| SEXの意味 |
| 関連情報 |
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| 性衝動 | 古代インドから伝わるヨーガでは、精神発達の基盤にシャクティーという力を想定しています。シャクティーとは、宇宙を創造し、動かしている力を意味するサンスクリット語です。 われわれ人間の発達の最終段階で生まれる創造性は、意識の根源をあらわすシバから湧き出るものとし、そして究極的には、シバがシャクティーと共振することで、基盤となるシャクティーから創造性が生まれてくると考えられています。 このシャクティーとシバの関係は、ホログラムの関係と非常によく似ています。シャクティーとは宇宙であり、宇宙のホログラムとしてシバ、すなわち脳が存在するという考え方です。 ヨーガを伝えた古代密教によれば、宇宙の力であるシャクティーは2つの様態で現されるという。1つは具体的表現としての身体的シャクティーであり、もう1つは抽象的表現としての精神的シャクティーです。 この2つの見方は、量子力学の発見から、素粒子が、ある時は実体的な粒子として、また別の時には、非実体的な波動として現れるのと同じことです。 身体的シャクティーはわれわれを身体的成熟へと導きます。それは身体や脳を機能させ、維持する知能やエネルギーの形で存在します。そして身体や脳を完成させた後、このシャクティーは精神的発達をうながす精神的シャクティー(サンスクリット語で“クンダリニー”)に変化します。 クンダリニーと性機能が同時に発達を開始するのが、思春期なのです。 性衝動は肉体の衝動であると同時に精神的な衝動でもあるのです。ヨーガにおいても、性衝動は身体的シャクティーの最高段階の表出であり、同時に精神的シャクティーの最も低い段階の発現とされています。精神的シャクティーは身体から常に離れて究極の目標である精神発達へ向かおうとします。 性のシャクティーと精神のシャクティーはまったく正反対の方向をめざすのですが、同時に互いに依存し合い、二重螺旋のように動いていきます。 われわれ人類の性衝動が他のどの動物よりも強大なのは、実は、動物のように生殖だけを目的するのではなく、精神の発達を促す役割(クンダリニーの原動力としての役割)が組み込まれているからなのです。 |
| チャクラ | ヨーガでは、クンダリニー(精神的シャクティー)は脊髄の一番下端の尾カ骨より少し上で時期が整うまで眠っているとされている。そして自然のプログラムによる時期が来ればクンダリニーは脊髄の最下部から7つのチャクラを経て発達上昇し、最後に頭頂に至るとされている。 チャクラとは、サンスクリット語で“力の湧き出る泉”という意味で、つまり原動力のこと。ヨーガ指摘するチャクラは現代生理学でいう内分泌腺にあたる。内分泌腺はホルモン分泌と深い関係があり、われわれのあらゆる活動に影響を与える。(→「宝石の不思議」を参照) ヨーガでは、クンダリニーが目覚めることで生じるエネルギーは、低いチャクラから高いチャクラへと発達しながら上っていく。各チャクラが開かれると、われわれはそこから固有のエネルギーを獲得して、より高い精神段階へと進んでいく。 <1>第1のチャクラはクンダリニーの眠る尾カ骨の少し上にある。 ここは、生存に関わるエネルギー表現と関係があるとされている。 <2>第2のチャクラは、性器の少し上にあり、性に関係。 <3>第3のチャクラはへその下にあり、意志に関係している。 「この意志力こそが、人間と動物を分けています。」 以上の3つのチャクラは、自分自身の維持・強化に使用されるエネルギーと関係が深いのです。 <4>第4のチャクラは、心臓の右側にあって、おもに感情と関連しています。 「そして、ここから、愛が生まれます。愛はすべてのものを結びつける力となります。発達初期での子供の愛は、利己的な理由から生まれ、自分の欲求を満たしてさえくれれば良かったのです。が、しかし成人の愛は、利己的とは全く逆に、心の結びつきを求め、、相手を喜ばせたい、相手の願いをかなえてやりたい、という気持ちから生まれるのです。この充足感が自己を成長させる原動力となります。これは、青年期に起こる愛に関する大きな転換です。それまでは何かを獲得することを目指していたものが、何かを与えることが、愛に結びつくようになる。この意味で第4のチャクラは、人間として、より一段高いところへ達することが出来るかどうかの分岐点(愛は創造につながるから)となります。」 「愛する男女は互いに相手の中に神を見る。なぜなら、2人が互いに愛するものは、相手に投影された愛そのものだからだ。愛する2人は、互いに相手の中に自分を融合させたいと願う。つまりセックスです。この愛の交歓こそ、シャクティーへの合一を激しく願うシバへの愛の具体的表現となります。シバとは意識の根源を意味していました。それが究極の全体であるシャクティー、宇宙を動かす力との共鳴を願うのです。それは、身体的プロセスから超越した精神的自己に、自分をゆだねる練習でもあります。この繰り返しによって2人の男女は成長し、やがて精神的な結びつきにまで発展していきます」 「異性愛には具体的な相手が必要ですが、愛とは、結局、その相手を通し、反転させて自分のなかにある愛を知ることで成熟します」 <5>第5のチャクラは、時空に関する創造に関連し、 <6>第6のチャクラは眉間にあり、叡智の波動表現を担っている。 <7>最後のチャクラは、頭頂部にある。ここが、完全な自己超越に関するエネルギーの表現の場なのです。 第1と第2のチャクラに固有のエネルギー表現は、爬虫類型の脳を通して具体的な意識に変換されます。第3と第4のチャクラが原始哺乳類型の脳によって、第5と第6のチャクラは新哺乳類型の脳によって意識に変換されます。 |
| クンダリニー の上昇 |
クンダリニーは、まず、思春期になると第1チャクラで目覚める。この目覚めは、それまでの身体的プロセスを通しての「知」の発達が完了したことを示しています。やがて、クンダリニーは第2のチャクラに移る。そこに衝動を加えることによって、性を活発に目覚めさせることになり、さらに、第2チャクラが開かれて固有の波動表現を得たクンダリニーは、第1チャクラも巻き込んで(螺旋をえがきながら)勢いをつけます。それによって、性衝動の第2チャクラは第1チャクラに力強くささえられて、クンダリニーの発達上昇するための推進力を得ることが出来ます。 その後も同じようなプロセスを繰り返し、クンダリニーは各チャクラからエネルギーを与えられながら上昇し精神を発達させて行きます。 以上がヨーガで説くクンダリニーの上昇です。われわれの性衝動が強大なのは、実に、クンダリニーの原動力としての役割が与えられているからなのです。」(濱野恵一著「脳とテレパシー」p179〜) |
| 気を 重ねて |
五木寛之著「愛に関する12章」(角川書店) 「抱き合って眠ることで、二人の気が重なって、互いの全身が幸福感に包まれる、ポリネシアン・セックスに学ぼう」 |