morbus haemolyticus neonatorum
=「胎児赤芽球症」

  • 胎児の血液型物質によって母胎が免役され、母体の流血中に出現した抗体が胎盤を通じて胎児に移行することで生じる疾患。
    本症の本態は溶血の亢進で、赤芽球の増加はその結果にすぎない
種類

<1>抗D抗体による新生児溶血性疾患:
  1. 初回の妊娠ではほとんど起こらないが、2回目以降、妊娠回数が増えるほど罹患しやすい。
  2. 欧米では全出生の0.2〜0.5%
    日本では 0.05%ぐらい。
  3. しばしば、高度の全身浮腫を認める。

  
<2>抗A抗体及び抗B抗体による新生児溶血性疾患 :
  1. 妊娠回数との関連はない。
  2. 浮腫・黄疸・貧血が症状

<3>ABO式血液型の不適合による新生児溶血性疾患
  1. 全身浮腫はない。
  2. 早期黄疸
  3. 死亡の危険は少ないが、後遺症が残ることが多い。


<4>Rh溶血性疾患:
  1. 治療をしないで放置すると、死亡する危険が大きく、たとえ存命しても脳性麻痺になる可能性が高い。






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