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四逆散
(しぎゃくさん)



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四逆散
(応用)
  1. アレルギー鼻炎
  2. 朝のこわばり
  3. 頭のふらつき
  4. イライラ
  5. インポテンツ
  6. 胃ケイレン(胃痙攣)
  7. 胃液分泌過多症
  8. 胃潰瘍
  9. 胃酸過多症
  10. 胃腸炎(急・慢性)
  11. 胃腸神経症
  12. 胃痛
  13. 遺精
  14. 飲癖
  15. 往来寒熱
  16. 悪心
  17. 怒りっぽい(多怒)
  18. 驚きやすい(易驚)
  19. 咳嗽
  20. 肩こり
  21. 肩関節周囲炎
  22. 過敏性腸症候群
  23. 肝炎(急・慢性)
  24. 肝硬変
  25. 癇癪もち
  26. 感染症
  27. 気管支炎(急・慢性)
  28. 気管支喘息
  29. 逆流性食道炎
  30. 急性伝染病
  31. 胸脇苦満
  32. 胸脇部の疼痛
  33. 緊張しやすい
  34. 筋肉攣縮
  35. 口が苦い(口苦)
  36. 口がねばる
  37. 結核性腹膜炎
  38. 月経困難
  39. 月経周期が一定しない
  40. 月経前緊張症
  41. 月経時に乳房が脹って痛い
  42. 月経痛
  43. 月経不順
  44. 下痢
  45. 痃癖
  46. 口乾
  47. 高血圧症
  48. 更年期障害
  49. しもやけ
  50. 痔核
  51. 子宮ガン
  52. 歯根炎
  53. 四肢逆冷
  54. 四肢拘急
  55. 脂肪肝
  56. 十二指腸潰瘍
  57. 食道ケイレン
  58. 食欲不振
  59. 情緒不安定
  60. 腎炎
  61. 神経質
  62. 神経性胃炎
  63. 神経過敏
  64. 心悸亢進
  65. 心下部疼痛
  66. しんげひこう
  67. 心臓神経症
  68. 心煩
  69. 小便不利
  70. 頭痛
  71. 精神分裂病
  72. 精力減退
  73. 舌質(紅)(やや乾燥)
  74. 舌苔 (無苔〜微白苔〜黄)
  75. 喘息
  76. 早漏
  77. 大腸炎
  78. ため息が多い
  79. 胆石症
  80. 胆道感染症
  81. 胆道ジスキネジー
  82. 胆嚢炎
  83. 血の道症
  84. 蓄膿症
  85. 中風
  86. 腸炎
  87. 腸カタル
  88. 直腸炎
  89. 直腸潰瘍
  90. テンカン
  91. 手足が冷える
  92. 手のひら(足の裏)に汗をかく
  93. 乳ガン
  94. 乳房が張って痛む
  95. 任脈陥没
  96. 任脈拘急
  97. ネフローゼ
  98. 肺結核
  99. 排便してもあとに残る(後重)
  100. 半身不随
  101. 反芻症
  102. ヒステリー
  103. 疲労倦怠
  104. 頻尿
  105. ふけ
  106. 不安感
  107. 不定期熱
  108. 副睾丸炎
  109. 腹直筋攣急
  110. 腹痛
  111. 腹部膨満感
  112. へきのう
  113. 片頭痛
  114. 扁桃肥大
  115. 便が細い(きれぎれ)
  116. 便秘
  117. 膀胱神経症
  118. マラリヤ
  119. 麻痺
  120. 慢性胃腸炎
  121. 慢性副鼻腔炎
  122. 胸苦しい
  123. 胸のつかえ
  124. 胸やけ
  125. 無月経
  126. ゆううつ
  127. 幽門ケイレン
  128. 流感
  129. 肋膜炎
  130. 肋間神経痛


四逆散の適応画像


(四逆散の目標)
  • 体力中程度以上で、腹直筋の攣急があり、[イライラ][不眠][抑うつ]などの神経症状を訴える者

  • 胃がつかえ、圧痛がある人の、以下の症状・疾患に用います。
    • 「胆嚢炎」
      「胃炎」
      「胃潰瘍」など。

  • 比較的体力がある者の、
    ・胆嚢炎・胆石症・胃酸過多・胃潰瘍・気管支炎・神経質・ヒステリーなどに用いる



(副作用)
  • 偽アルドステロン症
  • ミオパシー



【原典】
  • 「甘草(炙)、枳実(破水漬炙乾)、柴胡、芍薬」
    右四味、各十分、擣篩、白飲和服方寸匕、日三服。ゥ者、加五味子、乾姜各五分、M主下利。悸者、加桂枝五分、小便不利者、加茯苓五分、腹中痛者、加附子一枚、炮令i。泄利下重者、先以水五升、煮薤白三升、煮取三升、去滓、以散三方寸匕、内湯中、煮取一升半、分温再服。
    ◎少陰病、四逆、其人或ゥ、或悸、或小便不利、或腹中痛、或泄利下重者、四逆散主之。《傷寒論》

【参考】
  • 「その証は、ほぼ柴胡桂枝乾姜湯 に似ていて、積気や気病、または心身の過労などから起こる者に多い。それ故に急病で悶え苦しむ者や慢性病でひどく衰弱した者に用いることは稀で、病勢があまり激しくはないが、いつまでも治らず、医者が治療に困るような者に、戸崎先生はこの方を用いて、奇効を得られたことが度々あった。

  • その症状は
    • 肩背が強ばったり、
    • 腰が痛んだり、
    • 脇腹が痛んだり、
    • 頭が痛んだり、
    • 食が進まなかったり、
    • 大便は秘結したり、下痢したり、
    • 小便の出が悪ったりする。
    又、
    • 気持に張りが無く、
    • 気分が欝滞して動作が物憂く、万事を苦労にし。
    • 或いは物事を憂慮して止まず、
    • ややもすれば悲愁し、夜は夢をみて気持ちよく眠らず。或いは物毎に好悪があり。
    • また心中がむしゃくしゃして安定しない。
    • なお体がだるかったり、筋肉がつれたりする。
    • またいつも季肋部のあたりに重滞感があり、この部の痛むこともある。
    それに
    • いろいろと工夫をこらしたり考え事をすると、その度に必ず季肋のあたりが、縮じまりふさがるように覚え。
    • 或いは1、2町も歩くと季肋下から脇下にかけて、激しい時は呼吸にもさわるから、この部を手でジッと押さえている。
    以上挙げたような症状の他にもなお種々の徴候があって、全部を挙げることは難しいが、これらの中の2、3の症状があって、前に述べた腹候があれば、四逆散のよく治するところである。」《藤田謙造》

【腹証】
  • “胸脇苦満、心下痞硬の程度が軽く、腹直筋は硬く緊張して、臍傍にまで及んでいる”
    “季肋下に緊張、抵抗があって、腹直筋を季肋下から臍傍にかけて、硬く触れる”《大塚敬節》


四逆散  (傷寒論)
柴胡5.0 芍薬4.0 枳実3.0
甘草1.5



(鑑別)
  • 四逆散
    • 胸脇苦満、腹直筋攣急、神経過敏、精神内欝、不定期熱、下痢後重、心下痞ハ<軽>、任脈拘急、小便不利、四肢冷<微>、(陽明病)


  • 柴胡桂枝湯
    • 胸脇苦満、腹筋拘攣、表証あり、(少陽病)
    • 体力中等度以下、胸脇苦満、発汗傾向、口苦、易怒性

  • 柴胡加竜骨牡蛎湯
    • 胸脇苦満、胸腹動悸、煩躁、驚狂、(少陽病)
    • 体力中等度以上、腹力充実、腹部大動脈の拍動亢進

  • 小柴胡湯
    • 胸脇苦満、上腹痛、食欲不振、(少陽病)

  • 大柴胡湯
    • 胸脇苦満、往来寒熱、心下部急結、実証、(少陽病)
    • 体力充実、口苦、胸脇苦満、充実した腹壁、便秘





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