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少年犯罪の心理分析



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単独犯の7割に自殺願望

「最高裁に設置されている家庭裁判所調査官研修所は4日、少年による殺人や傷害致死事件(未遂を含む)の背景や原因を分析した結果報告書を発表した。

<1>単独で事件を起こした少年は事件直前に“深い挫折感”を抱き、“追いつめられた”心理状態になっていたことが共通しており、

<2>7割に自殺未遂または自殺願望があった、
という。

突然暴力的な行動に及ぶ「キレる」少年が社会問題となっているが、「事件の前には少年の変化を示す前駆的(前兆)行動がある」と指摘している。
対象になったのは、1997〜99年に起きた13〜18歳の少年による15事件。
家裁調査官のほか学識経験者、教員、児童相談所職員ら外部の専門家など計16人が共同研究した。


●パターン

まず単独犯の少年10人を以下の3つのパターンに分類した。
  1. 幼少期から問題行動を頻発していた
  2. 表面上は問題を感じさせなかった
  3. 思春期になって大きな挫折を体験した



●共通点

家庭環境や少年の性格などはそれぞれ異なっていたが、どのタイプの少年にも
  1. 「観念的な思考が目立ち、現実的な問題解決能力が乏しい」
  2. 「自分の気持ちすら分からない」
など共通した特徴もあると指摘。


●前兆行動

深い挫折感や追いつめられた心理から、重大事件の前にホラービデオや暴力的書物に熱中したり、凶器を所持するなど、「前駆的行動」を起こしていたのに、家庭や学校、地域社会が気づかなかった、と分析した。





一方、集団事件を起こした少年は、単独犯の少年に比べて、人格的特徴や友人関係などの偏りが少なく、集団心理が働いて暴行がエスカレートした事例が大半だった。

個々の少年の性格や特徴は、犯行が多人数か2人組が、主犯格か従犯か、などにより異なる。

しかし、ほとんどの少年に共通したのが、「いじめられた体験」で、自分の受けた攻撃を外に転換した、との見方を示している。












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