朝の頭痛(頭重)
足が冷える
頭がふらつく
イライラ(感情不安定)
悪心
気鬱(気うつ)
気の上衝
下肢の脱力感
肩こり
- 強さ <++>
@頭痛。
Aひどい凝
B眼充血。
Cめまい。
D動悸。
E不眠。
F耳鳴り。
肩背の強ばり
- 強さ
- 肩や背が凝って、眼が充血し、気分のふさぐ者を治す《大塚敬節》
癇性
- 癇性の人、気逆甚だしく、頭痛・眩暈或いは肩背強急して、眼目赤く、心気鬱塞する者を治す。《勿誤薬室方函口訣》
元気がない
肩背強急
健忘
高血圧
- 収縮期血圧と拡張期血圧に対する降圧作用があり、正常な1回拍出量・心係数に影響を与えない(多施設症例集積研究)
- 早朝に頭が痛く、気分がすぐれず、物忘れする。
- 脳動脈硬化の徴候を示す。
- 脳動脈の硬化があって、早朝に頭痛を訴えるものに良く効く。《大塚敬節》
更年期障害
食欲不振
自閉症
- のぼせ感、肩こりのある者で、心気うっそくする者に用いる。不眠、癇性、怒りやすい、筋緊張異常を対象に(漢方診療医典)
自律神経失調症状
神経症
- 取り越し苦労で気分が重い
心悸亢進
心下痞(心下痞塞)
すぐに、つまらないことで腹がたつ
頭痛
- 総末梢循環抵抗を低下させ、頭痛・後頸部痛を軽減する(症例集積研究)
舌質(微紅)
舌苔(膩)
立ちくらみ
痴呆
- 痴呆の約半数を占めるとされる脳血管性痴呆に対し改善効果が期待できる。(EBM)
疲れやすい
手足が冷たい
手足のふるえ
動悸
登校拒否
- 朝の頭痛、頭重を目標に用いる、腹部は軟弱で腹筋の緊張は強くない(漢方診療医典)
動脈硬化症
取り越し苦労で気分が重い
眠りが浅い
ノイローゼ(中年以降が多い)
のぼせ(肩こり・めまいの者)
脳血管障害
脳底動脈硬化症
- 釣藤鈎:脳動脈の硬化とケイレンに有効。
- 脳動脈硬化による頭痛が多いので、頭痛がとれた後も長期に続服した方がよい《大塚敬節》
皮膚枯燥
ふるえ
腹部軟弱
偏頭痛
耳鳴り
メニエール
- 中年以降の神経症で、頭痛、眩暈、肩こり、のぼせなどあり、自律神経失調症でつねに気分がうっとうしいという者によい。(漢方診療医典)
目がかゆい
目がかすむ
目がクシャクシャする
目の充血(結膜充血)
めまい
- (早朝のめまい)
- 神経症の患者のめまい。
- 肝厥の頭暈を治し、頭目を清くす。《普済本事方》
- 石膏と麦門冬が入っているので《大塚敬節》
- 40歳女性。胃下垂症があり、めまい、頭重、不眠、横臥時の動悸、肩から背にかけての凝り、足冷を訴えて来院した。腹診してみると、臍上でやや左によって動悸が強い。
私はこれに半夏白朮天麻湯を与えたところ、10日後にはめまいも治り、安眠できるようになった。その後も気を使ったり、疲れたりするとめまいが起こったが、いつでも半夏白朮天麻湯で良くなった。
ところが昨年秋、この患者がめまいと肩凝りを主訴として来院したので、いつものように前方を与えたが効かない。そこで、当帰芍薬散にしたり、加味逍遥散にしたり、苓桂朮甘湯にしたりしてみたが、全く効がない。
腹診してみると、やはり臍傍に動悸があり、この部を按圧すると眼にひびくと云う。血圧150-82。
さて私は考えた。抑肝散加陳皮半夏湯にしようか、釣藤散にしようかと。そして釣藤散を与えた。すると10日分を飲んで来院した患者は、初めて薬が効きました。とても気分が良く、めまいも軽くなりましたと云う。引き続き10日分を飲むとほとんど愁訴を忘れた。《大塚敬節》
不眠症
便秘
慢性腎炎
慢性頭痛
- 老人・がんこな頭痛・めまいがある者
慢性副鼻腔炎
夜間頻尿
抑鬱気分
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