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終末糖化産物
(AGL)

糖化タンパク質





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糖化タンパク質(AGE)
advanced glycosy lation endproducts(AGE)
=「終末糖化産物」

  • 2012年、東洋大学の宮西伸光准教授は、糖尿病などの発症に関わる複数の糖化タンパク質の溶液中の濃度を約3分で検出するセンサーを開発した。

  • 複数のAGEを同時に測れる技術は無かった。
  • 宮西准教授は、糖につく性質を持つ「ガレクチン-3」というタンパク質を使い、センサーを作った。
  • ガレクチンはAGEと結合することで知られる。
  • 半球形のプリズムの裏側にガラス板と金の薄膜を張り、その表面にガレクチンの分子を取り付けた。プリズムに光を当てると金の薄膜によって反射光が生じ、溶液中に含まれる各種のAGEの濃度を測定する。
  • 体の中のAGEの濃度は短期間では変動しにくい。
  • そのために血糖値などに比べて、直近の食事状況などに左右されにくく、健康診断の指標使いやすい。







終末糖化産物 
AGEs(advanced glycosylation end products )
  • 老化と長期の糖尿病患者に現れるタンパク質の構造的・機能的な変異に関与していると考えられているのが終末糖化産物


糖化ヘモグロビン
  • (おいしさの方程式)


  • 老化の方程式)
    • AGEになりやすい糖=果糖>ブドウ糖

  • (予防)
    • “先に野菜・キノコ・海藻などの食物繊維を食べる”





老化が早まる糖尿病患者
  • 「人口の老齢化と共に糖尿病の患者は着実に増えている。
    糖尿病が恐ろしいのは体が糖を利用出来ないからのみではない。
    糖尿病患者は老化が早まるのである。
    老化の特徴である白内障・動脈硬化などが若いうちに起こり、残念ながら寿命も短くなる。
     ではなぜこんなことが起こるのだろう。
  • 1970年代に米国ロックフェラー大学のセラミ教授は、糖尿病患者の血液のヘモグロビンに異常なのが増えているという報告に注目した。これはA1cと呼ばれるヘモグロビンの一種で、 よく調べると、これは普通のヘモグロビンに糖がついたもの(赤血球が糖化したもの)であった。セラミ教授は糖尿病患者は血中のブドウ糖の量が多く、この為ヘモグロビンに糖がついて しまうのではないかと考えた。ところが、糖は単にヘモグロビンに付くだけで なく、我々の体を構成する多くのタンパク質(主にコラーゲン)にくっついてしまう。付くだけならまだましだが、これは次第に変化し、糖化最終生成物と呼ばれるものになる。これは英語でadvanced glycosy lation endproductsとよばれ、この頭文字をとってAGE(終末糖化産物)と呼ばれている。
    • AGEが出来ると、これは他のタンパク質と結合し、褐色の物質に変化してしまう。こうなると皮膚や血管も弾力を失い老化の症状を呈して来るのだ
    実際、
  • 白内障のときの目の水晶体にはAGEが出来てにごっているし、正常の水晶体をブドウ糖の溶液に入れておくと次第にAGEが出来てにごってくる。
  • また動脈硬化のときは文字通り血管壁が硬くなって弾力を失うのであるが、動脈壁をとりかこむコラーゲンはブドウ糖液と一緒にしておくと次第にAGEが出来、お互いにくっつきあい硬くなっていくことが示された。
     

  • そこで人々は、我々の体が自然に老化するのも体のタンパク質やDNAなどが糖化し、次第に機能を発揮出来なくなるからだと考えるようになった。
    • 特に体の細胞で出来る有害な活性酸素を分解するSODという酵素が糖化して機能しなくなるのも大きな老化の原因とされる。
    このように糖尿病の研究が老化そのものの研究に発展したのであるが、では糖尿病の際なぜ動脈硬化が起こりやすいのだろうか。現在の考えは血管壁のAGEに脂質タンパクがつき、壁内に脂質が溜まっていくこと、又、血小板も別のAGEにつき、ここから血管壁の細胞を増殖させる因子を出し、これにより血管が肥厚するというものである。

  • よく頭の疲れをとるにはブドウ糖が一番良い、だからコーヒーに多量の砂糖を入れて飲むのがよいなどという話しがテレビで紹介されたりする。若い頃ならともかく、異常に血糖を上げることは危険きわまりない。
    脳はたしかにブドウ糖しかエネルギー源として用いられないが、必要な時は体のどこからでもとって脳の機能を維持する。動物実験などのデータのみで体全体のバランスを考えない説を信じるととんでもないことになる。


  • (HbA1cが下がる食事)
    先に野菜を食べることで、HbA1c(糖化ヘモグロビン)が下がる。







AGEを抑える
  • 2014年、久留米大学の山岸昌一教授らは、脂肪の老化を促し糖尿病やがんなどの病気に関わる物質の働きを抑える技術を開発した。
  • AGEは「終末糖化産物」とも呼ばれ、脂肪分の多い食物を通じて細胞内に蓄積する。すると、タンパク質が正常に働かなくなり、細胞を内側から傷つける。
  • 研究チームは脂肪細胞内にあるAGEだけを見分けて結合する特殊なDNAの断片をつくった。
  • DNAがくっついたAGEは脂肪細胞の中に溜まりにくくなった。
  • DNAの断片をマウスに注射したところ、太りやすい食事を与えても太りにくくなり、糖尿病を改善する善玉ホルモンの働きも改善した。


AGEの生成を抑える作用があるスパイス
  • AGEとは、糖とタンパク質がつながった物質で、脂肪の多い食物の摂取を通じて細胞内に蓄積する。
  • 糖と結合したタンパク質が劣化し、老化の原因となる。
    • その結果、
    • 皮膚が弾力を失ってシワ・シミ・黄ばみの原因となる。
  • そのほか、骨粗鬆症や心筋梗塞などにつながる。

  • 同志社大学大学院生命医科学研究所の糖化ストレス研究センターが2015年、複数のスパイスやハーブにAGEの生成を抑える効果を確認した。
    • ローズマリー
    • サンショ(山椒)
    • ブラックペパー


AGEが虫歯の進行を遅らせる


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