せき)cough
トップへ戻る病名・症状セキ咳嗽)  
ドクトルアウン・毒をとってあうんの呼吸で元気にキレイになりましょう
関連情報
喘息」「咳嗽「小児喘息」「気管支肺炎」「慢性気管支炎」「過敏性肺臓炎」「原発性異型肺炎」「ケイレン性咳嗽」「逆流性食道炎」「タンが出る」「乾咳」「クラミジア」「Wegener肉芽腫症」「百日咳」「自然気胸」「シックハウス症候群」「サルコイドーシス」「スエヒロタケ」「病気」「ストレス」「栄養補助食品」「ムチ打ち症

副作用でせき
アデカット」「セレクトール」「タナトリル」「ミケラン」「リピトール

セキ
が続く
咳の出方は様々な種類があり、病気によって異なります。出方を大まかに言うと、突発性・急性・慢性の3つに分けられます。突発性は異物やガスを吸い込んだ場合など、急性は風邪・肺炎・心不全などです。気管支喘息は急性の咳を伴う発作が続きます。慢性は慢性気管支炎や気管支拡張症、結核など、長いと年単位に及ぶこともあります。タンを伴う湿ったセキか。そうでない乾いたセキかで病気の大まかな見当を付けることが出来ます。
セキの種類だけで特定するのは難しく、どんなときに出るか、セキ以外の症状、胸のX線検査、アレルギー検査、気道の収縮をみる気道過敏性検査、タンの細菌検査などで病気を絞り込みます。たいていはそれで分かりますが、特徴がはっきりしないことも少なくありません。ある程度見当を付けた上で治療を進め、効果が無ければ別の病気を疑ってみることになります。気管支喘息は発作時に呼吸に伴って“ゼーゼー”という音かし、横になると息苦しくなります。こうした症状やアレルギーがなく、寒い季節にセキが目立つようでした初期の慢性気管支炎かもしれません。気管支に最近が感染するなどして炎症を起こし、タンが生じてセキを繰り返します
精神性咳嗽:
季節に関係なく長期にわたって乾いたセキが続く
▽睡眠中はセキが出ない
▽慢性気管支炎などに使う薬の効果がない、などの特徴があり、
アレルギーや胸のX線検査に異常は現れません。対人関係や繰り返すセキへの不安などが誘因となっているかもしれません。
慢性気管支炎の場合は根治が難しく、炎症を抑える薬や気管支を広げる薬、せきを鎮める薬などを使って悪化を抑え、症状を楽にする治療をします。寒いときは温かい服装をする。喫煙など体に悪いことをしない。腹式呼吸を覚えて効率よい呼吸をすることなどが大切です。神経性咳嗽のように心理的なものは、背景をはっきりさせる当帰飲子共に、カウンセリングや心理療法を中心に市、不安を取り除く薬を使います。
病名がはっきりしない時は、他の病気を疑うことが大切です。
セキが出る病気には心臓の病気も含め見落としてはいけない病気が結構あります。1回の検査で可能性が否定されても慎重でなければなりません。
せきの出る
理由
<1>冷たい空気など刺激によって、
<2>気道に入った異物を吐き出そうとする、
<3>咽頭や喉頭に炎症が起きて、その分泌液を出そうとする
<4>気管支や肺の病気の時にタンを出すため、
<5>胸膜が刺激される胸膜炎の初期などが考えられます。
慢性閉塞性肺疾患(COPD)
高山病

逆流性食道炎
タバコのけむり
米国立衛生研究所やシンガポール国立大学などの研究チームは、子供時代に親の喫煙で副流煙にさらされると、大人になっても慢性的なセキなどに悩まされることが多いことを確認した。
シンガポールに暮らす35000人の非喫煙者を対象に調査。子供の頃に喫煙者と暮らした場合、成人後に慢性的に咳が出る確率は2倍だった。ただし、毎日リンゴ2個分の食物繊維を摂取すると、症状が軽減した。食物繊維の抗酸化作用が、肺をタバコの煙などの有害物質から守るためと考えられる。
夜のセキ 布団に入って体が温まるとセキが出る・・・気管支喘息の予備軍に多く、気道に炎症が起きている可能性がある。
逆流性食道炎




タン(痰)がでない咳 (症状) (原因) (検査)
咽喉頭の結核 <1>慢性炎症では局所症状のみ。
<2>嗄声を伴うことが多い
<1>大量の喫煙。
<2>口(呼吸)からの慢性炎症
耳鼻咽喉的検査
梅毒
悪性腫瘍
百日咳
肺門リンパ節結核 <1>縦隔圧迫による症状。
<2>顔面の浮腫
<3>呼吸困難・嚥下困難
<4>Velcroラ音
気管の圧迫 胸部X線像
気管支鏡
気管支造影
動脈瘤
肺ガン
縦隔腫瘍
胸膜炎 <1>発熱・胸痛・呼吸困難。
<2>胸部理学的所見。
<3>背部の打診
結核、腫瘍 胸部X線像
赤沈
胸腔穿刺
神経性咳(心因性) <1>既往歴+せき発作
<2>特有の精神的素因
精神的環境 問診
胃食道逆流症 夜間にセキが出る 胃食道逆流症(就寝中の激しい咳) 胃食道造影
内視鏡検査
心臓性喘息
びまん性間質性肺炎 <1>呼吸困難
<2>急性〜慢性まで種々の症状
<1>原因不明
<2>膠原病から
<3>有機粉塵・薬物
<4>放射線
胸部X線像

タンが出る咳 タンの状態 参考
気管支拡張症 <1>朝に多く、ときに大量。
<2>コップにとると3層に分かれる
<1>咳・痰が唯一の症状であることが多い。
<2>肺炎・気管支炎を起こしやすい
気管支肺炎 粘液性→膿性 <1>発熱、せき、タン、胸痛。
<2>他疾患に続発することも多い
急性気管支炎 <1>水に沈まない、粘性。
<2>検鏡・培養で各種細菌を認める
<1>当初は咳のみ。
<2>散発的に湿性ラ音
慢性気管支炎 水に沈まない、粘性。
検鏡・培養で各種細菌を認朝、咳と共に痰を喀出する
咳・痰が唯一の症状のことが多い
びまん性
汎細気管支炎
<1>午前中に多く
<2>膿性タン(20〜200ml/日)
<1>初期はタン・セキのみ。
<2>進行すれば労作性呼吸困難
肺化膿症 <1>膿性・大量のタン。
<2>弾力線維、白血球、各種細菌、ヘマトイシン結晶などを含む。
<3>コップで3層を形成する。
<4>甚だしい悪臭あり。
<5>肺の壊死組織片を含む
<1>発熱・咳・タンが主徴。
<2>激しいせき。
<3>タンは大量で悪臭。
<4>高熱・発汗・羸痩・全身衰弱をきたす
肺結核 <1>膿性、量少ない。
<2>血痰・喀痰を伴うことも。
<3>結核菌の確認で確実
微熱、倦怠感、盗汗、体重減少
肺ガン <1>喀痰・血痰少ない <1>肺門部はセキで始まることが多い。
<2>初期にはX線像に異常のないことあり。
<3>無気肺・肺炎を伴いやすい。
<4>胸痛あり
肺気腫 <1>早期では早朝に喀出。
<2>粘液性で排出後症状が軽快することが多い
<1>感染が加わると膿性になる。
<2>経過につれセキ・タン・喘鳴・呼吸困難(呼気性)が強くなる
大葉性肺炎 <1>典型的な色は淡紅色orさび色。
<2>量少ない
<1>セキ・タンは軽微。
<2>胸痛・頭痛・高熱・呼吸困難が目立つ
心不全肺水腫 <1>水性のサラサラしたタン
<2>心不全細胞・バラ色の着色を見ることあり
<1>体動で激しくなり
<2>休息・投薬・利尿で軽くなる

鎮咳薬(西洋薬)
中枢性
麻薬性
鎮咳薬
オキシメテバノール [メテバニール]
リン酸コデイン [リン酸コデイン]
リン酸ジヒドロコデイン [リン酸ジヒドロコデイン]
合剤 [オピセゾールコデイン]
[カフコデインN]
[セキコデシロップ]
[濃厚ブロチンコデイン液]
[フスタコデイン]
[フスコデ]
中枢性
麻薬性
鎮咳薬
アヘン
アルカロイド
ノスカピン [ナルコチン]
[ノスカピン]
合成化学物質 塩酸エプラジノン [レスプレン]
塩酸ホミノベン [レノプタン]
グアイフェネシン [フストジル]
クエン酸ペントキシベリン [クエン酸カルベタペンタン]
[トクレス]
臭化水素酸デキストロメトルファン [ハイフスタンM]
[メジコン]
ヒベンズ酸チペピジン [アストミン]
[アスベリン]
リン酸ジメモルファン [アストミン]
合剤 [メジコンシロップ]
生薬 キョウニン(杏仁) [キョウニン水]
桜皮エキス [ブロチン]
シャゼンソウ [フスタギン]
合剤 [アスゲン]

去痰剤(西洋薬)
粘液溶解剤 アセチルシステイン [ムコフィリン]
塩酸エチルシステイン [ダイエース]
[デスタニン]
塩酸L-メチルシステイン [ゼオチン]
[ペクタイト]
塩酸ブロムヘキシン [ムコフィリン]
粘液修復薬 カルボシステイン [ムコダイン]
粘液潤滑薬 塩酸アンプロキソール [アンブロン]
[フストレス]
[ムコサール]
[ムコソルバン]
気道分泌細胞正常化薬 フドステイン [クリアナール]
[スペリア]


【民間療法】 ○アカネ・アミガサユリ・アンズ・イタドリ・イチイ・イチョウ・イブキトラノオ・ウイキョウ・ウスバサイシン・オオニンニク・オオナコ・オニグルメ・オニユリ・オモト・カキ(柿)・カニ・カリン・カワラケツメイ・カンアオイ・カンゾウ・キキョウ・キランソウ・キンカン・クコ・コノテガシワ・ゴボウ・サクラ・サボンソウ・シオン・シソ・ジャノヒゲ・ショウガ・ショウブ・セネガ・ソテツ・ダイダイ・チガヤ・チクセツニンジン・チョウセンゴミシ・ツリガネニンジン・テンナンショウ・トウキ・トチバニンジン・ナス・ナタマメ・ナツメ・ナンテン・ニワトリ・ヌルデ・ネムノキ・ハハコグサ・ハラン・ヒオウギ・ヒトツバ・ビナンカズラ・ビワ・フキ・ヘチマ・ホオズキ・ホオノキ・マオウ・ミカン・ヤブコウジ・ヤブラン・ユキノシタ・ヨモギ・ロウバイ。
○[柿のヘタ+カンゾウ]
【色彩療法】 1>レモン色
2>青色
3>緑色
【芳香療法】 (蒸気吸入、マッサージ)
<1>タイム
<2>安息香
<3>ユーカリ
<4>乳香
<5>ラベンダー
<6>マージョラム
<7>サンダルウッド
咳に用いる漢方薬あれこれ 甘草湯
甘麦大棗湯
五苓散
柴胡桂枝乾姜湯
滋陰降火湯
小青竜湯
小青竜湯+麻杏甘石湯
四物湯
続命湯
大柴胡湯
麦門冬湯
茯苓飲
養陰清肺湯
六君子湯
六味丸

咳嗽 (がいそう)せき(喘)のこと
(がい)=声があってタンのないもの
(そう)=声が無くてタンのあるもの
(ぜん)=「疾き息なり口に従いeの声」<説文>
日本訓「あへぐ」。短い息づかいでハァハァすること。
喘急 (ぜんきゅう)=ぜんそく=気管支喘息
喘鳴 (ぜんめい)=ゼーゼー・ヒューヒューという呼吸音のこと(狭窄音)
喘咳 (ぜんがい)=喘して咳嗽するもの。セキが出てゼイゼイとノドが鳴るをいう。
咳逆 (がいぎゃく)=咳嗽して気が上逆するもの
咳唾 (がいだ)=せきをしてタンを吐く。
(がい)=「逆気なり欠(体の曲げる様を示す)に従い亥の声」<説文>
セキをする時、体の筋肉を緊張させ一気にはき出すこと。
ゥ嗽 (がいそう)=しはぶき=急性・慢性気管支炎
哮喘 (こうぜん)=漢方の病証名。
哮証と証が合併したもの
「哮」=呼吸が気急し、痰鳴声があるもの。咳の発作時には哮と喘が一緒に現れるので哮喘と言われる《丹渓心法》


治験
滋陰降火湯
17歳女性。
平常健康な娘であったが、最近咳が出るようになり、胸も少し痛むが大して気にもしないでいたと云う。然し身体がだるいので静養のつもりで網島温泉に行き、却って具合が悪いと云って来院する。
診ると肥った女で、色は黒いが血色は良く、ニコニコしていて一寸病人には見えない。ところが脈を診ると、130〜140あり、手は熱くないが脇の下は熱い。そこで体温を計ってみると39.4℃ある。自分では寒気はするが熱感はないと云う。聴診すると聴診器の当て具合でラッセルが聴こえたり聴こえなかったりする。便秘していて背にヘルペスがある。私は肺炎と診断して小柴胡湯を与えた。然し翌日診る と薬効はない。咳は多くなり、胸苦しく脈を診ると強い滑脈を帯びてきた。呼吸困難が激しくなってきたので柴陥湯を与えた。
その翌日は熱は38.4℃が最高で呼吸はやや楽になったが、咳はますます激しい。聴診するろ呼気延長が強くなり、気管支音を思わせるような荒い呼吸音が聴える。更に柴陥湯を続けると翌日熱は少し下がったが、脈は140で熱の割に数して悪い徴候である。依然として呼吸困難にも変化がないので竹葉石膏湯に代えてみる。2日続けると今度は舌が黒くなり、脈は120くらいになり、全体の様子は悪化してきた。そこで私はこれは唯の肺炎ではなく結核性のものだと思うようになり、結核の肺炎型とみて、直ちに滋陰降火湯を与えた。これにて翌日はあれほど劇しかった咳が嘘のようにほとんど止まった。2日経 って診てみると脈は100になり、その他の病状も順調に良くなり本方を続けて12日目には起きられるようになった。患者は調子が良くなったので、田舎へ帰ると云ったが、病気の性質上なお3ヶ月は服薬を要する事を告げてさしあたり1週間分の薬を持たせ帰った。併しそれきり服薬を怠ってしまった。後で聞いた話であるが、約1ヶ月ほどして又悪くなり、田舎の医者にかかっている中に結核性脳膜炎を併発して、1ヶ月位で死んだと云う。《矢数有道》
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