| 子供の夏風邪 | ||
| 風邪 | 主にエンテロウイルス | 症状・・・高熱のみ |
| 咽頭結膜熱 | 主にアデノウイルス3型 | 症状・・・発熱・倦怠感・ノドの痛み・結膜の充血。 |
| 手足口病 | コクサッキーウイルスやエンテロウイルス | 症状・・・口の中や手足に水疱 |
| ヘルパンギーナ | コクサッキーウイルス | 症状・・・発熱と口の中に水疱。まれに無菌性髄膜炎 |
| あぶない薬 | 「ポンタール」 |
| 抗生物質 | 選択に注意 子供の風邪や中耳炎の原因になる「肺炎球菌」の約8割に、抗生物質のペニシリンが効きにくい耐性菌が含まれていたことが、大阪府内の3つの医療機関の調査で分かり、長野県松本市で6日開かれた日本小児感染学会で報告された。ここ数年、肺炎球菌耐性菌による難治性の中耳炎、風邪が悪化した髄膜炎が急増しており、専門医たちは抗生物質の選択を慎重にするよう呼び掛けている。 報告したのは、補苦節病院(高槻市)の杉田久美子小児科医長らのグループ。1998年1月〜3月にかけ、同病院と済生会吹田病院、枚方市民病院の3つの医療機関を受診した呼吸器感染症のの患者から検出された肺炎球菌の頻度を調べた。 その結果、ペニシリンが効きにくくなった肺炎球菌は48株、全体の78%に及び、5年前の調査の約4割を大きく上回った。 |
| 耐性菌 | 2004年の調査で、乳幼児の肺炎や中耳炎を引き起こすインフルエンザザ菌の中に抗生物質が効きにくい耐性菌が増えていることが判明。インフルエンザ菌はインフルエンザを起こすウイルスとは別種で、肺炎球菌と並んで乳幼児の多くが感染する。肺炎・中耳炎・髄膜炎などを引き起こし、体力のない子供や高齢者では死亡することもある。 |
| 2003年 | 今年は咽頭結膜熱や手足口病にかかる子供が例年になく多い」。さいたま市浦和地区で感染症の動向を定点調査している小児科医院、すずき小児科の鈴木邦明院長は、、高熱や口内炎で来院した子供たちの治療に追われている。浦和地区では6月下旬以降、咽頭結膜熱の患者が急増、今月中旬までの2週間で30人が報告された。口や手足に水疱が出来る手足口病の患者も7月第1週には155人と、大流行した2000年より30人多かった。国立感染症研究所によると、大分・福井・富山などの各県で咽頭結膜熱の患者数が例年を大きく上回っているという。 これらの夏風邪は冬とは違ったウイルスが原因で発症することが多い。多くに共通する症状が、38〜39℃以上の高熱が出て、咳や鼻水などを伴わないことだ。 咽頭結膜熱になりやすいのは幼児や小学生。プール熱という別名は、プールで感染することがあるのでついた名前だ。原因のアデノウイルスが混じった水を飲んだり、水しぶきを吸い込んだりして感染する。5〜7日の潜伏期間の後、高熱やノドの痛み、目の結膜の充血などを伴う。ウイルスが直接入ったり、汚れたタオルなどに触れて感染することもある。 手足口病も4〜5歳未満の小児がかかりやすく、腸内ウイスルの一種のコクサッキーウイルスやエンテロウイルスなどが原因。飛沫や便などを通じて感染し、発疹が生じる。急に発熱して食欲が無くなるヘルパンギーナという感染症も子供がかかりやすい。 |
| 髄膜炎 | 幼稚園から帰った5歳の男の子。いつもの元気が無く、熱もある。近くの医師に行くと「かぜ」と言われて薬をもらった。 夜になって、もどして、ボーッとしているので、小児救急病院へ。体温は39.5度にまでなっていた。検査の結果、髄液に細菌が多数認められ緊急入院となった。 細菌性髄膜炎は脳内に細菌が侵入し、髄膜炎を起こす。中耳炎や副鼻腔炎からと、敗血症などの全身感染症からのものがある。 原因となる菌の種類は年齢によって異なることが多い。肺炎球菌・インフルエンザ菌などが多い。 症状は、[発熱][嘔吐][意識障害]が特徴で、しばしば[ケイレン]を伴う。首を曲げると痛がることもある。 新生児では、急に不機嫌になり、ミルクを飲まなくなる。体温は低下することもある。 |
| 漢方療法 | 一見して丈夫そうに見え、血色も良く肥えている子供で、よく風邪ばかりひいているものに、小建中湯、黄蓍建中湯、桂枝加黄蓍湯などを気長く飲ませていると、風邪を引かなくなる、《大塚敬節》 |
![]() |
観音散《医学入門》 甘桔湯《小児薬証直訣》 香葛散《済世全書》 芍薬甘草湯 参蘇飲《寿世保元》 惺惺散《万病回春》 脱甲散《医学入門》 人参敗毒散《古今方彙》 麻黄湯 雄黄膏 |
| 関連情報 |
「風邪引きやすい」 「かぜ」 「劇症溶連菌感染症」 |