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| 赤痢 | ⇒粘・血・膿性の下痢が頻回に起こり、腹痛がみられる病態。 ◎赤痢菌又は赤痢アメーバの経口感染によって大腸粘膜が侵される。 「下痢に血が混じって熱がある。 細菌感染症の一つ。」 「細菌性赤痢。赤痢菌が大腸のS状結腸や直腸の粘膜を侵し、カタル性ないし潰瘍性の病変を作るために、発熱・下腹部痛・下痢などの症状を呈する伝染病である。」(南山堂ー医学大辞典) |
| 病態 | 赤痢菌の経口感染による2類感染症 |
| 赤痢の原因 | <1>Shigella属 <2>経口感染・・・・旅行歴をチェック <3>潜伏期間:2〜5日。 |
| 赤痢の症状 | <1>発熱・腹痛。 <2>粘液便。 <3>しぶり腹。 ■発熱・・・・・急激に発熱し、持続は1〜2日間。 ■下痢・・・・はじめは水様性。次第に粘液便〜膿粘血便。1日数十回のことも。 ■腹痛 ■裏急後重(1しぶり腹) |
| 【臨床検査】 | 好中球(↑) 白血球・・・増加 CRP・・・・・上昇 赤沈・・・・・亢進 低カリウム血症 クレアチニン・・・上昇 血清タンパク・・・低下 便培養・・・・便に菌を検出。 |
| エジプト旅行で 赤痢感染が急増 |
「ピラミッド見学やナイル川クルーズなどで人気が高まっているエジプトで、赤痢に感染する日本人旅行者が急増している。同国内で赤痢が流行している訳ではなく、なぜ日本人に急増しているのか、関係者も首をかしげている。 注意して氷や水も飲んでいない人が感染している例もある。 成田空港検疫所によると、今年に入ってからエジプト渡航者からの赤痢菌検出件数は48件。 |
| 耐性、菌同士 が伝達 |
東大医学部教授だった故秋葉朝一郎氏は多剤耐性菌出現の仕組みについて独創的な仮説を提示した。それは多剤耐性菌というのは突然変異と選択の繰り返しによって1つずつ耐性を獲得していくのではなく、何かの作用で多数の抗菌剤が効かない菌が一度に誕生するというものだった。当時の学会の常識からすれば突飛としか言い様のない仮説だったが、その根拠になったのは、疫学や微生物遺伝学の常識では説明出来ない不思議な現象が起きていたからだ。 抗菌剤が効く菌で始まった流行で、感染源が同じなのにやがて4剤に対して耐性のある菌の患者が発生した。また患者に1つの抗菌剤を与えただけなのに一挙に4剤耐性菌を排出するようになった。分離された耐性赤痢菌は4剤耐性菌が圧倒的に多く、1〜3剤に対する耐性菌は少なかった。抗菌剤1つ1つに対して順次耐性を得ていくならば、1〜3剤耐性菌の方が4剤耐性菌より圧倒的に多くなければ説明がつかない。 秋葉教授らは、腸管内にいる多剤耐性菌の影響で赤痢菌が一挙に多剤耐性を得るのではないかと考え、多剤耐性大腸菌と赤痢菌を混合培養した結果、多剤耐性赤痢菌を得ることに成功した。同じ頃名古屋東市民病院の故落合国太郎病院長も独立に同じ結論に達していた。 この発見に続いて日本でも多剤耐性の研究が急速に進展し、日本の研究者が世界の最先端を独走。不思議な現象を起こす「犯人」は後に『Rプラスミド』と呼ばれる、菌と菌との接合によって伝達される遺伝因子であることが明らかになった。やがて半信半疑で傍観していた欧米の研究者も参加して、国際的にも最もホットな研究領域の1つになった。その結果、、多くの菌でプラスミドの伝達によって耐性が広がることが分かり、耐性菌問題はますますその重要性を増してきている。 |
| 感染の仕組み | 東京大学医科学研究所は、赤痢菌が細胞から細胞へと感染を広げていく仕組みを解明した。細胞の中の構造を壊すタンパク質を作って動きやすくし、となりの細胞へと移動する。200611/10のサイエンスに掲載。 細胞に感染した赤痢菌を、電子顕微鏡や共焦点レーザー顕微鏡などで観察した。『VirAタンパク質』という菌の表面に分泌されるタンパク質が、細胞の中で網目状に広がっている微小管という構造だけを選んで壊すことが分かった。 赤痢菌は細胞の別の構造を壊して得たタンパク質を自分の後ろにくっつけ、前に進む推進力として使う。同時にジャマな微小管も壊していることは分からなかった。発疹チフスを起こすリケッチアなど、細胞内を動く他の菌も同様の仕組みを持っているとみている。 |
| 原因タンパク質 | 2007年8/23、東京大学医科学研究所の笹川千尋教授らのチームが、赤痢菌の感染で必ず作用しているタンパク質を見つけた。米科学誌「セル」に掲載。 赤痢菌は口から体内にはいると腸管の上皮細胞に感染し、そこから隣接細胞へ次々と感染して激しい炎症性の下痢を引き起こす。 一方、腸は上皮細胞を数日で入れ替えて、様々な菌の感染を防いでいる。 研究チームは、赤痢菌が上皮細胞の交代周期を遅らせるタンパク質を放出していることを突き止めた。 同様のタンパク質を放出するものに[病原性大腸菌][サルモネラ菌][ピロリ菌]などがある |
| 【民間療法】 | ○ウメ・オウレン・オオバコ・ケイトウ・キンミズヒキ・ゲンノショウコ・ザクロ・スッポン・ダイコン・ナズナ・ニンニク・ノキシノブ・ハチク・ヨモギ。 |
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益元散+木通・芍薬・陳皮・白朮、+保和丸 黄連阿膠湯 加減平胃散 甘草乾姜湯 桂枝加芍薬大黄湯 桂枝湯−桂+茯苓白朮湯 固腸丸 三黄瀉心湯 三物備急丸 梔子乾姜湯 大黄牡丹皮湯 大承気湯 地楡散 調胃承気湯 桃核承気湯 桃花湯 当帰芍薬散 導赤地楡散 白頭翁湯 |
| 針灸いろは歌 | “えきりだと気付きし時はいち早く気海、天枢、命門(小児用)” |
| 細菌 感染症 |
<1>コレラ <2>ジフテリア <3>猩紅熱 <4>赤痢 <5>在郷軍人病(レジオネラ症) <6>腸チフス <7>破傷風 <8>百日咳 <9>らい <10>流行性髄膜炎 |
| 関連情報 |
「O-157」 「白血球減少症」 「粘液便」 「急性下痢」 「ペラグラ」 |