細菌性心内膜炎

心膜炎



心内膜炎 弁膜の変形を残し、後に弁膜症を来すことが多い
種類 <1>リウマチ性心内膜炎
<2>急性心内膜炎
<3>亜急性心内膜炎



感染性心内膜炎の病態】
  • 主に細菌による心内膜、特に弁の感染症。
  • 真菌性の心内膜炎では、弁破壊を伴わない。
    (診断基準)・・・・Clin Infect Dis.2000;30:633-638

感染性心内膜炎の検査】
  • CRP・・・高値
    血液培養・・陽性・・・3回施行すれば起因菌を検出できる(95%)。
    心エコー・・・弁破壊、vegetation、弁逆流
    白血球・・・高値が多い
    赤血球・・・しばしば貧血を伴う





(感染性心内膜炎の治療)
  • 抗菌薬開始前に静脈血培養を行う。
  • 重症例では血液培養後すぐ抗菌薬を開始する
  • 心内膜炎による心不全のある場合・・・ただちに外科治療を行う
(処方例)
  1. 原因菌が判明していないとき
    1. セファゾリン1〜2g 8時間毎に、点滴静注                    ゲンタマイシン3〜5mg/kg/日 8時間毎に50ml生食液に溶解(20〜30分にて点滴)を併用。
    2. 尿路系の手技が行われたとき                           ゲンタマイシン3〜5mg/kg/日 8時間毎に50ml生食液に溶解(20〜30分にて点滴とアンピシリン6〜9g./日 4時間毎に50ml生食液に溶解(20〜30分にて点滴)
  2. 原因菌が判明後
    1. ビリダンスレンサ球菌
      • アンピシリン6〜9g./日 4時間毎に、4週間投与(ペニシリン感受性MICによって減量)
      • ビリダンス連鎖球菌の感受性がある場合     (ペニシリンMIC≦0.1µg/mL)           セフトリアキソン1g/日(1日1回)4週間投与 
    2. 腸球菌
      • アンピシリン 12g/日 4時間毎に+ゲンタマイシン3〜5mg/kg/日 8時間毎に4〜6週間投与
    3. ブドウ球菌
      • セファゾリン 6g/日 8時間毎に
      • NRSAの場合・・・塩酸バンコマイシン500mg/50ml、6時間毎に、生食液60分にて点滴2g/日



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