不正出血

機能性出血

下血

不正性器出血

血崩






metrorrhagia

月経周期に無関係に起こる出血。

<1>子宮内膜炎
<2>子宮筋腫
<3>子宮頸ガン
<4>子宮体ガン



○エンジュ・オトギリソウ・オニク・オミナエシ・ガマ・クチナシ・ケイトウ・ザクロ・シカ・シソ・トチノキ・トチバニンジン・ナズナ・ノビル・ハチ・ヒトツバ・ホオズキ・メハジキ・ヨモギ・ワレモコウ
針灸のつぼ (子宮出血)・・・「陽陵泉」「小腸兪」




【崩漏】 (ほうろう)=漢方の病名。
月経時でもないのに、突然大量の子宮出血を起こすこと。
あるいは出血がだらだらと続くこと。思春期と更年期に多い。
崩漏・・・
 軽き者:当帰煎
 重き者:理中湯
☆その重く劇しき者は「附子」を加え、兼ねて「牛肉」を食すれば更に佳なり。《先哲医話》




子宮出血の漢方薬
  1. インチンコウトウ
    1. “京師、小川通二条下町、近江屋与兵衛の妻は、毎月、月経が17、8日も止まず、こんな状態が3年間も続き、種々医薬を用いても治らないので、自分に治を乞うた。診察してみると、脈が細数で、からだの色は青白く、起きあがると喘鳴があり、小便が自然に漏れる。それに動悸がひどくて、今にも死ぬのではないかと思われるほどである。そこでインチンコウトウを作って与えた。ところが、その夫はかって製薬を職業としたことのある者で、少しばかり薬のことを知っているので、不思議がって、自分に尋ねた。妻の病をもともと血症で発 黄の症ではない。それなのに補血・調血の剤を与えないで、インチンコウトウ与えるとは、どうした訳であるか、こんな虚証を、この上更にインチンコウトウで攻めるのは虚々の法で、そのため死ぬるに違いない。どうしてこんなものを用いるか、その訳を聞かせてほしいと。自分が答えて云うのに、犀角地黄湯、の類は、前医がもう用いたところで一通りは、薬方と病症が一致しているように見えるけれども、そうではない。それだからこそ、3年もの間、これらの薬を呑んでも、なお治らなかったのではないか。このインチンコウトウをなぜ用いるかを簡単にわかりやすく説明することはむつかしいがまあ一口 に云えば、欝熱を除けば血は自然に治まるという意味であると、その人ついに自分の言に信伏してこの方を服し、50日ばかりですっかり治ってしまった”《生々堂医談》

  2. 温経湯
    1. 郡山、北条弥一右衛門、妻、歳60は、月経様の出血が止まず、時に汚い水のようなものを下し、腰は氷か鉄の帯をしている様に冷たい。医者は皆、帯下(ここでは今日の子宮ガン)不治とした。余はこれを診察して、悪寒も熱もなく、脈も虚数ではない。また陰部に痛むところがなく、下り物に悪臭がない。或いは治るかもしれないと、温経湯を与え、硫黄と龍骨の2味で丸薬をつくって兼用せしめた。これを服用すること10日あまり、腰に温みを覚え、汚水の下ることも減じ、数ヶ月の後、子宮出血も止まり、尋常の老婦人となることが出来た。《橘窓書影》
    2. 《金匱要略》に“おたずねします。婦人が50歳ばかりの頃、数十日もの間、子宮出血が止まず、日暮れになると熱が出て、小腹裏急 (小腹は下腹、裏急は腹のつれる感じ)と腹満があり、手掌には煩熱 (いやな熱感)があり、唇と口が乾燥しているのですが、これはどういうわけでしょう。先生はこれに次のように答えられました。それは婦人の病で、半産後の血が下腹に残って去らないからこんな症状を呈するのです。その証拠は唇口の乾燥にあるのです。これは温経湯の主治するところです”《大塚敬節》
    3. 下血の証、口唇乾燥、手掌煩熱、上熱下寒(上半身がのぼせ、下半身が冷える)、腹塊なき者を適証として用いる。《勿誤薬室方函口訣》
    4. もし塊あり、快く血下らざる者は「桂枝茯苓丸」に宜し。
      その一等重き者を「桃核承気湯」とする。

  3. 温清飲
  4. キュウキキョウガイトウ
    1. 子宮出血にして、熱候無き証《奥田謙蔵》
    2. と温経湯とは、血が多く出るか、少ないかによって区別する。または流れをせき止めるような作用があり、温経湯とは作用が違っている。だから、桂枝茯苓丸のような、ドブをさらえるような作用のあるものを証に用いると、却って出血がひどくなるものである《百一貫》

  5. 桂枝茯苓丸
    1. 子宮出血にして、或いは凝血、粘液を交え、腹拘攣し、身熱、頭痛する等の証。《奥田謙蔵》
    2. 妊娠中に子宮より出血するときは、止血の目的でを用いる。これで出血が止んで流産が防止できる出来ることがある。しかし早産や流産の後、胎盤が残留していて、出血の止まない時、又は、胎児が死亡しているような場合には、桂枝茯苓丸や桃核承気湯を用いるのが良い。これで奇妙に胎盤や死胎が排出せられる《大塚敬節》

  6. 三黄瀉心湯
    1. 私はかって1処女の子宮出血に、この方を用いて著効を得たことがある。この患者は多血質で、冬でも足袋をはけないというほどであったが、はじめや桂枝茯苓丸を用いて効無く、三黄湯で始めて止血した”《大塚敬節》

  7. 四物湯
  8. 猪苓湯
  9. 猪苓湯+四物湯
  10. 桃核承気湯
  11. 当帰建中湯
  12. 当帰芍薬散
  13. 補中益気湯
  14. 人参湯
  15. 苓桂朮甘湯


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