芍薬(しゃくやく) |
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| 関連情報 |
「赤芍」「シャクヤク」「白芍」 |
| 【処方名】 | [白芍] |
| 【基原】 | ボタン科Paeoniaceae芍薬Paeonia lactiflora Pall.var.tricocarp a Streen.(=P.albiflora Pall)シャクヤクの根。 母種は中国東北部の野生品でシベリヤシャクヤク。 「白芍」=コルク皮を除いて乾燥。(→白芍薬) 「赤芍」=皮付きで乾燥。(→赤芍薬) 「真芍」=蒸した後で砂と一緒にすり合わせて、コルク層を削り取って乾燥。奈良、長野県で栽培。 「山芍薬」=ベニバナヤマシャクヤク、ヤマシャクヤク。 「川芍薬」=P.veitchii Lynch. ★《神農本草経》:「白芍薬」で上品に収載。 「赤芍薬」で中品に収載。 ◎日本で芍薬としているのは、「白芍薬」のこと。 J一名解倉といい、赤白の2種類がある。赤は小便の通りを良くし、白は痛みを止め血を散らす《神農本草経》 J芍薬を酒に漬けて炒って白朮の用法で使うと脾を補い、川Tの用法で使うと肝を瀉し、参朮の用法で使うと気を補う。腹痛下痢には炒って使う《丹渓心法》 白芍薬:補収、養血・斂陰・柔肝・止痛。 赤芍薬:瀉散、活血・行滞。 |
| 芍薬、その種二あり。曰く、木芍薬。曰く、草芍薬。木芍薬は是れその真なり。服食家(=神仙家)言く、白花は赤花に勝ると。嘗てその功を試みるに、赤白惟均し。服食家の説、従ふべからず。草芍薬は、世に謂ふところの宇多芍薬なり、用ふべからず。 |
| 芍薬の薬能 | ||
| 《薬徴》 | ||
| 結実して拘攣するを主治するなり。 旁ら腹痛・頭痛。身体不仁。疼痛・腹満・咳逆・下利・腫膿を治す。 |
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| 諸方を歴観するに、曰く腹痛、曰く頭痛、曰く腹満、曰く咳逆、曰く下利、曰く排膿、曰く四肢疼痛、曰く攣急、曰く身体不仁。一つに是れ皆、結実して致すところなり。その謂うとことの痛は、拘急なり。 | ||
| 《重校薬徴》 | ||
| 結実して拘攣するを主治す。 故に腹満、腹痛、頭痛、身体疼痛、不仁を治し、下利、煩悸、血症、癰膿を兼治す |
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| 朱震亨は、産後に芍薬を用うべからず、其の酸寒は生発の気を伐つと曰う。 李時珍は、白芍薬は脾を益し能く土中に於いて木を瀉す、産後は肝血已に虚す更に瀉すべからざる故に之を禁ずと曰う。誤なり、世医其の説に雷同す、思わざるの甚だし、《金匱要略》に産後腹痛枳実芍薬散之を主ると曰い、《千金方》に産後虚羸腹中刺痛当帰建中湯之を主ると曰う、此れ皆芍薬を主薬として之を産後に用うること此の如し、その他T帰膠m湯、桂枝茯苓丸、土瓜根散等も亦之を産後に用うるも毫も害あることなし、況んや芍薬は味苦渋にして酸寒ならざるに於てをや。 見るべし、酸寒は生発の気を伐つ及び木を瀉するの説は皆鑿空の論にして疾医の言に非ざるを |
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| 《古方薬議》 | ||
| 味苦平、血痺を除き、堅積を破り、痛を止め、中を緩め、悪血を散じ、臓腑の擁気を通宣死、女人一切の疾、並びに産前産後の諸疾を主どる | ||