 | ||
| 間質 | 有形成分 | 膠原線維 | |
| 細網線維 | |||
| 弾性線維 | |||
| 無定形成分 | |||
| 体の衰え 老化 Aging ![]() |
“20代女性の80%以上がからだの衰えを感じている”・・・・・。ヘルス・バイオ研究所(埼玉県坂戸市)が実施した「現代女性の体の衰えに関する意識調査」でこんな結果が出た。「食生活の乱れやストレスにより、体の負担が重くなっているようだ」と分析している。 体の衰えを感じている割合は20代・・・・80%、 30代以上・・・90%を超えた。 衰えが始まる年齢を聞いたところ、平均は32.3歳となった。 『体力の衰え』・・・・75% 『肌の衰え』・・・・・・63%・・・シミ 『体形の衰え』・・・・58% 『脳の衰え』・・・・・・50代以上では、「記憶力」や「集中力」といった『脳の衰え』を自覚する人が多かった。 調査は2003年、6月下旬、首都圏在住の20歳以上の女性を対象にネットで実施、3600人から回答。 「老化」=年をとると共に体の構造が脆弱になり、機能が衰退する現象。「動脈硬化は18歳から始まり、20歳を過ぎると、1日100000個の脳細胞が失われる。」 食べないと 20才で出来上がった体格のまま、年齢が上がり、食べる量が20歳代の1/3〜1/5以下に減少しているのが老化の原因です。体を作り替える材料と大工が不足しているため体力がどんどん低下していきます。そのため不眠・便秘・頭重などいろいろ不都合な症状が出てきます。人間はつねにメンテナンスが必要な生き物なのです。→栄養療法/コエンザイムQ10 |
| 老化の指標 | 老化度を判定する指標 l筋肉年齢 m骨年齢 nホルモン年齢 o神経年齢 p血管年齢 q口腔年齢: ・口腔筋力年齢 ・歯年齢 ・唾液年齢 ・飲み込み年齢 ・歯周年齢 |
| 乳酸菌 | 日本女子大学の研究チームは2003年、乳酸菌を摂取することで加齢によって低下した免疫力を改善できることを動物実験で確認した。細菌やウイルスの感染症や寄生虫症の患者数は60歳前後から急増し、死亡者も多くなる。食べ物などから乳酸菌を摂取すれば、腸内の善玉菌が増えて感染症の予防効果が期待できるという。 研究チームは、免疫力の低下した高齢マウスに乳酸菌を与え、腸管から分泌される『IgA』と呼ばれる抗体の量を測定した。乳酸菌を2週間与え続けたところ、この抗体の分泌量は摂取前の2倍以上に増加したという。 さらに食べ物を飲み込めないなどの理由で高齢入院患者に多く見られる栄養度が欠乏した状態をマウスで再現。このマウスに乳酸菌を与えると抗体の分泌量が増加することも確かめた。 人間の腸内に生息する善玉菌を増やして病気を予防する「プロバイオティクス」に関心が集まっている。乳酸菌は善玉菌の代表で、これまでに病原菌が腸管にくっつくのを妨げたり腸管からの抗菌物質の分泌を促したりする効果が確認されている。 |
| 老化 | 細胞集団の老化に・・・・2種類 「ソニーコンピューターサイエン研究所は、慶応大学医学部と共同で、個々の細胞の老化が細胞集団全体の老化を引き起こす現象を、コンピューターを使ってシミュレーションすることに成功した。細胞集団の老化は、各細胞の『決定論的な老化』と『確率論的な老化』のふたつが同時に進行する結果だと言う。 研究グループは10万個の細胞から成る細胞集団を想定して各細胞の老化が集団全体にどんな影響を与えるかを多様なパターンで計算、実際の老化現象と比較した。その結果、細胞集団では2種類の老化が進んでいることが分かった。 そのひとつが『決定論的な老化』。細胞が2つに分裂するとどちらか一方の細胞には必ず老化の因子がもたらされる。これが積もり積もって限界値を超えると分裂出来なくなり、一気に死を迎える。 もう1つの『確率論的な老化』では、分裂した細胞の約1%が、周りの細胞の分裂を止める様な物質を少しづつ出すようになり、隣接する細胞の分裂を徐々に阻害、死に至らしめる。この2つの要因が同時に起こっていると言う。 脳の老化を進める物質発見 「米国立衛生研究所(NIH)は脳の副腎が分泌するホルモンの一種『コルチコステロイド』に脳神経の老化を進める作用があることを見つけた。ラットを使った実験で確かめた。このホルモンは人間の脳内にもあることがわかっており、分泌を抑える技術を開発すれば、老化によるボケや物忘れを予防できると研究者は期待している。 ラットの副腎を取り除いたところ、高齢になっても脳神経細胞の老化が進まず、若いラットと同じくらい成長していた。一方、人間でも記憶力に優れた高齢者は脳内のコルチコステロイドの濃度が低いという。 |
| 長寿化 | 「生殖細胞で作られる特殊な酵素を与えることで、人間の細胞を通常よりはるかに長生きさせることが出来た。・・・・米科学誌サイエンスの1/16号に、細胞の老化防止につながると見られる研究結果が掲載される。まだ実験室の段階だが、「若返りの薬になるのではないか」と、雑誌発売前から大きな話題を呼んでいる。 研究を発表するのはデキサス大学のジェリー・シェイク博士らのグループ。細胞の染色体の両端にはテロメアと呼ばれる遺伝子配列の部分が有り、細胞分裂する度に短くなっていく。ある程度以上に配列が短くなると、細胞はそれ以上分裂出来なくなり、脂肪の寿命である死を迎える。このため、この部分が細胞の死、ひいては体の老化のカギを握っているのではないかと考えられている。 このテロメアを再生させる働きをするのがテロメラーゼと呼ばれる酵素。通常の体細胞には無いが、生殖細胞の卵子や精子、ガン細胞にあり、こうした細胞が無限に分裂していくのを助ける役割を果たしていると見られている。 研究グループは体細胞である皮膚の細胞などを培養し、テロメラーゼを与えた。培養した細胞は通常、70回ほど分裂するが、テロメラーゼを与えた細胞はこれより20回多く分裂した。しかも、分裂した細胞には異常は見られなかったと言う。 |
| ホルモン | ホルモンで若返り 「若い頃の肉体に近づくようにホルモンを補う治療法が注目を集めている。たとえば、ヒト成長ホルモン製剤。小人症に投与するヒト成長ホルモン製剤に、若返りの作用があるかもしれないと考えられるようになったのは1990年代の初頭だ。 成長ホルモンの分泌が思春期をピークに加齢と共に減少し続ける生理現象に着目。米国抗加齢医学研究会が本格的な成長ホルモンの補充療法に取り組んでいる。ここでは加齢が疾病であるという基本理念に基づいている。 加齢は疾病なので積極的に治療すれば、ホルモンレベルを若い頃のレベルに保つことができ、生活の質を向上させられるという理念だ。専門のクリニックでは成長ホルモンだけでなく、その他のホルモンも測定して、総合的なホルモンバランスを25〜35歳の状態になるように補充していく。 ヒト成長ホルモンの若返り効果はどれくらいあるのか?米バージニア大学は、たるみなどの皮膚症状に加え、階段の昇降やバランス感覚などの運動機能や内蔵機能、心肺機能にヒト成長ホルモンが与える効果を総合的に調査研究した。 最も顕著だったのは皮膚と筋肉だった。皮下組織の膠原線維が増えることにより皮膚の弾力が回復。表皮のケラチン皮膚が戻ってくると報告している。 米国では女性ホルモンの分泌バランスが崩れることによって起こる骨粗鬆症や更年期障害などを治す目的で女性の適応患者の40%が女性ホルモンの補充療法が受けている。 |
| 抗体 を測定 |
東京都老人総合研究所と○○製薬は共同で、老化に伴って体内で減少していくタンパク質の量を抗体を使って簡便に測定する手法を開発した。 老人研の丸山直記副所長らが見つけた『SMP30』と呼ぶタンパク質を測定する。このタンパク質は血液や肝臓・腎臓など全身の臓器に存在し、老化とともに減少する。バクテリアからヒトまで多くの生物種が共通して持っている。 SMP30にくっつく抗体を作り、これらの結合状況を調べて量を測定する手法を開発した。 老化は様々な要因が複雑にからんで起きるが、酸化ストレスが深く関わっているとされ、この影響でSMP30が減少すると見られる。ラットの肝臓に四塩化炭素と呼ぶ酸化ストレスの原因となる物質を注入して実験したところ、SMP30の減少を確認できた。ヒトの血液に含まれるSMP30の量も測定できた。 |
| 老化のメカニズム・仮説 | |
| 遺伝子変異 蓄積説 |
●細胞には遺伝子の複製ミスや化学物質などによる変異を修復する仕組み が備わっている。この修復機構がうまく働かなくなり、遺伝子異常が積
み重なって老化が始まると考える説。 ●若年のうちに老化現象のような症状を起こす早老症の患者で遺伝子修復酵素の[ヘリカーゼ]に異常が起きていることが見たかったことから登場。 |
| テロメア説 | テロメアというのは、遺伝子DNAが折り畳まれている染色体の両端部のこと。意味のある遺伝情報は持たないが、鉛筆の芯を保護するキャップのような物らしい。十分に長いテロメアがある細胞は活発に増殖するが、細胞分裂を繰り返す度に短くなり、ある限度に達すると増殖が止まる。すると生体に必要な細胞が不足して老化につながると考えられる。 たとえば、血管内壁の細胞で増殖が止まると、何かの拍子に細胞がはがれても補充がきかない。そこに血栓が生じ動脈硬化を起こすというわけだ。 |
| 広島県立大学とソニー系化粧品会社などのグループは、歯ブラシ状の器具で皮膚をこすって採取した細胞のDNA(デオキシリボ核酸)を調べて肌の老化を簡単に計測する技術を開発した。DNAの末端を分析すると細胞の寿命が突き止められることが知られている。 細胞の寿命がどれくらい残っているかという実質的な老化度は、DNAの末端にある「テロメア」という部分の長さを計測すると分かる。人間の細胞は当初勢い良く分裂するが、30数回あたりを境に次第に分裂速度が落ちて衰えていく。 肌細胞の場合、この境が“お肌の曲がりかど”に相当し、30〜35歳のケースが多い。ただ、単に年齢で決まるわけではなく、細胞分裂した回数、つまりテロメアの長さが重要で、これは細胞分裂がそれまで受けてきた[紫外線]や[寒暖]などの物理的な刺激や[栄養状態]などにより個人差が大きい。 肌の水分含有量などを計測する手法もあるが、曲がりかどの手前なら細胞分裂の勢いは変わらない。しかし、テロメアの長さを調べれば曲がりかどに近いかor遠いかというDNAレベルの肌年齢が分かり、将来の変化も予測出来るという。 |
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| 老化防止 遺伝子説 |
(クロトー遺伝子異常説) 「国立精神・神経センター神経研究所の黒尾誠研究員らが11月に学術誌に発表したネズミは、生後3週間にして以下の老化現象を一通り起こしてしまう。 (a)毛並みがまばら (b)背中が曲がる (c)動きが鈍い (d)体が小さく (e)不妊 (f)寿命が短い このネズミが普通と違うのは、ある遺伝子が壊れているという一点だけ。研究チームは生命の糸を紡ぐギリシャの女神[クロトー]にちなんで『クロトー遺伝子』と名付けた。普通のネズミでは、クロトー遺伝子は主に腎臓の細胞で働き、細胞の表面に独特のタンパク質を作り出す。クロトーネズミは、それが出来ない。 この遺伝子が働かない影響は骨や血管、皮膚など全身に及ぶ。腎臓で出来たタンパク質が血液によって運ばれ、各臓器で若さを保つホルモンのような働きをしているのかも知れない。 ネズミのクロトー遺伝子に相当する人間の遺伝子もすでに分かっている。年齢を重ねるうちにクロトー遺伝子に異常が起き、それがきっかけで老化抑制機構が破綻する・・・・・。 クロトー説の弱点は、普通のネズミは年を取っても、クロトーネズミのような老化現象を起こさないことだ。 |
| 食で補完できる 「協和発酵は、老化を抑制する遺伝子が機能しなくなっても栄養分の摂取で補えることをマウスの実験で明らかにした。老化抑制遺伝子が働かないと骨粗鬆症や動脈硬化などが起こり早死にするマウスが、リン酸を減らし亜鉛を増やしたところ、症状が回復しきちんと成長した。ヒトも同様の遺伝子を持っており、医薬品開発に役立つという。 「クロトー遺伝子」という老化抑制遺伝子を発見した鍋島洋一京都大教授と協力した。クロトー遺伝子は腎臓に多く、他の器官にも影響を及ぼす。機能が失われると、血液中のリン酸やカルシウム濃度が高まる。この遺伝子が機能しないマウスはヒトの老化と似た症状を示し、通常2年程度の寿命が60日程度に短くなる。 遺伝子操作でクロトー遺伝子がほとんど働かなくなったマウスを使い実験した。エサに含まれるリン酸濃度を通常の半分以下の0.4%にすると、オスでは骨の劣化や動脈硬化など遺伝子機能低下に伴う様々な症状がほとんど改善し、寿命も延び、生殖機能も正常に発達した。 一方、メスではリン酸を減らすだけでなく、当時に亜鉛の摂取量を増やしたところ、機能が回復した。牛乳などに含まれるオロット酸と結合した亜鉛を通常の約10倍に当たる0.25%に増やして与えると、正常なマウスと同様に成長。生殖能力も獲得した。 ヒトは腎不全になるとクロトー遺伝子の働きが低下することが知られている。早老症にも関係する可能性が高いが詳しく分かっていない。 |
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