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副作用 流産防止で使用のDESに副作用
「DESはホルモン作用を持つ合成エストロゲンで、ジエチルスチルベスロールの頭文字をとった略称。1940年代から約30年間にわたって欧米で流産防止の目的で多数の妊婦に使用された。
その処置を受けた母親が産んだ女児には、成長後に膣ガンの発生する率が高まることが分かり、71年に米国で妊娠中の使用を禁止する警告が出された。胎内でDESに暴露したこれらの女児はまた、生殖器の奇形も多く、この為に不妊症・子宮外妊娠・早産・流産のリスクが高いことも明らかにされた。
  一方、胎内でDESに暴露した男児の場合は、発ガンリスク増大を示唆する事実はない。しかし、男性生殖器の形態異常の頻度は対照群に比べて高い傾向が見られている。DESを使用した当の母親についても乳ガンのリスクが増えることが判明している。
  薬の被害がこれほど長期にわたり、使用された次の世代にまで及ぶことが認識されたのはこれが初めての事件であり、米国ではその追跡調査のための研究チームが設置されている
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