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| 【学名】 | Hypericum perforatum |
| 【英名】 | St John's Wort(SJW) |
| 【和名】 | 西洋弟切草(オトギリソウ科) |
| 【利用部位】 | 地上部 |
| 【効能効果】 | 切り傷 やけど 神経痛 抑うつ状態 社会不安障害(SAD) |
| 作用 | セロトニン抑制作用 |
| 利用法 | 薬用範囲が広く、 (1)中世には深い刀傷の治療に用いられ(殺菌作用がある)、 (2)植物油の中に花を入れて成分抽出したオイルは外用薬として神経痛に効果があり、座骨神経痛の痛みを和らげる作用もある。またこのオイルは皮膚の体温を下げるのでヤケドにも効き、さらに、空腹時に少量服用すれば、胃炎や胃潰瘍の治療薬になると言われている。 (3)利尿作用もあり、体内から老廃物を排出するのを助け、この浸出液は痛風や関節炎の治療に良く、 (4)夜尿症の治療にも用いられる。その場合、オイルを脊椎の底部によくすり込む。 (5)この植物は主として神経の鎮静薬、更年期の抑うつ状態の治療薬として、 (6)さらに、気管支炎の際の去痰薬として使われている。 (小学館「ハーブ大全」p68) |
| 抗ウツ薬 | 天然の抗ウツ薬 ヨーロッパや中央アジアに分布する直立性の多年草で、葉や黄色の花には斑点があり、指でこすると赤い液がしみ出てきます。ヨーロッパではこの赤い液が血のような色をしているため、魔よけに使ったり、心の闇を照らし悪霊を追い脱す「サンシャインハーブ」として不眠症や、ウツ病、ヒステリーなどの治療に用いていました。 セントジョーンズワートは神経系の回復強壮剤ともいえるハーブで、落ち込んだ気分や不安、イライラを軽くし、精神を高揚させてくれる効果があります。有効成分のペルフォリンが脳内セロトニンの濃度を増加させることで抗ウツに働いています。(松栄堂「心と体の健康」p14〜) |
| ピル | ■ピルの効果をそぐ恐れ 「SJWという植物を含み、「ストレスが解消する」「気分がすっきりする」などとして市販されている健康食品が、経口避妊薬(ピル)など一部の医薬品の効き目を落とすおそれがあるとして、厚生省は10日、これらの医薬品の添付文書に「SJW含有食品と併用しない」と明記するよう製薬会社に改訂を指示した。食品の関係業者に対しては、SJWを含有することや、医薬品との併用を避ける注意書きを製品に明示するよう指導した。 同省によると、対象となる医薬品は、国内で使われているすべてのピルのほか、抗HIV(エイズウイルス)薬、免疫抑制薬、心臓病治療薬、気管支拡張薬など8つの薬効の計28成分。 SJWによって、これらの薬物を代謝する特定の酵素が体内に増え、有効成分の血中濃度が下がるため、本来の効果が得られなくなるという。 国内ではこれまでに、同食品と医薬品との相互作用による健康被害は報告されていない。 SJWは主に欧州から中央アジアにかけて分布している植物で、和名は『セイヨウオトギリソウ』。欧米では抽出成分を錠剤にした製品が広く流通している。」 |
| 相互 作用 |
セントジョ−ンズワートは他のハーブと違い、もっぱら薬用として使われてきました(セロトニン増加作用があるとされています)。主な薬効は抗うつ作用や精神安定で、同様の作用を持つ他のハーブと比べてもその効果は一歩抜きに出ているといえます。ほかにも更年期障害や生理痛の緩和、生理前後の精神不安などの婦人科領域の症状の改善、ちょっと変わった所ではおねしょにも有効な事が知られています。 ストレスの多い方や自律神経失調気味の方は一度試してみると良いでしょう。 ★ただし、セントジョ−ンズワートには併用すると問題がある医薬品類が報告されています。以下の薬を使われている場合は利用できません。 免疫抑制剤、経口避妊剤、強心剤、気管支拡張剤、抗てんかん薬、抗不整脈薬、抗HIV剤との併用は、これらの薬の効果を減弱させる為使用できません。 シクロスポリン タクロスリム水和物 経口避妊薬 アミノフィリン コリンテオフィリン テオフィリン ワルファリンカリウム 塩酸アミオダロン 塩酸プロパフェノン 硫酸キニジン カルマバゼピン ジギトキシン ジゴキシン メチルジゴキシン 硫酸インジナビル(抗HIV薬) アンプレナビル(抗HIV薬) エファピレンツ(抗HIV薬) メシル酸サキナビル(抗HIV薬) メシル酸デラビルジン(抗HIV薬) メシル酸ネルフィナビル(抗HIV薬) リトナビル(抗HIV薬) その他の医薬品との併用には問題は報告されていませんので、基本的に使用は可能です。 |
| 関連情報 |
「痛風」 「夜尿症」 「関節炎」 「抑うつ状態」 「ウツ病」 「不安」 「イライラ」 「不眠症」 「ヒステリー」 |