(ロクミガン)
六味丸
(六味地黄丸)



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使える病気 神経衰弱糖尿病・腎臓病
耳鳴り・歯槽膿漏・高血圧症
甲状腺機能亢進症
・慢性尿路感染症
・乳幼児の発育不良
・知能発達不良



六味丸/六味地黄丸
六味丸(六味地黄丸)
  (応用)

■頭がボーッとする


■頭がふらつく


■息切れ


■遺精


■萎縮腎 (いしゅくじん)


■陰痿


■陰茎強直症


■黄疸(慢性疲労による陰黄)


■かかとが痛い(跟痛)


■鶴膝風 (かくしつふう)


■角膜炎


■角膜潰瘍 (かくまくかいよう)


■角膜ヘルペス


■過少月経


■肩こり


■乾癬


■気管支喘息


■血尿(尿血)


■月経過少


■下痢


■健忘症


■声がれ


■口渇


■甲状腺機能亢進症


■高血圧


■呼吸促迫


■座骨神経痛


■残尿感


■痔 (ぢ)


■痔瘻 (じろう)


■自汗


■子宮後屈 (しきゅうこうくつ)


■四肢無力
  • I氏の3歳になる児は、ある日、突然頸の筋肉が軟弱になって頭が傾き、手足の筋肉の締まりを失って、いざりのようになって動かなくなってしまった。腹をみると、右側がふくれて気球のようで、これを圧すとぶわぶわして軟く、締まりがない。
    I氏は驚いて、余に診を乞うた。余は言った。これは全く天柱崩倒の症である。腹のふくれたのは腹気が腸を維持することが出来くて腸が崩れたと見える。先ず試みに六味丸を与えてみようと言って、これを飲ましたところ奇効があり、数剤の服用で全治した
    《大塚敬節》

■歯槽膿漏 (しそうのうろう)


■小児の発育不良
  • 小児で肝気が亢ぶって気が短くなり、何かにつけて泣き出すと止まず、眼に青味が多く、額に青筋が現れ、顔はいつも蒼白いような者にこの方を半年~1年も続けて飲ませると、いつとはなしに気質が落ち着いて重厚となり、筋肉の発達もよくなりたいへん達者になる《梧竹楼方函口訣》


■小児の発熱


■小便失禁
  • 内虚熱する者にして小便頻数不禁なるを治す:「牡蛎・五味子」  《丹渓附録》


■シェーグレン症候群
  • 疲れやすく、足腰がだるい、手足がほてる、めまい、寝汗、舌は赤く乾いている。頻尿、夜尿などの症状がある者に用いる(漢方診療医典)


■食欲不振


■集中力が無い


■自律神経失調症


■視力減退


■神経衰弱


■心臓性喘息


■腎盂炎


■腎炎


■腎臓結石


■性的神経衰弱


■性欲の異常亢進


■精力減退


■せき
  • 夕暮れから夜間、疲労による痰が多い咳
    咳嗽、その標、肺にあってその本、腎にあるを治す「蛤蚧・麦門冬・五味子」《方読便覧》

前立腺肥大


■早漏


■帯下


■だるい(全身倦怠感)


■脱肛


脱力感


■タンパク尿


■疲れやすい


■低血圧症


■手足のほてり


■盗汗


■糖尿病


■動脈硬化症


■夏まけ


■難聴


■尿失禁


■尿閉


■尿崩症


■尿路感染症


■ネフローゼ


■寝汗


■熱感


■ノイローゼ


■脳出血


■バセドウ病


■歯がグラグラ


■肺気腫


■肺結核


■排尿時に灼熱感(排尿痛)


■白内障


■疲労


■ほてり


■膀胱炎


■勃起不全


■慢性気管支炎


■慢性腎炎


■見えにくい


■耳鳴り


■無月経


■めまい


■網膜炎


■網膜剥離


■もうろう感


■夜尿症


■遊走腎


■腰痛


■緑内障


老人性掻痒症



六味丸の目標
①疲れやすく、口が渇く人の、以下の症状・疾患に用います
  • 「排尿困難」
    「頻尿」
    「むくみ」
    「かゆみ」など


②比較的体力の低下した者(腎陰虚)に用いる

③疲労感・下半身のシビレ感・尿量減少または多尿・夜間尿・遺尿・遺精・陰痿・腰痛など

④上腹部に比べて下腹部が軟弱なことが多い

⑤冷え・浮腫は少ない



(注意)
  • 胃腸虚弱の者には慎重に
  • (消化器)
    食欲不振・胃部不快感・吐き気・下痢




(参考)
①肝腎不足、真陰虧損し、精血枯渇し、憔悴羸弱し、腰痛足酸、自汗盗汗し、汗水泛んで痰となり、発熱咳嗽し、頭重目眩、耳鳴耳聾、遺精便血、消渇淋瀝、失血失音、舌燥喉痛し、虚火牙痛足跟痛をなし、下部瘡瘍等の症を治す。


②憔悴羸痩、腰痛足だるく自汗又は盗汗、頭眩、耳鳴り、遺精消渇、舌燥喉痛、歯痛などの症状を呈する者。


③此方は金匱腎気丸の桂枝、附子を去ったものであるから、八味丸よりは軽症である。

④腎虚のため疲労感があり、特に精力弱く、陰痿、遺精、腰痛等を訴え、多尿、耳鳴、弱視、口渇等を伴うものに用いる。

⑤脾虚、気虚著しくして食欲不振、下痢傾向あるものは禁忌である。《漢方後世要方解説》



⑥腎水不足と陰虚を治す。

⑦虚労に腎気が衰弱した症で、痩せて盗汗があって発熱し、五臓が衰弱した者。






六味丸 (銭乙方)
山茱萸3,0 山薬3.0 沢瀉3.0
茯苓3.0 牡丹皮3.0 地黄6.0


六味地黄丸
方剤分類 補益剤
八綱弁証 裏熱虚
六淫 湿
四傷
六経弁証 少陰病
衛気営血弁証 営分
三焦 下焦
方剤帰経 腎経
臓腑弁証 腎陰虚
効能 ・滋補腎陰
・清熱利湿
適応 陰萎
高血圧症
座骨神経痛
前立腺肥大症
糖尿病
難聴
変形性膝関節症
慢性腎炎
腰痛



(鑑別)
六味丸(少陰病)
  • 腎陰虚、口渇、舌乾燥、多尿、小便不利、下腹部軟弱・無力、疲労倦怠、精力減退、遺精、陰痿、耳鳴、憔悴、羸痩

八味地黄丸(少陰病)
  • 腎陽虚、気血両虚、腰痛、下腹部軟弱・無力
    体力中等度以下、口渇・足腰の冷え・夜間頻尿・陰痿・浮腫

麦味地黄丸(少陰病)
  • 疲労倦怠感、口やのどの渇き、腰や脚の痛み、夜間多尿

知柏地黄丸(少陰病)
  • 疲労倦怠感、腰痛、手足のしびれ、手足の冷感、むくみ、頻尿、口渇

牛車腎気丸

五苓散(少陰病)
  • 体力中等度、口渇・尿量減少・浮腫・嘔吐・頭痛・二日酔い



腎虚
(老化)
腎陽虚 腎陰虚
顔色 青白いが、
軽度の場合は、変化しない
普通か、やや赤みがかっている
口中 唾液が多く、全身・足がむくむ 口の中、唇が乾き、水分をとりたがる
排尿 量、回数ともに多くなり 尿量は少なめ
尿色 無色~薄黄色 濃くなる傾向がある
大便 軟らかいことが多い 便秘になりやすい
参考 老人の失禁
膀胱括約筋の収縮力が低下
小児の身長の伸びが悪く、夜尿症傾向が強い
漢方薬 海馬補腎丸
至宝三鞭丸
牛車腎気丸
八味地黄丸
知柏地黄丸
杞菊地黄丸
六味丸














    
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