情報TOP
naoru.com/なおるコム/ナオルコム/



神経再生






ナオルコムTOP ブログ 食物から検索 病名・検索 漢方薬・検索 医薬品(50音順) 50音順(すべて)







神経
神経細胞

神経幹細胞
神経細胞成長因子
アミノ酸
グルタミン酸

ノルアドレナリン





神経再生
切れた神経再生
  • ニプロは切断された神経を再生する医療用具を開発、動物実験で神経を結びつけることに成功した。神経切断部を覆う管状の用具で、神経細胞に備わる再生能力をうまく引き出す。
    切れた神経の接合は難しく、患者自身の別の神経を移植する必要があった。年内にも臨床試験を始める
  • 2004年、○○研究グループは共同で、切れた神経や血管、尿道の再生に使う伸縮性に富んだ管状の生分解性材料を開発した。開発したゼリー状の材料は神経などに細胞が増殖する足場となり、一定期間経過すると体内に吸収される性質があるという。太さ0.5mm以上なら自由に作ることが出来る。
  • 「20世紀の初頭にノーベル生理学医学賞を受賞した神経科学の巨人ラモニ・カハール博士は“一度成長して完成した神経は再生しない”と言った。
    しかし、岡野栄之・慶応義塾大学教授は「それを書き換えたい」と宣言する。
  • そして、大人の脳にも神経の元になる幹細胞があることを突き止めた。
  • 脊髄損傷になっったサルを使い、人の神経幹細胞を移植すると症状が改善することも世界で初めて証明した。
    常識を覆してきた岡野教授が取り組んでいるのが、慢性期の脊髄損傷の再生だ。神経再生を妨害する物質がかさぶたのように溜まり、壁となっている。それを切り崩す物質の1つが、○○と共同で見つけたカビの分泌物。
    妨害物質の働きを抑え神経の再生を促す作用がある。


大脳新皮質にある神経細胞
  • 2009年、藤田保健衛生大学や京都大学・東京農工大学の研究チームは、思考や人格をつかさどる高度な脳の部位で、成長してからも神経細胞が新生することをラット実験で突き止めた。
    成果はネイチャーニューロサイエンス(電子版)で発表。
    これまで海馬という記憶を担う部位では成長してからも神経ができることは知られていたが、今回はじめて、個性などをつかさどる大脳新皮質で見つかった。
    研究チームは特殊な染色技術で、成長したラットの大脳新皮質にある神経細胞を調べた。その結果、神経のもととなる神経前駆細胞が、神経細胞に変わっていた。
    抑制性というタイプの神経細胞で、脳の神経回路網で働いていた。
    抑制性神経細胞は神経の乱れを鎮める役目があり、脳に血液が行き渡らないと生じるテンカン症状や認知機能の低下を防ぐとみている。





SM-216289
  • 脊髄を完全に切断したラットに化合物を与え続けたところ、動かなかった後ろ足が回復することを確認。
    損傷した脊髄の神経が再び伸びる様子を光学顕微鏡で確認した。
  • この化合物がセマフォリン3Aに結合し、セマフォリン3Aが神経細胞の受容体にくっついて再生をジャマするメカニズムも解明した。
    大日本住友製薬・ゲノム科学研究所の木村徹上級研究員や慶大教授を中心としてチームの成果。
    脊髄内には、一度切れた神経が再び伸びることを妨害する物質(神経伸長阻害因子)が多数ある。その中でも『セマフォリン3A』という分子がもっとも強く神経再生をジャマしていることを発見。
  • 研究チームは、人工合成した10数万種類の化合物を集めたライブラリーの中から数年かけて探したが、ついに見つからなかった。しかし、次に手をつけた天然化合物のライブラーの中から、強い阻害活性を持つ低分子化合物を見つけた。なんとそれは、大阪城公園の土から採取したカビが生み出す化合物だった。
    『SMー216289 』と名づけたこの化合物が神経再生を可能にした。
    2006年ネイチャーメディシン掲載


歯の幹細胞
  • 米ヤーキス国立霊長類研究所とエモリー大学のグループは、サルの歯の幹細胞にいくつかの神経細胞の成長や分化を促進させる働きがあることを見つけた。
    アカゲザルの歯髄から採った幹細胞をマウスの海馬に移植。神経細胞が増殖した。





からだをさすると
  • 2010年、群馬大学の柴崎貢志講師らは、体の表面をさすることで神経が伸びるのをうながす仕組みを解明し、3月の「ジャーナル。オブ・ニューロサイエンスに発表した。
    神経細胞の表面の膜が引っ張られると、センサーとなるタンパク質が感知し、神経回路に伸長を促す。事故などで損傷した神経の再生などに応用ができる。
    神経細胞の表面にあって熱を感じる「TRPV2」(トリップブイ2)と呼ぶタンパク質に着目。
    マウスとニワトリで実験。
    • 外部からさすられることでTRPV2が物理的な刺激を受けると、活性化して神経回路の伸長を促すことを突き止めた。


再生を阻害
  • 2010年、理化学研究所のチームは、傷ついた体で神経細胞が再生しにくい原因の一端を解明した。傷ついた組織から出るタンパク質が、再生しようとする神経細胞の先端部分に作用し、細胞の進行方向を曲げる。その結果、神経細胞が傷ついた部分に伸びなくなる。脳などの神経組織はいったん傷つくと、神経細胞の再生をジャマする「再生阻害因子」と呼ばれるタンパク質を出す。この因子が神経細胞にどのように働いているかが不明だった。研究チームは、再生しつつある神経細胞を観察。神経細胞の左側に再生阻害因子を流すと、神経細胞は因子を避けるように右に曲がった。再生阻害因子があると、先端の細胞膜が神経細胞内に吸収されるなどして、神経細胞が曲がることが分かった。細胞膜の取り込みを止める薬剤を使うと、神経細胞は真っ直ぐに伸びることも確認した。成果は科学誌「ニューロン」に掲載。


視神経の再生
  • 2011年、大阪大学の山下俊英教授や東北大学の高井俊行教授らは、視神経の再生メカニズムをマウス実験で解明した。
    • 神経細胞内の特定のタンパク質が再生を左右することを見つけた。
    研究チームは神経細胞が神経の再生を抑制する物質と結合する際に神経細胞内に集まるタンパク質[SHP]に注目。
    1. 視神経を損傷したマウスにSHPの働きを抑える化合物を投与すると視神経の再生が進んだ。
    2. SHPの働きを抑えると軸索の再生を促す物質の働きが高まった。
    これらの実験からSHPの働きを抑えれば、再生を抑制する物質の影響を抑えて、再生を促すことが出来ることが分かった。
    • SHPの働きを抑える化合物などを探せば、失明原因になる視神経損傷や緑内障などの疾患を治療医出来る可能性がある。


ケガで失った神経細胞
  • 2011年、東京大学の山口正洋講師らは、脳がケガなどで失ったタイプの神経細胞を優先して再生することを解明した。脳が新しく生まれた神経細胞が活用して自己修復する能力を持つことを示した研究成果で、ジャーナル・オブ。ニューロサイエンス(電子版)に掲載。
    マウスの脳内にあり、嗅覚にかかわる嗅球という部位を使って実験した。特定の遺伝子を発現するタイプの神経細胞だけを薬剤処理で取り除いたところ、その後の8週間でそのタイプの神経細胞が約8割増えた。一方、特定遺伝子を発現しないタイプの細胞はほとんど増えなかった。
    また、薬剤処理後に別のマウスの神経細胞を移植したところ、除いたタイプの神経細胞が優先的的に取り込まれて嗅球に定着した。このことから、マウスの脳が失ったタイプの神経細胞を優先して再生すると結論づけた。


リン酸化で神経再生
  • 2012年、京都大学の武井義則特定助教や辻本豪三教授らは、細胞の表面にあるタンパク質に、特定の化学反応を起こして再生能力を高める技術を開発した。
  • 成熟した脳などでは神経細胞が傷ついてもほとんど再生しない。
  • 「Nogo-A」というタンパク質などが細胞表面にある受容体タンパク質の「NgR」に結合し、神経回路を作る働きをジャマすることが影響している。
  • 研究チームは、生体のエネルギーである「ATP」(アデノシン三リン酸)と、特定の酵素を一緒に投与すると、HgRが「リン酸化」という化学反応を起こし、Nogo-Aなどと結合しなくなった。
    • リン酸化は、タンパク質などにリン酸基と呼ばれる分子が結合する化学反応。
    • 構造が少し変わることで、タンパク質の働き方を変える役割を果たしている。
  • そこで、脊髄を傷つけたラットにATPと酵素を2週間連続投与した。その結果、ラットは投与後薬1ヵ月を過ぎると尾を引きずらず、後ろ脚で踏ん張って立てるまでに回復した。
  • 何も投与しなかったラットは後ろ脚を動かせず、尾を引きずっていた。


神経細胞を作製
  • 2012年、胎児のときしかできないはずの神経細胞をマウス脳内で作り出すことに、東京大学の後藤由季子教授らが成功した。
  • 神経細胞に育つ神経幹細胞が出生後も働き続けるために不可欠なタンパク質を特定し、実験で確認した。
  • 成果は7/16のネイチャー・ニューロサイエンス(電子版)に掲載。
  • 研究チームは、マウスの胎児と赤ちゃんの神経幹細胞を調べ、HMGAと呼ぶタンパク質が胎児に多いことを見つけた。生後数日の赤ちゃんマウスを遺伝子操作で、HMGAが働き続けるようにしたところ、臼なったはずの神経細胞を作る能力が復活した。


チューブで神経再生をうながす
  • 2012年、東洋紡は、断裂した神経の再生を促進するチューブを開発した。2013年の承認取得を目指す。
  • チューブの中や外側に医療用コラーゲンが塗られていて、神経が伸長して結合するように誘導する。
  • 施術が簡単。
  • チューブは病気や事故で断裂した神経の欠損部分にはめ込む。
  • 神経は1日に約1_b伸び、約6ヶ月後に知覚が回復する。知覚の回復率は84%。顕微鏡などが不要で、救急病院でも施術できる。
  • 直径0.5〜4_bのチューブ自体は体に吸収され、3ヵ月で分解されて消失する。
  • 治験では最大38_bの欠損例で有効性が確認された。
  • 従来は、
    1. 患者自身の健常な神経を採取して損傷部分に移植する
    2. 神経同士を直接縫合する
    などが一般的だった。
  • 2013年、東洋紡は神経再生チューブ「ナーブリッジ」の製造販売承認を取得した。





神経細胞と直接つなげる半導体チップ
医療装置に応用
  • 2009年、東京大学の河野祟准教授らは、神経細胞と同じように機能し、電力消費が少ない半導体チップを作ることに成功した。
    神経細胞と同じように振る舞い、刺激に応じて電気信号を伝える。
    細胞に直接接続できるので、患者の状態に応じて、心臓ペースメーカーや、体の血糖値を把握しながらインスリンを分泌する医療装置などの開発につながる。








TOPなおるナオル病院ランキング血液検査くすり情報針灸よく使う漢方薬