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| 関連情報 |
「キチン」「キトサン」「アルギン酸」「フコダイン」「ペクチン」「セルロース」「モズク」「モロヘイヤ」「栄養素」「大腸ガン」 |
| 食物繊維とは | |
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| 不溶性(水にとけない)・・・不溶性食物繊維 |
| 水溶性(水にとける)・・・・・水溶性食物繊維 |
| 食物繊維 | 水溶性 (難消化性デキストリン) |
不溶性 (結晶セルロース) |
|---|---|---|
| 腸内pHの変化 | 低下する | 変化しない |
| 胆汁酸との結合 | 結合しない | 結合する |
| 腸内細菌の栄養となるか? | 栄養となる | 栄養にならない |
| 便の重量は? | 増えない | 増える |
| 血清コレステロールは? | 低下する | 変化なし |
| 大腸ガン | 変化なし | 予防する |
| 食後の血糖値は? | 上昇を抑える | 変化無し |
| 種類 | <1>水溶性食物繊維・・・果物・野菜に多く含まれています。 <2>不溶性食物繊維(非水溶性食物繊維)
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| 生理作用 | 食物繊維は保水性・膨潤性・イオン交換作用・吸着作用などの物理化学的特性により、
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| 薬理作用 | |
| 効果 | <1>1970年、英国のバーキット博士は、アフリカの未開発地域では『動脈硬化』『大腸ガン』『肥満症』『糖尿病』が無いことを知って[繊維仮説]を唱えた。これらの病気は人種や気候風土によるものではなく、“食物繊維の不足がもたらす”と考えた。 <2>辻啓介・国立健康・栄養研究所によれば、“繊維摂取量が1日18g 以下になると大腸ガン死亡率が急激に上昇する”と言う。 <3>消化管には100種類、100兆個の細菌が住み、絶えず増殖しては、便とともに排泄されている。乾燥した大便の30%は菌体が占めるというから、腸管内には細菌が詰まっていると考えてもよい。 この細菌群は食物繊維を栄養源にして生きている。食物繊維は分解され、酢酸、プロピオン酸などの短鎖脂肪酸というものに変わる。 <4>腸内有用菌は食物繊維で増殖する。短鎖脂肪酸は腸内壁の粘膜細胞の 新陳代謝を盛んにし、大腸の運動を刺激して便通を促す。 <5>肝臓での脂質代謝を変えてコレステロールを調節したり、 <6>膵臓機能を活発にする。 |
| 栄養 所要量 |
1994・3月に、厚生省は1日20〜25g食物繊維を栄養所要量として改め、食物繊維が栄養学的に位置付けられた。食物繊維を大きく分けると、水溶性と非水溶性がある。又最近では非水溶性をさらに低分子と高分子のものに分けている。
昭和22年には日本人は1日平均27gの食物繊維を摂っていた。ところが年々減っていき、現在では1日平均17gくらい。 人間の腸には腸内細菌が100種類、100兆個いるといわれている。腸内細菌は食べ物の滓を栄養源にする。又、食物繊維が入ってくると腸内有用菌が増殖する。従来食物繊維は、小腸を通る時に、いろんな栄養素の吸収を阻害するのではないかと言われてきた。しかし、最近では腸内微生物により腸内発酵が行われ、葉酸が大腸で作られるなど、いろんな生理作用を起こすことが分かってきた。 |
| 糖尿病 | 食物繊維の摂取不足は7年後に糖尿病として現れる。 「食物繊維の摂取量の目安は、成人男子2200Kcal/1日とっている人で、約21〜22kg。1000Kcal当たり10gの食物繊維の摂取を心がけると良い。 食物繊維を今日明日摂っていないからと言って、すぐにガン・心臓病になる訳ではない。しかし、後になってその影響が現れる。 摂取不足20年で・・・・結腸ガン・乳ガン。 9年で・・・・心臓病。 7年で・・・・糖尿病。 国立健康・栄養研・食品栄養評価研究室長「辻啓介」氏 X糖尿病に効果あり。 「糖質の吸収を減らすことが出来れば糖尿病の予防になる。そこで、3人の大学生にブドウ糖のみ、ブドウ糖+食物繊維を摂取してもらい、血糖値を調べた。さらに、[不溶性食物繊維]と[サラサラ型食物繊維]と[ドロドロ型食物繊維]を飲み比べてもらった。 その結果、[不溶性食物繊維]と[サラサラ型食物繊維]では、ほとんど変化が見られなかった。しかし、[ドロドロ型食物繊維]では、明らかに糖の吸収が減少。実はドロドロ型には、その粘着力で栄養を包み込んで、吸収を遅らせる働きがあるのだ。そのために急激に血糖値が上がることはない。 ただ、他の2つのタイプの食物繊維も長く摂取すると血糖値が改善してくると言う。」(NHKためしてガッテン) |
| 発ガン 防ぐ |
有毒物質排除、発ガン防ぐ[毒性阻止効果] 「昔の人は、食物繊維の塊であるコンニャクのことを、「砂払い」と呼んでいた。この言葉には単に便通を良くするという以上の含蓄がある。有害物質を清掃する、という食物繊維の大切な生理効果を言い当てている。 体に取り込まれる有害・有毒物質の80%以上は食物経由であるとされる。 ラットの飼料にアマランス(食用赤色2号)を5%ほど添加して飼育すると成長が抑えられる。栄養素の強化吸収不良を起こすためだ。アカランスは消化酵素の活性を抑えるうえ、小腸内容物の移送を加速するのでラットは栄養欠乏状態になる。 この飼料に食物繊維を混ぜると成長が回復してくる。食物繊維のうちでも、水を含んでかさ高になるもの『水溶性繊維』ほど毒性阻止効果強くなるようだ。しかし、そのメカニズムはまだはっきりしない。 さらに発ガン物質を動物飼料に添加すると大腸ガンになる。この時、食物繊維を同時に添加すれば発ガンを阻止できるという報告が多い。こちらは[セルロース]や[ふすま]のような水に膨潤しにくい『不溶性繊維』の方が有効のようだ。水溶性に比べて不溶性繊維は大腸内容物の通過時間の短縮効果が大きいためらしい。 ○食物繊維と結腸ガンの発症は逆相関。 「米国立ガン研のグリーンワールドが1987年に疫学調査。 ●大腸ガン 1968年、インドのマルホトラ博士が北インドと南インドの食習慣の違いから食物繊維を多食する人々は大腸ガンをはじめ様々の病気に罹るリスクが少ないという論文を発表。 1983年、Journal of National Canser Instituteにザリッジ博士が発表。 ・ガン患者は繊維質含有量の少ない食事を摂取していた。 ・ガン患者の方が飽和脂肪酸が多く含まれた食事をしていた。 ・米と小麦の食事を毎日多く摂取していると大腸ガン・直腸ガンによる死亡率が低下する。 ■大腸ガンに無効? 「京都府立大学の石川秀樹医師は“食物繊維を多く摂取しても大腸ガンが予防できるとはいえない”と話す。食物繊維を食べているアフリカ人に大腸ガンが少ない、と30年以上前に英国人学者が発表してから“常識”とされてきた。 石川医師らはポリープを切除した経験があり大腸ガンになりやすい約400人を対象に、食物繊維である小麦ふすまの効果を調べる実験をした。 4年間、小麦ふすま入りのビスケットを毎日食べ続けたグループの方が、摂取しないグループより新たな腫瘍が発生した確率が、わずかだが高かった。1cm以上の腫瘍は小麦ふすま摂取群には7人いたが、非摂取群ではゼロだった。 ただ、WHOの関連団体の調査では「効果あり」としている ■野菜 2005年5/9、野菜や果物をたくさん食べても大腸ガンになる危険性は変わらないとする大規模疫学調査結果を厚生労働省研究班(主任研究官・津金昌一郎国立がんセンター予防研究部長)が発表した。ただし、胃ガンに関しては野菜や果物の摂取が有効、とする結果はすでに発表されている |
| 脳卒中 | 2011年、食物繊維を摂れば脳卒中や心臓病のリスクを抑えられるが、タバコを吸うと効果は打ち消しになる。 国立がん研究センターと国立循環器病研究センターが成人男女約8万7千人を対象に約10年間追跡した調査で分かった 女性では、食物繊維の摂取量が多いほど脳卒中などの発症が抑えられた。 男性では、食物繊維の効果は見られなかった。 |


| 食物繊維の食事摂取基準 | ||||||
| 年齢 | ♂ | ♀ | ||||
| 目安量 | 現在の摂取量 (中央値) |
目標量 | 目安量 | 現在の摂取量 (中央値) |
目標量 | |
| 18 〜29(歳) | 27 | 11.3 | 20 | 21 | 12.2 | 17 |
| 30 〜49(歳) | 26 | 12.7 | 20 | 20 | 12.8 | 17 |
| 50 〜69(歳) | 24 | 16.1 | 20 | 19 | 15.9 | 18 |
| 70以上(歳) | 19 | 14.5 | 17 | 15 | 14,7 | 15 |