情報TOP
naoru.com/なおるコム/ナオルコム/


精子




HOME ブログ 病名検索 医薬品検索 漢方薬検索 50音順




男性不妊症
シーハン症候群
コンドロイチン

環境ホルモン
精子が少ない




精子
  1. 男性生殖器は、精子をつくる精巣(睾丸)と、精子の通路となる精巣上体(副睾丸)や精管、付属器の精嚢や前立腺、交接器の陰茎からなり、受精に関わる役割を果たしている。
  2. 陰茎の長さ・・・・・・・・・約8cm(弛緩時)
  3. 精巣(睾丸)の長さ・・・4〜5cm
  4. 精管の長さ・・・・・・・・・約30cm
  5. 精管の太さ・・・・・・・・・約3mm
  6. 前立腺の長さ・・・・・・・約2.5cm
  7. 前立腺の厚さ・・・・・・約1.5cm
  8. 前立腺の幅・・・・・・・・約4cm
  9. 前立腺の重さ・・・・・・・約20g
  10. 精子の数・・・・・・・・・・1日約3000万個
    • 精巣でつくられた精子は、精巣から精巣上体へ送られ、その中の精巣上体管に入って2週間ほどととまって成熟する。そのあいだに遊泳するようになり、受精能力を獲得する。
    • 成熟した精子は、精管、尿道を通って射精されるようになる。
    • 精子は体内では何週間も生きているが、射精されて体外に出ると、37℃の体温では24〜48時間しか生きられない。
    • 女性の膣内は細菌感染を防ぐために酸性になっているので、大半の精子が死んでしまう。
  11. 精子の速度・・・・・・・・毎分2〜3mm







精子の保存
  • 精子は高温の環境下におくと、活発に運動するが早く死滅する。
  • 鳥類の体温は41℃と高温だが、交尾後にメスの体内に侵入した精子の運動を呈しさせ受精させる力を維持できる。
  • 生物の体内では低酸素状態で糖からエネルギーをつくる時、最終産物として乳酸が多く作られる。
  • 酸素濃度が低い部位に集まる試薬をウズラに投与すると試薬が精子貯蔵管に集まった。
  • 2016年笹浪知宏・静岡大学准教授らの成果。

精子が卵子の膜を2回通過する
  • 2012年、大阪大学と米ハワイ大学のチームは、マウス実験で、精子が卵子の周囲の膜を通過できるのは1回限りだとする定説を覆した。
  • 岡部勝・大阪大学教授は“生命の神秘である受精の仕組みの一端を明らかにし、定説を実験的に覆した。研究が進めば、少ない精子での人工授精や不妊治療などに応用できるかもしれない”という。
  • 成果は米科学アカデミー紀要に掲載。
    • 卵子を取り囲む透明帯に精子が接触すると、精子の頭の先端にある袋が破れ酵素などが放出される「先体反応」が起き、透明帯を通過して受精する。
  • 定説では先体反応が起きた精子は、二度と透明帯を通過できず受精できないとされていた。
  • 研究チームは、精子が透明帯を通過できるが、卵子と受精できないよう遺伝子操作したメスのマウスを作製した。このメスと通常のオスを交尾させ8時間後に卵子を採取すると、多数の精子が透明帯を通過するものの受精できず、卵子のまわりに溜まっていた。
  • たまった精子を取り出して正常な卵子にかけ、数時間後に観察すると、再び透明帯を通過し受精していた。
  • この受精卵から正常な子も生まれた。
  • 従来考えられていたよりも先体反応の持続時間が長いため透明帯を2回通過できたとみられる。


精子の運動を制御するタンパク質・・・カラクシン発見
  • 2012年、筑波大学の稲葉一男教授らは、精子が受精で卵に近づく際に重要な役割を果たすタンパク質を発見した。
  • 精子は直進運動と方向転換をくり返しながら卵に近づくが、新たに見つけたタンパク質は精子の方向転換を司る。
  • 精子は卵からデル誘因物質に引き寄せられて卵に近づいていく。
  • 研究チームは海に生息するホヤから「カラクシン」というタンパク質を発見。カラクシンの働きを抑えた精子はその場でグルグル回転するだけで、卵に近づけなくなることを突き止めた。
  • 逆に高濃度のカルシウムとカラクシンがあると、モーターの役目をするタンパク質に結合して進行方向を変えることができた。
  • カラクシンは体内の絨毛にも含まれる。
  • 絨毛に異常が生じると、水頭症や気管支炎、腎炎などの「絨毛病」を引き起こす。


機能性RNA・・・マウスの精子から
  • 2012年、理化学研究所と新潟薬科大学、仏ニース大学のチームは、マウスの精子に2種類の新たなRNA(リボ核酸)が含まれていることを発見した。
  • 機能性RNAと呼ばれ、受精して卵子に入ったた後も細胞核の中で維持されることが多いという。
  • 新たに見つかった2種類のRNAは、発生の初期に遺伝子発現を制御している可能性が出てきた。
  • 精子の中には子どもの代で働くRNAがあり、DNA(デオキシリボ核酸)以外の物質も遺伝情報を伝える物質として機能している可能性がある。









精子幹細胞
精子幹細胞遺伝子
  • 2009年、京都大学の篠原隆司教授と東京医科歯科大学の李知英特任講師らは、精子の元となる精子幹細胞が増殖するのに必要な遺伝子を突き止めた。
    成果は7/2の米科学誌セル・ステムセルに掲載。
    精巣内ではまず、精子の幹細胞が作られ、やがて精子になる。篠原教授は体外では増えにくい精子幹細胞を、増殖に関わるタンパク質などを加えて増やす手法を開発済みだった。
    研究チームは、遺伝子導入技術を使って細胞分裂などを促す『Ras』と『サイクリン』という2種類の遺伝子を直接入れた。いずれも増殖タンパク質を使わずに精子幹細胞を増やせることが分かった。
    精子になる能力を確認するため、精子が作れないマウスの精巣に、作製した精子幹細胞を移植した。Rasを導入したタイプは精子に成長したが、サイクリン導入タイプでは精子ができなかった。
    Rasやサイクリンが過剰に働いてしまうと腫瘍を作ることも分かった。

精子幹細胞の寿命1〜2週間
  • 2010年、自然科学研究機構・基礎生物学研究所の吉田松生教授と英ケンブリッジ大学なとのチームは、マウスの精子の元となる「精子幹細胞」が分裂する仕組みを解明した。
    従来は幹細胞が常に新しい精子と新しい幹細胞に分裂すると考えられていた。
    ショウジョウバエの研究から、幹細胞は分裂すると、精子と新しい幹細胞に分かれるとされ、マウスやヒトでも同様の仕組みで分裂していると考えられてきた。
    ところが、マウスの精子幹細胞に目印をつけて分裂後の変化を生後1年ぐらいまで追跡したところ、幹細胞の寿命は平均1〜2週間で、分裂後の細胞が精子だけになる場合もあり、失われた場合はほかの幹細胞で補っていた。
    吉田教授は「この仕組みなら、幹細胞が失われても、ほかの幹細胞が補って精子を作り続けられる。よりよい幹細胞を残す仕組みとも考えられる」と説明。

精子幹細胞を誘導する物質
  • 2012年、京都大学の篠原隆司教授や篠原美都助教らは試験管内で培養した精子の元になる精子幹細胞を精巣に移植した際の接着率を高める技術開発した。
  • 精子幹細胞を増殖に適した場所へ誘導する物質を特定した。
  • 米科学誌「セル・ステム・セル」に掲載。
  • マウスの精巣の細胞の一種を下地にして精子幹細胞を培養する手法を開発した。
  • その際、精子幹細胞に誘導に欠かせないタンパク質「CXCL12」を見つけた。
  • 精子幹細胞は精巣の特定の場所で増殖する。周囲の精巣細胞に遺伝子を導入してCXCL12を過剰に分泌させてやると精子幹細胞の移動が約2倍になり生着率が高まった。









精子頭部を正常に形作るたんぱく質
  • 2016年、筑波大学の兼森芳紀助教と馬場忠教授ら。
  • タンパク質「ACRBP」が無いと、精子頭部の細胞小器官に本来あるはずの構造物がつくれず、卵子と結合する能力が大幅に下がる。









解説TOP通販TOP広告TOP病院ランキング血液検査