| 瘰癧(るいれき) |
| ルイレキ 《瘰癧》 |
《リンパ腺結核》 《瘰癧》=瘰癧は主に、頸部リンパ節の結核をさす。 <1>『鼠瘻』『癧子頸』『頸癧』『老鼠瘡』ともいう。 <2>小きいものを『瘰』、大きいものを『癧』という。 <3>初期には形は豆粒の如く、皮膚の色は変わらず、次第に大きく成長し、或いは丸く、或いは長く、或いは単発し、或いは累々として珠を連ねた様で、これを横に押せば移動し、これを上から押さえると痛み、久しく放置して治療しないと壊破し、つぶればおさめがたい。 |
| 【参考】 | 「世医此の症(清湿化痰湯)を瘰癧として誤治すること有り。瘰癧は塊に根有りて深し。此の塊は根なく浅し。又、手を以て推すに痛まず、瘰癧は痛むなり。混ずべからず。清湿化痰湯は凡て湿痰流注経絡関節不利と云うが目的なり。」《勿誤薬室方函口訣》 |
| 【臨床例】 | ☆《井觀醫言》より 「鴻野大太郎の妻、20余才は、瘰癧を患うこと半年で、項背は強ばり痛み、精神が沈滞して気色があがらず、常に微かな悪寒を覚えて、月経は或いは来たり、或いは来たらず、その量も多少不同であった。 頸の左右と、付け根のところに珠数を連ねたように結核がこり、腹は引き連れ痛んで微かに張り、大便は34日に1行という状態であった。脈はや○数であったから、これに葛根加朮附湯を与え、毎夜大黄シャ虫丸を1匁を服せしめて卅余日を経過した。すると、項背の強ばるのは大いに和らぎ、心気もやD伸び伸びとするに至ったが、瘰癧は依然として少しも良くならなかった。 ここに於いて湯薬を止めて、夏枯草煎2剤づつを用い、凡そ20日にして、その結核が半ばを減ずるに至り、残りのものを縮小してきた。堅硬の度も大いに和らいだが、夏枯草煎の臭気を嫌って、強いて服用すると嘔吐を催して、ために食欲が大いに減退するので、葛根+反鼻湯に転じ、また を30余日服せしめた。結核は全部消退するには至らなかったが、気分や身体の調子は頗る爽快になって、経水も順利し、翌年には1子を挙げた。」《荒木正胤》 |
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益気養栄湯《万病回春》 黄蓍建中湯 黄連阿膠湯 海藻玉壺湯《外科正宗》 活血化堅湯《外科正宗》 加味帰脾湯 甘草乾姜湯 柴胡桂枝乾姜湯 柴胡通経湯《万病回春》 柴胡清肝湯《外科枢要》 紫蘇烏薬湯《万病回春》 紫蘇厚朴湯《万病回春》 紫蘇香附湯《万病回春》 紫蘇連翹湯《万病回春》 散腫潰堅湯《万病回春》 梔子清肝散《外科枢要》 十全大補湯 十全流気飲《外科正宗》 小建中湯 小柴胡湯 真武湯 清肝益栄湯《外科枢要》 清肝解欝湯《外科枢要》 大黄牡丹皮湯 当帰建中湯 補中勝毒湯《寿世保元》 抑気内消散《万病回春》 瘰癧加味+逍遥散 |
| 針灸いろは歌 | “るいれきや腺病質を案ずるな肩井、曲池、肺兪がよし” |
| 【民間療法】 | ○アカメガシワ・ウツボグサ・オナモミ・オミナエシ・カラスウリ・キハダ・キランソウ・クララ・クリ・クルミ・サルトリイバラ・スズメ・スッポン・タニシ・ツルドクダミ・トウゴマ・ドジョウ・ニンニク・ヒヨドリジョウゴ・マムシ・ミツバチ・レンギョウ・ワタ。 |
| 関連情報 |
結核」 「頸部リンパ腺炎」 |