ジュンチョウトウ 漢方薬の解説 日本漢方
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潤腸湯
便秘に用います

応用範囲
陰虚の便秘
口が乾く(夜中に)
コロコロ便(兎糞状の排便)
高血圧で便秘
産後の便秘
習慣性便秘
動脈硬化で便秘
疲労倦怠
皮膚枯燥
腹壁弛緩
慢性腎炎で便秘
老人の便秘

関連項目あれこれ

鑑別
潤腸湯 便秘<常習性>、口乾<夜中>、腸内燥熱、皮膚枯燥、体液枯燥、老人の便秘、虚証 陽明病
麻子仁丸 便秘、体液欠乏、小便数

潤腸湯

販売名(会社名) ツムラ潤腸湯エキス顆粒(医療用)(ツムラ)
太虎堂の潤腸湯エキス顆粒(太虎精堂製薬)
薬効分類等 漢方製剤
効能効果 便秘


使用上の注意(下線部追加改訂部分)》
[副作用
(重大な副作用)]
間質性肺炎:発熱,咳嗽,呼吸困難,肺音の異常(捻髪音)等があらわれた場合には,本剤の投与を中止し,速やかに胸部X線等の検査を実施するとともに副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。また,発熱,咳嗽,呼吸困難等があらわれた場合には,本剤の服用を中止し,ただちに連絡するよう患者に対し注意を行うこと。
〈参   考〉 直近約3年間(平成15年4月〜平成18年12月)の副作用報告(因果関係が否定できないもの)の件数
・間質性肺炎:2例(うち死亡0例)
関係企業が推計したおおよその年間使用者数:約2万1000人(平成17年度)
販売開始:昭和61年


症例の概要
No. 患者 1日投与量
投与期間
副作用
性 ・
年齢
使用理由
(合併症)
経過及び処置
1
70代
便秘症
(なし)
7.5g
約3ヵ月間
間質性肺炎
投与開始日 便秘症にて本剤投与開始。
投与約3ヵ月目 労作時の呼吸困難が出現。
投与中止日 A病院を受診。胸部レントゲン及びCTにて間質性肺炎の像を認め,血液ガス上,低酸素血症を認めた(room airにてPaO2 67.6torr)。この時点で本剤と酪酸菌製剤を中止,新たにクラリスロマイシンの内服(400mg/日)を開始。
中止7日後 異常陰影,低酸素血症改善傾向(room airにてPaO2 78.5torr)。
中止13日後 精査のため,B病院に入院。
中止42日後 再増悪が認められないため退院。
血清学的に異型肺炎を示唆する所見は得られなかった。気管支肺胞洗浄液中の総細胞数の増加,リンパ球比率の増加,CD4/8比の低下を認めた。
臨床検査値
   投与約3ヵ月後
(投与中止日)
中止7日後 中止14日後 中止140日後
白血球数(/mm3 6400 7200 6300 5300
LDH(IU/L) 484 466 347
CRP(mg/dL) 1.4
KL-6(U/mL) 1804 1740 490
血液ガス
   投与約3ヵ月後
(投与中止日)
中止7日後 中止13日後 中止140日後
pH 7.493 7.470 7.450 7.443
PaO2(torr) 67.6 78.5 88.6 97.6
PaCO2(torr) 34.7 36.9 37.6 36.0
免疫血清検査
   投与約3ヵ月後
(投与中止日)
RAテスト (−)
抗DNA抗体 (−)
DLST
   中止17日後
本剤 (−)(血中),(+)(BALF中)
酪酸菌製剤 (+)(血中),(+)(BALF中)
BALF所見
   中止17日後
総細胞数(×105/mL) 8.4
マクロファージ(%) 65.4
リンパ球(%) 33.8
好中球(%) 0.4
好酸球(%) 0.3
CD4/8比 0.24
併用薬:酪酸菌製剤,酸化マグネシウム,センノシド,ジソピラミド,塩酸ベラパミル,アズレンスルホン酸ナトリウム・L-グルタミン,ユビデカレノン,クエン酸タンドスピロン

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