毒キノコ

シャグマアミガサタケ











・有毒成分はアマトキシンであり、熱に強く、いかなる調理法でも分解されない。
・全キノコ中毒死の90%を占める。
・死亡率は・・・・50〜90%
・致死量・・・・・・0.1mg/kg

シメジなどと誤って食べ、中毒事故を起こすことが多く、しかも猛毒性のために一家全滅などの悲惨な死亡事故につながる場合が少なくない



摂取後8〜12時間で、激しい嘔吐、下痢、腹痛を生じ、粘液便、血便を下すコレラ様の症状を呈する。
ショックと電解質異常を乗り越えても、1〜2日後から劇症の肝不全が待っている。





有毒成分
     7〜8個のアミノ酸よりなる環状ペプチド
  1. アマニチン
    1. 経口投与でも、取り出された肝組織でも強い毒性を発揮するが、遅効性で毒性発現には通常15時間ぐらい必要。
    2. 毒性はファロイジンの10〜20倍強い。
    3. 肝細胞の特に小胞体を激しく破壊し、また、核小体の崩壊、染色体の濃縮などを生じ、DNAポリメラーゼ活性を阻害する。
    4. RNA、タンパク質の生合成を阻害する
  2. ファロイジン
    1. 毒性が速効性で、注射後1〜2時間で致死毒性が発揮され、
    2. 肝臓組織が著しい損傷を受ける。
    3. しかし、経口的には効力は発揮されない
検出法・・・ウィーランド検出法
  • 「テングタケ科の猛毒成分は、環状ペプチドであって腹痛・嘔吐・下痢を伴ういわゆるコレラ様の症状を呈する。タマゴテングタケの研究は。H・ウィーランドによって開始され、その1子、T・Oウィーランドと、また娘婿のF・リネンという一族によって解明され、いずれもノーベル賞を授与されている。その毒はアマニチン、ファロトキシン、アマトキシンの名で知られている。これら毒の検出法としては、新聞紙の余白にキノコの1片を置いて砕く。紙に汁をしみこませ、これに1〜2滴の強酸を垂らす。乾燥させると、青色になれば毒があるという。これをウィーランド検出法と称している





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