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| 関連情報 |
「亜鉛」「自閉症」「アトピー」「メタロチオネイン」 |
| 水銀 | =亜鉛やカドミウムと同族元素。 水銀もカドミウムと同様の毒性元素。 ◎日本の古代社会に「丹生」と呼ばれる専業の部族があって、水銀を主とした各種金属の採取・精錬を行っていた(勝田寿男著「丹生の研究」) ◎水銀の化合物・・・「辰砂」 水銀鉱石の辰砂(cinnabar)は赤色をしているので「丹」は赤土の意味で、日本では古くは水銀鉱を丹とか朱とか呼んだ。 ◎水銀鉱石を辰砂(赤色硫化水銀HgS:cinnabar)というのは、中国の辰州から水銀鉱石が多量に産出されたことによると云われる。 |
| 異性体 | ◎硫化水銀には結晶形の違いによる赤色と黒色の2種の異性体がある。 「赤色」は六方晶系(α型)で580℃で昇華し、 「黒色」は等軸晶系(β型)で446℃で昇華する。 |
| 朱肉 | 朱肉は赤色HgSを含む顔料から作られた。(木村優著「微量元素の世界」より) |
| アマルガム | 「アマルガム」はギリシャ語のmalagma(柔らかい塊り)に由来し、水銀と他の金属との合金のことです。 歯科医が虫歯を詰めるときに使うのは、水銀とスズ・銀のアマルガムです。 |
| 毒性 | 無機水銀 無機水銀の腸管壁からの吸収はわずか(5%以下)ですが、肺から摂取すると80%程度の吸収率を示し、赤血球ヘモグロビンや血清アルブミンと結合して毒性を示す。 |
| 有機水銀 有機水銀(exメチル水銀)またはアルキル水銀は、腸管壁からでも90%以上の吸収率で、しかも脳に集まるのでその毒性は強い。 症状:特有の神経症(水俣病) |
| 水銀中毒 | |
金属水銀中毒
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●急性中毒の症状 [腐食性気管支炎] [細気管支炎] [呼吸不全] [振戦] [興奮] [皮膚炎] ●慢性中毒の症状 [振戦] [不眠] [興奮] [精神症状] [口内炎] [唾液分泌過多] [歯肉炎] [Atkinson徴候](眼の水晶体前嚢の褐色色素沈着) [erethism](極端な赤面恐怖) |
無機水銀中毒
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急性腎不全(尿細管壊死から) 不眠 不穏 易刺激性 |
有機水銀中毒
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[四肢のしびれ] [口周囲のしびれ] [興奮] [抑うつ] [不眠] [発汗] [流涎] [言語障害]・・・90mg摂取で [Hunter-Russell症候群] ・求心性視野狭窄 ・運動失調・・・・・55mg摂取で ・構音障害 ・知覚障害・・・・・25mg摂取で ・神経性難聴 |
| 水銀蒸気 | などの有機アルキル水銀化合物は毒性が非常に強い。 | |
| メチル水銀 | (CH3Hg+Cl)など | |
| 塩化水銀 | (HgCl2)【昇汞】 | |
| 塩化水銀 | (Hg2Cl2)【甘汞】 | 極めて難溶性のため体内に吸収されにくく、毒性はほとんどない。 |
| 硫化水銀 | (HgS) | |
| メチル水銀 | ||
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| ワクチンの予防接種で・・・ | |
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| 拮抗作用 | セレン(Se)や亜鉛(Zn)には、水銀の毒性を緩和する働きがある。 このように2つ以上の元素が体内に摂取されて、その毒性の一方または両方の毒性が弱くなる現象は、『拮抗作用』と呼ばれている。 イルカやアザラシの肝臓には300ppm以上の水銀と同時に、100ppm以上のセレンが含まれていて、バランスを保っている。 |
| 注意 | ◎火災・焼却に要注意: 金属水銀及び水銀化合物の1つの特徴に気化されやすい(HgCl2:白色個体)は304℃で気化するので俗に昇汞と呼ばれる。極めて毒性が強く、昇汞は間違って飲んだら少量でも昇天する)。どのような化合物も高温にすると最終的に水銀蒸気になります。朱塗りや印肉に使われた硫化水銀も600℃以上の高温で分解して水銀蒸気と二酸化硫黄を発生する。 ・あらゆる水銀を含有する物質は、決して焼却炉に入れてはいけない。 最も気化しやすいのは塩化メチル水銀(HgCl(CH3)+)で、蒸気圧2.3×10-2mmHg(35℃)です。 気化しやすい順番は:HgO<HgS<HgCl2<Hg2Cl2<Hg<HgCl(CH3)+ ◎水銀は気化しやすい性質の他に、固体表面に付着しやすい性質がある。 |
| タラ | 2000年、環境庁は、イカやサメなどの海洋生物の汚染物質濃度に関する調査を行い、9/1日、海域ごとの汚染結果を発表した。 その結果、タラの肝臓1g中の総水銀量は、日本海が0.26マイクログラムで、親潮域(0.038マイクログラム)の約7倍だった。 |
| マグロ | 2003年6/2、水産庁はマグロやカジキなど8種類の魚種について水銀がどの程度含まれているかの実態調査結果を発表した。 国内の魚介類の水銀規制ではマグロやカジキは対象外とされているが、今回調べた8魚種のメチル水銀含有濃度の平均値は国際的な安全基準を超えていなかった。 ただ、メカジキの一部の検体からは基準値に近い1ppmが検出された |
| タンチョウ | 2007年北海道・釧路湿原周辺で死んだタンチョウ(特別記念物)約100羽を調べた結果、平均で一般鳥類の10倍以上、最高で約300倍の水銀が含まれていたことが、寺岡宏樹・酪農学園大教授(獣医毒性学)らの調査で分かった。 寺岡教授は「300倍の濃度の水銀を検出したタンチョウは水銀が原因で死んだ可能性がある」
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| 相互作用 | ||
| イソニアジドと併用すると、 | ||
| ・顔面紅潮 ・発汗 ・嘔吐 などの中毒症状が発現する。 |
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| スルホン酸ナトリウムとの併用で・・・→「アドナ」「マーズレンS」 | ||
| ・頭痛 ・紅斑 ・嘔吐 ・痒 などのヒスタミン中毒。 |
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| 【理由】 マグロに含まれるヒスチジンが、細菌(Proteus morganiiなど)が持っているL-ヒスチジン-デカルボキシレースによって脱炭酸され、ヒスタミンに変化する。 一方、INHはヒスタミン代謝に関するMAO、DAOの阻害作用があるので、体内でのヒスタミンが蓄積され、ヒスタミン中毒が起きる。 |
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| ヒスチジン含有率の高い以下の魚でも起きる恐れがある | ||
| ヒスチジン | ||
| ○アミノ酸の一種。塩基性アミノ酸の一種で、必須アミノ酸。 | ||
| ○「ヒスタミン」および「カルノシン」生合成の前駆体。 | ||
| ○相互作用 | ||
| [抗結核薬] [イソニアジド] [イソニアジドメタンスルホン酸ナトリウム]などと併用すると、 |
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| 【薬性歌】 | 水銀、性寒。疥を治し、虫を殺し、胎孕を断絶し、催生立に通ず。《万病回春》 |
| 軽粉剤 | 軽粉=水銀粉。 吉益東洞は各種の軽粉剤を用いて陳痼の毒を治療した。 |
| 汞剤 | (こうざい)=軽粉剤、水銀剤。 |
| 民間療法 | |
| 鎮静作用 | 心を安らげ、心臓の怔忡と驚悸を鎮静させる。 |
| 浄化作用 | 金、銀、銅、鉄、錫、水銀は、治療目的に使われてきた。 水銀は精錬された状態で体の浄化と病の根絶に使われた。 |
| 殺菌作用 | 水銀イオンは微生物の酵素のタンパク質部分のSH基と結合して酵素の働きを阻害するので殺菌作用がある。 塩化水銀(HgCl2)も消毒・殺菌薬となりうるが、皮膚に刺激性を与えるのと人体にも毒性があるという理由からほとんど使われなかった。 |