菜食主義        
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適度

肉食
■適度な肉食、身体に有益
米国人の実に7%が菜食主義者(ベジタリアン)である。ただし大部分の人は[オボ・ラクト・ベジタリアン]すなわち卵と牛乳を摂る菜食主義者である。
米国の健康を指導している保険省は1995年からガイドライン第4版で卵乳菜食主義を優れた食事として指定している。日本の厚生省が1日少なくとも20食品を摂る幅広い栄養源を勧めているのとは対照的である。
乳卵菜食主義の長期人体実験はセブンスデイ・アドベンティストという教徒3万人の生涯統計等による。この宗派は禁酒禁煙だが、その要因を差し引いても、ガン・虚血性心疾患・高血圧・糖尿病の罹患率は有意に低かった。
宗派の核心にあるロマ・リンダ医大が低コレステロール等の数多くの医学的利点を発表している。植物食品中心の食事は低脂肪と高食物繊維を特徴とするからである。魚に多く含まれるエイコサペンタエン酸はある程度植物のリノレン酸で補われる。又、タンパク質は穀類には少ないが、豆類を摂ることでかなり補う事が出来る。
菜食主義と聞くと一般に南アジアの厳格な殺生戒の仏教徒のイメージが強い。動物性食品を全く口にしない厳密な菜食主義者を[ビーガン]というが、良質の動物性タンパク質をはじめ、ビタミンB12の他、鉄・カルシウム・亜鉛なども欠乏しやすい。
日本ではかっての仏教による戒律の影響が薄れ、宗教人はもとより一般人からも菜食主義の美点が消えた。欧米人との遺伝的相違もあって、食事の欧風化によって糖尿病や動脈硬化が激増したが、これは欧風化の行き過ぎに原因があると考えられている。肉食は過剰に摂らなければ身体に有益である。第一、卵や乳を作った鶏や牛を食べないのはもったいない
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