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| 薬能&出典 |
| “百毒を解し、温疾、障邪を辟けるを主る”《神農本草経》 |
| “升麻は陽明の清気を引いて上行し、柴胡は少陽の清気を引いて上行する。升麻は生まれつき虚弱な者が衰弱し元気が無くなり、仕事による疲労や、食事を食べたり食べなかったりする不摂生や生物・冷たい物を食べることにより脾胃を内傷した者の引経の最要薬である”《李時珍》 |
| “風邪を解散し、火鬱を升発し、一切の熱毒および咽痛口瘡を治す”《薬性提要》 |
| “功用は胃熱、喉痛”《古方薬品考》 |
| “能く熱を清し、毒を解す”《古方薬議》 |
| “升麻は古より犀角の代用にして止血の効あり”《勿誤薬室方函口訣》 |
| “この薬の応用には4種あって、手の陽明大腸経、足の陽明胃経の引経が1つ。陽気を至陰の下から昇らすのが2つ。至高の上部、及び皮膚の風邪を去るのが3つ。陽明の頭痛を治すのが4つである” “升麻は足の陽明胃経、太陰脾経に引経する薬であり、葱白、白Wと配合すれば、手の陽明大腸経、太陰肺経にも入る”《張元素》 |
| “葱白を導いて手の陽明大腸経の風邪を散じ” “石膏を導いて陽明経の歯痛を止め” “人参、黄蓍は升麻で導かなくては中気を昇挙できない”《李杲》 |
| “升陽し、発表し、透疹し、解毒する” “時気疫癘、頭痛寒熱、喉痛、口瘡、斑疹不透、中気下陥、久瀉久痢、脱肛、婦女の崩、帯、子宮下墜、癰腫瘡毒を治す”《中薬大辞典》 |
| 【基原】 | 山野に自生する多年草、キンポウゲ科サラシナショウマの根茎。 キンポウゲ科Ranunculaceae 升麻Cimicifuge foetida L.の根茎。 中国産は、オオミツバショウマの根茎。 |
| 【性味】 | 味は甘辛、性は微寒。Q寒瀉燥升散R |
| 【帰経】 | 肺・脾・大腸・胃経。 |
| 【分類】 | 辛凉解表薬 |
| 【薬性歌】 | “性寒、胃を消し、毒を解し下陥を升提し、牙疼逐う可し”《万病回春》 |
| 効 能 ・ 効 果 |
発汗・解毒・消腫・透疹・升提) ◎発表透疹、升陽解毒 <1>時気疫癘 <2>咽喉腫痛 <3>斑疹痘毒 <4>久痢脱肛 <5>子宮下垂 ◎脾の麻痺を治す。「切って水煎服用」 ◎解熱、解毒、抗炎症剤 <1>頭痛 <2>咽喉痛、口瘡 <3>麻疹 <4>脱肛 <5>瘡腫 <6>腸チフス、発疹チフス、マラリア <7>産褥熱 |
| 【薬理作用】 | <1>解毒作用:ハシリドコロの中毒を解毒する。 <2>解熱作用 <3>発汗作用 <4>血を行らす <5>子宮収縮作用 <6>抗菌作用 <7>降圧作用 <8>心筋抑制作用 <9>鎮静作用 <10>抗ガン作用:500mg/?以上で増殖を抑制する。 |
| 【薬対】 | 『升麻+黄蓍』 『升麻+葛根』 『升麻+牛蒡子』 『升麻+柴胡』 『升麻+生石膏』 『升麻+蒼朮』 『升麻+当帰』 『升麻+白W』 『升麻+黄連』 |
| 【配合処方】 | 乙字湯 升麻葛根湯 升麻鼈甲湯 |
| 常用量 | (2〜9g) |
| 【注意】 | ◎多量に用いた場合、以下の症状が出ることがある。 <1>頭痛 <2>ケイレン <3>四肢の強直 <4>陰茎の異常勃起 <5>興奮性の症状。 |
| 【参考】 | ★若葉をゆでて水にさらして食用とするので、サラシマショウマの名がある。 |