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細辛(サイシン)



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【処方名】 細辛、北細辛
異名・類名 [少辛][小辛][細草][真細辛]
【基原】 樹陰地に自生する多年草、ウマノスズクサ科ウスバサイシンの根・根茎。
中国産は、東北部に自生するケイリンサイシンの全草。
四国、九州中部には、クロフネサイシンが分布。
使用部位 地上部をできるだけ除いた根および根茎
成分
  1. 精油(2~3%):
    methyleugenol (約50%)→抗ヒスタミン作用
    asarylketene β-pinene
    eucarvone
    safrol
    cineol
    l-asarinin
    limonene
  2. 辛味・マヒの主要成分:
    N-isobutyldode satetraenamide peritoline
  3. アルカロイド:higenamine
    静岡薬科大学の小菅教授。去寒薬に分類される[呉茱萸][蜀椒][良姜][丁香]からも単離されている。
    ①“体を温める”作用には精油の作用とhigenamineのβ作用(特に強心作用)などを介した新陳代謝賦活作用が少なからず関与していると考えられる。
    ②β作用を有するので気管支を拡張する
性味 味は辛、性は温。 (温・瀉・燥・降・散)
帰経 心・肺・肝・腎経
“手の少陰の引経の薬”《湯液本草》
“心・肝・胆・脾の4経に入る”《雷公炮製薬性解》
“手の少陰、太陽に入る”《神農本草経疏》
“足の厥陰、少陰の血分に入る”《本草彙言》
薬性歌 “細辛辛温通開竅 少陰頭痛風湿要”
細辛、辛温。少陰の頭痛に。竅を利し、関を通ず。風湿皆用う。《万病回春》




(鎮痛・平喘・去風)
◎風を散じ寒をしりぞけ、水をやり穴を開く。
  1. 傷寒の頭痛
  2. 痰飲喘咳・・・胸を温め、咳や痰を除く。
  3. 風湿痺痛
  4. 鼻渕・歯痛
◎散風・出汗に使う。
    「煎じ・散剤で服用。」
◎肝胆を補う。
    「煎じて飲む。」
◎胆気を養う。
    「水煎服。」
◎風頭痛と脳動を治す。
    「煎・末服。」
◎目をよくする。草決明・鯉魚胆・青羊肝と同じ。
◎鼻臭と肉を除去する。
  • 瓜蒂と同じように用いると瓜丁散になる。肉がたれて外まで出るとき、この薬を塗るとなくなる
◎口臭と腫痛を治す。
    「膿汁を取って熱いうちに口に入れ、冷えたら吐き出す。」
◎風冷歯痛と牙痛を治す。
    「細辛・白の煎じ湯で、うがいする。」
◎手足の拘急に。
    「煎・末服。」
◎アフター性口内炎:
    「9~15gを作末し、蜂蜜orグリセリンで練ってヘソ(臍)に塗布。」
◎辛温発表薬
に分類されるが、他の代表的な辛温発表薬(麻黄・桂枝・防風・羗活)などに比べて発汗力は弱く、単独では発汗解熱作用は十分ではない。
修治 上葉を去る。《万病回春》



  1. 局所麻酔作用
    1. 水浸剤とアルコール浸剤・・・カエルの座骨神経の刺激伝達を遮断。
    2. 煎剤・・・無効
    3. 精油・・・表面麻酔作用あり。
  2. 解熱鎮痛作用
    • 精油の経口投与で。
  3. 降圧作用
    • アルコール浸出液の静注で麻酔イヌの血圧を下げる
  4. 抗アレルギー作用
  5. 抗ヒスタミン作用
  6. 鎮静作用
  7. 静菌作用
注意 細辛は比較的毒性の強い薬物。大量で呼吸停止により死に至る(動物実験)
大量投与で、呼吸停止→死亡。
1日3gまで。




細辛の薬能
  • 《神農本草経》
    • “逆、頭痛脳動、百節の拘攣、風湿の痺痛、死肌を主る”
    • “久しく服せば目を明らかにし、九竅を利す”
  • 《薬性提要》
    • “風湿を散し、停水を行らせ、頭痛脳痛を治す”
          
  • 《古方薬品考》
    • “裏を温め、痰を除き、水を利す”
     
  • 《薬徴》
    • “宿飲・停水を主治するなり。故に水気心下に在って、咳滿し、或いは上逆し、或いは脇痛するを治す。”
      • 「宿飲」=ふだんからたまっている病気の原因になる水。
        「停水」=流れないでたまっている水
        「咳滿」=せきが出て胸がいっぱいになること。
        「上逆」=気が上にのぼる
        「脇痛」=胸痛に同じ。
    • “小青竜湯・麻黄附子細辛湯・大黄附子湯・桂姜草棗黄辛附湯などの方を歴観するに、その咳する者、上逆する者、胸滿の者。脇痛の者、心下堅大の者は、胸脇心下の宿飲、停水の致すところなり。細辛を用ふれば則ち水飲去って、その証已ゆ。”
  • 《重校薬徴》
    • “宿飲停水を主治す。故に、水気心下にありて発熱、咳して胸満する者を治す”
    • “発熱して咳する者、咳逆胸満する者、脇痛する者、皆宿飲停水の致す所なり、故に細辛を用うる時は則ち水飲去って其の証自ら已む。”     
  • 《古方薬議》
    • “咳逆を主り、中を温め、気を下す”
          
  • 《中薬大辞典》
    • “風を去り、寒を散らし、水を行らす”
    • “風冷による頭痛、鼻渕、歯痛、痰飲による咳逆、風湿による痺痛を治す”




薬対
  1. 『細辛+黄連』=口内炎
  2. 『細辛+乾姜』=去痰と去寒
  3. 『細辛+五味子』=去痰
  4. 『細辛+柴胡』
  5. 『細辛+生地黄』
  6. 『細辛+石膏』=歯痛、歯根炎(胃熱に起因する歯根炎と歯痛)
  7. 『細辛+センキュウ』=頭痛
  8. 『細辛+当帰』
    • =悪寒、手足の厥冷などを伴う神経痛、頭痛、腹痛、腰痛、四肢痛、尿路結石、胆石症。慢性虫垂炎、腸疝痛などに→当帰四逆加呉茱萸生姜湯
  9. 『細辛+附子』
    • =去寒、鎮痛、去痺。
    • 元来、冷え症や裏寒証であった者の感冒(少陰病)に伴う発熱(熱感は少ない)、強い悪寒、脈沈、喘咳、全身倦怠感→麻黄細辛附子湯
  10. 『細辛+ビャクシ』=鼻塞と歯痛、頭痛
  11. 『細辛+麻黄』
    • =鎮痛、呼吸困難を改善(鎮痛と定喘)
      実証の水毒による慢性気管支炎、気管支拡張症、気管支喘息、感冒などによる咳嗽、喘息、希薄な多量のタンや鼻水→小青竜湯



配合処方例
  1. 烏梅丸
  2. 細辛湯《普済本事方》
  3. 小青竜湯
  4. 小青竜加石膏湯
  5. 至霊散《聖済総録》(雄黄、細辛)
  6. 当帰四逆加呉茱萸生姜湯
  7. 防已黄蓍湯
  8. 麻黄細辛附子湯《傷寒論》
  9. 射干麻黄湯
  10. 苓甘姜味辛夏仁湯
  11. 苓甘五味姜辛湯《金匱要略》














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