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| 関連情報 |
「脂質」「サバ」「コレステロール値が高い」 |
| 脂肪酸 fatty acid |
=有機化合物の一種で、炭化水素鎖の末端にカルボキシル基(R−COOH)がついたもの。 鎖の長さは水素1個~30個ぐらいまである。 |
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| 低分子の 脂肪酸 |
◎酢酸・プロピオン酸・酪酸などの低分子の脂肪酸は生体の代謝系において重要である。 ◎4~22個の炭素と水素が鎖状に結びついた炭化水素に、カルボキシル基が結合したもので、鎖を構成する炭素の数、炭素の結合に2重結合がいつく、どの位置にあるか、などによって種々の種類に分かれる。 |
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| 融点 | ◎脂肪酸の融点は: 炭素数が増加するほど高くなる 二重結合があると低下する。 |
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| 種類 | 飽和脂肪酸 不飽和脂肪酸 |
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| 飽和脂肪酸 | 常温で固体の動物性脂肪が多い。
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| 不飽和 脂肪酸 |
炭素水素鎖間の二重結合を持つものはシス型とトランス型の異性体があるが、天然の脂肪酸にはシス体が多い。 トランス型をトランス脂肪酸と呼ぶ、近年、心筋梗塞との関連が指摘されている。 リノール酸(C18=2) リノレン酸(C18=3) アラキドン酸(C18=4) は作れないので、必須脂肪酸という。 ・リノール酸 ・リノレン酸 ・アラキドン酸などから合成される。
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| 必須脂肪酸 (EFA) | ||||||||||||
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| 食事摂取基準 | ||||||
| 年齢 | n - 6 系脂肪酸 | n - 3 系脂肪酸 | ||||
| ♂ | ♀ | ♂ | ♀ | |||
| 目安量 (g/日) |
目標量 (%エネルギー) |
目安量 (g/日) |
目標量 (%エネルギー) |
目標量(g/日) | ||
| 18 ~29(歳) | 12.0 | 10未満 | 10.0 | 10未満 | 2.6以上 | 2.2以上 |
| 30 ~49(歳) | 11.0 | 9.5 | 2.6以上 | 2.2以上 | ||
| 50 ~69(歳) | 10.0 | 9.0 | 2.9以上 | 2.5以上 | ||
| 70以上(歳) | 8.0 | 7.0 | 2.2以上 | 2.0以上 | ||
(ω=オメガ)
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| 最近の日本人の食生活は欧米化が進み、 魚中心(ω-3系)の食生活から、 肉中心(ω-6系)の食生活に変わりつつあります。 ω-3系脂肪酸とω-6系脂肪酸のバランスは[1:1]が一番よいとされています。→厚生労働省 |
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| n-6系脂肪酸の過酸化・・・ n-3系脂肪酸の過酸化・・・ |
| (ALA)α-リノレン酸 | 18:3 (n−3) | all-cis-9,12,15-オクタデカトリエン酸 |
| (STD)ステアリドン酸 | 18:4 (n−3) | all-cis-6,9,12,15-オクタデカテトラエン酸 |
| (ETE)エイコサトリエン酸 | 20:3 (n−3) | all-cis-11,14,17-エイコサトリエン酸 |
| (ETA)エイコサテトラエン酸 | 20:4 (n−3) | all-cis-8,11,14,17-[エイコサテトラエン酸 |
| (EPA)エイコサペンタエンサ酸 | 20:5 (n−3) | all-cis-5,8,11,14,17-エイコサペンタエン酸 |
| (DHA)ドコサヘキサエン酸 | 22:6 (n−3) | all-cis-4,7,10,13,16,19-ドコサヘキサエン酸 |
| 24:5 (n−3) | all-cis-9,12,15,18,21-テトラコサペンタエン酸 | |
| (ニシン酸) | 24:6 (n−3) | all-cis-6,9,12,15,18,21-テトラコサヘキサエン酸 |
| リノール酸 linoleic acid |
「octadeca-9,12,dienoic acid」 ⇒CH3CH2CH2CH2CH=CHCH2CH=CH(CH2)7COOH ◎二重結合を2個含む炭素数18の不飽和脂肪酸。 =linoleic acid ○2重結合を2カ所持つ炭素数18の不飽和脂肪酸。 ○ω-6(n-6)脂肪酸の1つ ○動物は体内で合成できないので必須脂肪酸である。 ○ヒト血清中で、総脂肪酸の5%を占める。 ●過剰摂取で問題 「1970年代~80年代、植物油に多く含まれるリノール酸は、健康にいい脂肪酸の代名詞だった。コレステロールを下げる作用が注目された。 ところが1990年代になると一変した。リノール酸の過剰摂取を続けると、善玉コレステロールと言われるHDLコレステロールも減少するという実験結果が出てきた。さらに、過剰摂取による発ガン促進・アレルギー発症や動脈硬化の促進作用が動物実験で指摘された。 |
| リノレン酸 linolenic acid |
「octadeca-9,12,15-trienoic acid」 ⇒CH3CH2CH=CHCH2CH=CHCH2CH=CH(CH2)7COOH ◎二重結合を3個含む炭素数18の不飽和脂肪酸。 =linolenic acod ○2重結合を3カ所持つ炭素数18の不飽和脂肪酸。 ○ω-3(n-3)脂肪酸の1つ。 ○2重結合の違いで、 「α-リノレン酸」と 「γ-リノレン酸」 に分けられる α-リノレン酸 ・ほとんどすべての光合成原核生物細胞、緑藻、高等植物の葉緑体膜に含まれる。 ・高度不飽和脂肪酸のほとんどがα-リノレン酸。 ・動物は合成できない。 ・アルファルファ・カボチャ・ヒマ・レタス等に含まれる。 γ-リノレン酸 ・アラキドン酸を合成する際の中間体として働く ・ジホモ-γ-リノレン酸は、アトピー性皮膚炎に有効とされる。 |
| アラキドン酸 |
=arachidonic acid ○動物細胞膜や小胞体膜のリン脂質に結合して、膜の流動性を高める働きがある。 ○4個の2重結合を持つ不飽和脂肪酸。 ○動物体内では合成できないので必須脂肪酸である。 ○種々の生理活性物質(プロスタグランジン・トロンボキサン・ロイコトリエン)を合成する際の出発物質となる。 ○老化予防に効果があるとされる。 カビから 2008年、京都大学の桜谷英治準教授は遺伝子組み換えのカビを使って有用脂肪酸を生産する技術を開発した。 開発したのは、野生にいるカビの一種『油脂蓄積糸状菌』の遺伝子を組み換え、有用な種類の脂肪酸を生産する技術。 油脂蓄積糸状菌は、細胞膜を構成する必須脂肪酸のアラキドン酸を作る性質がある。 桜谷準教授はこの菌の遺伝子を組み換えてアラキドン酸の生産を1.5倍以上に高めた。さらに野生にいる菌では作れない[ジホモ-γ-リノレン酸]や[ミード酸]と呼ばれる脂肪酸を作らせることに成功した。 ジホモ-γ-リノレン酸・・・アトピー性皮膚炎 ミード酸・・・・・・関節炎に効くとされる 脂肪酸不足で精神疾患 「2009年、東北大学とサントリー健康科学研究所は脳がまだ未発達な段階で栄養不足に陥ると、成長後に精神疾患の発症につながりかねないことを示唆するデータをラット実験で明らかにした。 卵や魚に含まれる脂肪酸の一種(アラキドン酸)が、脳の神経を育てる作用を観察した。この脂肪酸をうまく摂取できなくなると、神経の成長がにぶる恐れがあるという。 エサに含まれる脂肪酸のうち4%を、アラキドン酸に変えて母親ラットに与えて、母乳を通じて子ラットに摂取させた。生後2日~4週間に授乳や母ラットと同じエサを与えたグループは、脳の海馬にある細胞の数が通常のエサを与えたグループよりも3割多くなった。 アラキドン酸が神経細胞を育てた可能性があると見ている →比内地鶏 |
| 中鎖脂肪酸 | アスリートにとって脂肪は効率の良いエネルギー源として需要となる。ところが、摂取しすぎると体重が増加し、膝や足首など関節への負担が大きくなったり、持久力が低下してしまう。そこで「中鎖脂肪酸」が注目を浴びている。
1960年代から未熟児の栄養補給など医療用途に活用されてきた。 「中鎖脂肪酸はエネルギーになりやすく、体に脂肪が付きにくいのが特徴」とお茶の水女子大の近藤和雄教授は説明する。 一般の食用油に含まれる長鎖はリンパ管や静脈を通り脂肪組織・筋肉・肝臓に運ばれ、分解・貯蔵する。一方、中鎖は「肝臓に通じる門脈を経て直接肝臓に運ばれ、効率よく分解される」と近藤教授。 吸収のスピードは約4倍、代謝スピードは約10倍早いため、蓄積脂肪になりにくいのだ。 効果のある中鎖脂肪酸。だが、これを含んだ食用油が市場に登場したのは2003年1月が初めて。発煙点が低いため揚げ物に不向きで、泡立ちの問題もあり食用油に応用できなかった。それを日清オイリオグループが独自の酵素技術を生かし商品化に成功した。 「適量の脂肪をタイミング良く摂ることが、スポーツにおける食用油の摂取ポイント。中鎖を含んだ食用油を上手に利用することが大切」とアスリートの食生活を指導する管理栄養士は口をそろえる。 成人の男女78人を対象に、通常の油と中鎖の油に分け3ヶ月間、毎日摂取した試験では体脂肪率・体重・腹部脂肪面積・ウエストのすべての項目で減少したという。アスリートだけでなく、「特に肥満気味の人は中鎖脂肪酸を使った食用油に切り替えることをお勧めします」と近藤教授。 |
| 短鎖脂肪酸 | PNAS2011年5/10 過食や絶食をすると、体は交感神経のはたらきでエネ得るギー消費量を増減させて、血糖値などを正常値に保つ。このエネルギーバランスの維持には、主なエネルギー源であるグルコースに加えて、腸内細菌が食物センイからつくる「短鎖脂肪酸」も重要と見られていた。 京都大学の木村郁夫助教らは、マウス実験で、短鎖脂肪酸が交感神経を介して、バランスを直接コントロールしていることを明らかにした。 交感神経にある受容体が短鎖脂肪酸で活性化されると、エネルギー消費量が増えた。 逆に、絶食時などに短鎖脂肪酸からつくられた「ケトン体」は、同じ受容体を介して交感神経を抑制していたという。 エネルギーバランスがくずれると、肥満や糖尿病になりやすい。 食事と腸内細菌の関係が健康維持に重要。 |
| トランス脂肪酸(TFA) | ||
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