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小児の発熱





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溶連菌感染症に注意
  • 突然、高熱・咽頭痛・頭痛があるとインフルエンザを思い浮かべるかもしれない。子供の場合、インフルエンザと同様に重要な疾患がある。
    A群β溶血性連鎖球菌(溶連菌)感染症
    である。

  • 溶連菌には約80種類あるとされるが、国内で見つかっているのは数種類。

  • 溶連菌による咽頭炎は4〜10歳に多く、季節的には12〜3月に一番多い。
    潜伏期間は2〜4日間で、菌が空気中に飛んで人に感染する


主な症状は


  • 発熱・咽頭痛・頭痛である
  • 顔や股に小さな赤い発疹が多数出現し、
  • 舌の表面がイチゴの表面のようになることもある
  • 様々な症状が消えた後に手足の指先から皮がめくれることもある


  • 溶連菌感染が疑われると綿棒で咽頭の菌を採取して検査する。
    有効な抗生物質を内服すれば2〜3日以内に解熱する。
    溶連菌感染症が重要な疾患である理由は合併症である。



主な合併症には、

(1)急性腎炎
  • ・むくみ・尿が出なくなる
  • ・血尿・タンパク尿など

(2)
リウマチ熱
  • (多関節炎・不随意運動・皮下結節・心炎)

(3)
血管性紫斑病
  • (紫斑・腹痛・関節痛など)

などがある。

これらの合併症を予防するために、溶連菌感染症では症状が治っても10〜14日間、抗生物質を内服することが勧められている。
急性腎炎は溶連菌感染後2〜4週間に発症することが多く、その間に尿検査を行う施設が多い。
最近では抗生物質が普及し、急性腎炎・リウマチ熱が減少、軽症化したと言われている。ただし、無くなったわけではない。






尿路感染症かも
  • 発熱は病気の初期症状として重要である。
  • ただ、発熱してもすぐには診断がつくわけではなく特殊な例を除いては、経過観察が最善の方法であることが多い。この中で、注意が必要なのは新生児の発熱である。
    3歳未満の子供の発熱はまれで、特に産科から退院し、新しい生活を踏み出そうとするその矢先に、赤ちゃんが熱を出すという事態に若い両親は慌ててしまう。
     Hちゃんも熱があるということで救急に飛び込んできた。39℃の発熱が半日続いていて、鼻水や咳といった感冒を示唆するような症状は無いという。
    新生児は一見免疫が不十分で弱いように見えるが、実際は母親から血液を介して十分な抗体を受け取っており、抵抗力は十分に持っている。したがってウイルス性疾患などには比較的罹りにくく、あまり発熱も起こらない。

  • この時期に発熱したら、何を疑うか?。
  • 大部分の小児科医は経験上、尿路感染症が最も多いことを知っており、尿を検査して病名を速やかに決定する。Hちゃんの場合も検尿で、尿路感染症であることが判明し抗生剤を投与することで改善した。
    日本では、発熱を伴う感染症の場合は、念のためということで抗生物質の投与を受けることが多く、知らない内に治ってしまうこともまれではない。
    尿路感染症の問題は一度起こすと繰り返すことが多く、しかも、膀胱炎だけでなく腎盂腎炎といったもっと丈夫の感染を引き起こすので厄介である。慢性の尿路感染症になると、尿の膀胱から腎臓方向への逆流を防ぐ仕組みが壊れてしまうためだ。赤ちゃんの発熱の中で要注意として考えなければならないものの1つである。



小児への投与量
  • Augusberger式=成人量×(4×年齢+20)/100

  • 小児投与量
    新生児 0.5年 1年 3年 7.5年 12年 成人
    1/20〜1/10 1/5 1/4 1/3 1/2 2/3 1






原因で違う対策
  • 子供の病気の中で、発熱は最も多い症状である。熱は数字で表されるため、高ければそれだけ病気が重く、早く熱を下げてほしいと願う保護者も多い。また「37℃以上は高熱で、すぐ解熱剤を使うべきだ」「熱が続くと脳障害起きる」などの誤った情報が、一部の保護者にはまだ正しいと信じられている。


発熱の原因は大きく分けて2つある。
  1. 外の温度が異常に高かったり、身体の各部が平熱を保とうとする脳の命令に背いて勝手に作り出すケース。熱射病はこれに当たる。この場合は体を冷やして体温を下げる必要がある。
  2. 細菌やウイルス、対の中で作られる特殊な物質が体温の調節中枢に作用し、体温が上昇する場合である。これは多くの発熱の原因で、免疫機能を高めて自己防衛するために熱が出ている。ほとんどの感染症やリウマチなどの膠原病、悪性腫瘍がこのケースに相当する。
  • 多くの小児科医は37.5℃以上を発熱と考えている。ただ電子体温計で測定した場合は高く出やすいので注意が必要である。もともと平熱が低い子供は平熱より1℃以上高ければ、一応熱があると判断して良い。
    では37.5℃以上になったらすぐに解熱剤を使う必要があるのだろうか?。熱の原因で述べたように多くの発熱の原因は感染症で、発熱は自己防衛反応の1つである。従って特に基礎疾患が無い子供には解熱剤を使うべきではない。ケイレンや循環器など基礎的な病気がある子供に対しては、主治医と日頃からどのように対処すべきかを相談しておくことが望まれる。





血液疾患・腫瘍で発熱
  • 発熱は血液の病気や悪性腫瘍の際にもしばしば盛られる症状である。

発熱を主症状とする血液疾患としては
  1. 細菌から体を守る白血球の好中球が少なくなる『好中球減少症』
  2. EBウイルスの感染によりリンパ腺が腫れ、血液のリンパ球が著しく増加する『伝染性単核症
  3. 感染に対する免疫の異常反応から発熱や貧血・出血傾向などを生ずる『血球貪食症候群』
  • などが挙げられる。
  • 前2者は末梢血の状態から容易に診断できるが、血球貪食症候群の診断治療には血液学の専門的知識と経験が必要である。



悪性腫瘍としては
  1. 急性白血病が発生頻度も高く重要である。
  2. 発熱は急性骨髄性白血病の3割、急性リンパ性白血病の6割に見られる。
    多くは発熱以外に・顔色が悪い・だるい・手足が痛い
    ・赤紫色の点状の皮下出血
    ・青あざなどの症状が同時に見られる。
  3. 似たような症状を示す疾患に、
       若年型慢性関節リウマチ
       伝染性単核症
       悪性腫瘍の骨転移
    などがあるが、これらの多くは通常の血液検査で鑑別できる。」
     白血病では血液に異常な形態の白血球が現れるとともに、貧血と血小板の減少が見られることが多い。血液に異常が見られない時には腰の骨に細い針を刺して骨髄液を調べる検査が決め手になる。
     リンパ腺の腫瘍である悪性リンパ腫も発熱を伴うことがある。中でも『ホジキン病』は発熱や体重減少・寝汗が特徴的な症状として知られている。悪性リンパ腫に診断にはレントゲンやCTスキャンに加えて、リンパ腺を一部取って調べる生検がひつようになる。」









子供の高熱・・・死亡例も
  • インフルエンザが流行する中で、合併症の急性脳炎を起こす子供が目立ち始めている。
  • ウイルスが脳の内部にまで感染するのが原因で、激しい高熱と呼吸障害、頭痛を伴い、最悪の場合は命を落とすこともある。
  • 有効な予防策はまだ無く、高熱が出るなど容体が急変したらすぐに医師に診てもう心構えが大切だ。
    東京都に住むA君(3)は1月下旬、死線をさまよった。風邪気味だった容体が急変し、ケイレンを起こしたうえ意識が朦朧とした。両親は急いで救急車を呼び、病院へ連れ込んだ。医師はインフルエンザに伴う脳症の恐れがあると判断。抗ウイルス剤を処方したところ症状が改善し、3日後には元気に退院した。医師に因れば一時は命を落とす危険性もあったという。


後遺症残るケースも
  • 「A君のようにインフルエンザに伴う脳症になるケースはここ数年、目立てきている。厚生省研究班のまとめによると、昨冬(97年11月〜98年3月)にインフルエンザに伴う脳炎や脳症を起こした子供は138人。男児は76人、女児は62人。ほとんどは2〜4歳の子供で、このうち26人が死亡、助かった子供でも17人に後遺症が残ったという。
    これは限定的な調査で、氷山の一角とみられる。全国では患者数600〜800人、そのうち100〜200人が死亡したと推定している。事態を重くみた厚生省は3月までの予定で、脳症発生の実態を調べる全国調査に乗り出した。大規模な調査は世界でも初めてという




何の前触れもなく
  • インフルエンザに伴う脳症の特徴は風邪の容体が前触れもなく悪化することだ。「風邪気味だった子供が夕食後、突然意識を失ってからわずか数時間で呼吸が止 まった」などの症例が届いている。市立札幌病院の富樫武広医師によれば脳症に陥った子供は発熱してから平均して2、2日で症状が急変している。つまり発熱から2日目が要注意だ。
    従来、インフルエンザはノド(喉)や肺などの呼吸器に感染・発症すると考えられてきた。ところがインフルエンザが流行する季節に脳症が増える傾向が見え始め、昨冬にはインフルエンザの大流行に伴って脳症も急増した。
    通常、ウイルスは脳には感染しにくいとされ、どの経路でウイルスが脳の近くまで到達するかは詳しく分かっていない。このため、予防や治療の決定的な方法がないのが現状だ。
    一方で、インフルエンザに伴う脳症と因果関係が明らかになっているものに風邪薬の副作用がある。鎮痛効果があるアスピリンなどを含む解熱剤は、まれに脳症や肝障害を起こすライ症候群になる危険性がある。
    厚生省医薬安全局安全対策課は「風邪薬の添付文書を見て確認するか、薬局で薬剤師に質問してほしい」として
      
    アスピリン(アセチルサリチル酸)
       アスピリン・アスコルビン酸、
       アスピリンダイアルミネート、
       サリチル酸ナトリウム、
       サザピリン、
       サリチルアミド、
       エテンザミド
    の7つの成分を含む風邪薬を15歳未満の小児に使用しないように呼び掛けている。






予防接種が効果的
  • 脳症を防ぐ対策の1つとして、富樫医師は「予防接種が効果的」と話す。ワクチンはまれに副作用を起こす恐れがあるものの、予防接種を受けておくと、インフルエンザに感染してもウイルスの働きを弱めて脳症など重い病気を回避出来るという。また厚生省は6歳以下の子供がいる家庭への予防接種も勧めている。「親から子供にインフルエンザが2次感染して脳症を起こした例もある」(同省結核感染症課)ためだ。
    いずれにしてもインフルエンザに感染しないことが最大の予防策。帰宅の際には「うがい」や「手洗い」などを励行したうえで、体調を崩さないことが大切だ







診断難しい
「子供が発熱する病気の中では感染症が最も多く、80〜90%を占める。発熱を伴う感染症を引き起こす病原体は、通常の子供では、細菌・ウイルス・マイコプラズマがほとんどである。生まれつき抵抗力が低下した免疫不全の子供や副腎皮質ホルモンなどの薬剤で一時的に抵抗力が低下した子供の場合はカビ(真菌)も不kまれる。こうした子供はいずれの感染症も重症になりやすい。
熱があると言って子供が来院した時、小児科医はまず感染症を考える。感染症を起こしている場所や病原体の種類を特定するため、熱の出方や持続期間、熱以外の症状の有無を確認する。いくつかの感染症では、熱の出方に特徴があるため、詳しい熱の記録があると大変参考になる。単に熱があるというだけで解熱剤を用いるべきではない。
また、熱以外の症状も感染症の心段位は重要である。本人や保護者が訴える詳細な症状は、医師の診察と同等以上の価値がある。例えば、ただ咳が出るというよりは、黄色の痰が絡む咳が、一日中続きだんだんひどくなって、時々咳と一緒に嘔吐するといったような細かい訴えの方が診断につながりやすい。
下痢や嘔吐などの消化器症状・発疹・痛みなども重要な症状である。熱以外に症状がない場合もある。突発性発疹(最初の3日間は熱のみ、尿路感染症、敗血症、髄膜炎(特に乳児)などのびょうきである。特に乳児の髄膜炎は重症な感染症で、何となく元気がない・グッタリしているなどの漫然とした情報しか得られないことが多い。



セリ・ユキノシタ




子供の熱の漢方薬
  1. 寒水石散
  2. 甘露飲
  3. 地黄丸
  4. 地骨皮散
  5. 四君子湯
  6. 瀉黄散
  7. 瀉青丸
  8. 瀉白散
  9. 小柴胡湯
  10. 小児清心丸
  11. 生犀散
  12. 生地黄湯
  13. 惺々散《和剤局方》
  14. 清涼飲子
  15. 大連翹飲《万病回春》
  16. 地仙散
  17. 通心飲
  18. 導赤散
  19. 抱竜丸
  20. 補中益気湯
  21. 麻黄湯
  22. 梨漿飲
  23. 梨漿散
  24. 六味丸









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