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- 烏梅丸
- 1幕臣の娘17歳が、1日発狂したので、はじめ柴胡加竜骨牡蛎湯を用いた。これで効があるようでもあり、無いようでもあり、数日たつとまた再発する。そこで三黄瀉心湯を用いてだんだん良くなった。その後、1年半ほどたって、突然手足が冷たくなり、脈が微になり、舌は湿り、熱は無いのに、ひどく口渇があり、不語、不食、大便秘結という状態になった。しかし精神は錯乱せず、顔色も虚脱の状がない。とても不思議に思われたけれども、脈微、手足厥冷によって真武湯を与えてみたが効がない。いよいよおかしいことだと思っている時に、一案を得た。
思うに、これは、厥陰篇首条の“消渇、気上って心をつき、心中疼熱飢えて食を欲せず、食すれば則ち蚘を吐す”とある場合であろうと。
そこで烏梅丸を与えたところ、諸症は次第にとれ、よだれのようなのを吐き、7、8日たって大便の通じと共に、回虫が3匹下って、そのまま治ってしまった。《椿庭夜話》
- 黄連解毒湯+牛黄清心丸
- 牛黄清心丸+陳久散
- 石膏黄連甘草湯
- 「越中の醫生、某男、年三十ばかり、狂を発し、喚叫して妄走し、水火を避けず。醫生頗る其の術を盡くして之を救うも一として其の效なし。是において、《吉益東洞》先生の名を聞きて詳かに證侯を録す。
懇に治方を求む。
その略して曰く、「胸膈煩悶し、口舌乾燥し、水を飲まんと欲して休む時なし」と。先生乃って石膏黄連甘草湯及び滾痰丸をつくりて之を贈る。百餘剤を服して全く常に復す。」《建珠録》
- 桃核承気湯+陳久散
- 防風通聖散+陳久散
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