足少陽胆経         ドクトルアウンの気になる健康情報
トップへ戻る針灸のツボ>足少陽胆経   <11>Gall Bladder (胆) (GB)      (44穴)

GB 経穴名 適応する症状・病名/参考
GB-1 (ドウシリョウ)
瞳子
角膜白濁、角膜炎、視神経萎縮
頭痛・目赤・視力減退・口眼斜・眼球の痛み。
清熱散風・活絡明目の作用がある。
[瞳子]は、瞳孔を指す。
[]は、骨に挟まれた陥没(凹部)のこと、
眼の外眼角の外方で眼窩外側縁の陥凹部にあるところから、瞳子と呼ばれる
目の外眥5分にあり。
足の少陽胆経・手の太陽小腸経・手の少陽三焦経の交会穴。
GB-2 聴会
(チョウエ)
耳聾、耳鳴、中耳炎、歯痛(牙痛)、顔面神経マヒ、下顎関節炎
流行性耳下腺炎・口眼斜。
清熱散風・通関開竅の作用がある。
耳前陥中、上関(客主人)の下1寸動脉宛々たる中にあり。口を張りて之を得る(口を開くと凹み、口を閉じると骨が蔽うところ)
[会]は、集まるの意味。
聴覚を司る耳の前にあり、音が集まって聴覚が戻るので、この名がある。
GB-3 上関
(ジョウカン)
一切の眼病、三叉神経痛、顔面神経麻痺、耳鳴
口眼斜・歯痛。
清熱散風の作用がある。
上関は、下関の上にあり、頬骨弓を挟んで上下に相対しているので、この名がある。
足の少陽胆経・手の少陽三焦経・足の陽明胃経の交会穴。
GB-4 頷厭
(ガンエン)
片頭痛、目眩、耳鳴、鼻炎、顔面神経マヒ
疏風止痛の作用がある。
[頷]は、頭を下げてうなづくの意味。
[厭]は、煩わしい・やっかいという意味。
うなづくことが出来ないを主治することから、この名がある。
足の少陽胆経・手の少陽三焦経・足の陽明胃経の交会穴。
GB-5 懸顱
(ケンロ)
片頭痛、神経衰弱、歯痛(牙痛)
顔面部の浮腫・目眩。
散風止痛の作用がある。
[懸]は、悪いことを断ち切る(根絶させる)の意味から転じて開放する、緩解する意味。
[顱]は、頭部の意味。
足の少陽胆経・手の少陽三焦経・足の陽明胃経の交会穴。
GB-6 懸釐
(ケンリ)
片頭痛、神経衰弱、顔面浮腫、歯痛(牙痛)・顔面の浮腫。
清熱散風の作用。
[懸]は、悪いことを断ち切る(根絶させる)の意味から転じて開放する、緩解する意味。
[釐]は、長さの単位
GB-7 曲鬢
(キョクビン)
おとがい腫痛、頭痛、項強
通関開竅・清熱散風の作用がある。
[曲]は、彎曲している様子。
[鬢]は、側頭部の髪の毛のこと。
経脈がこの場所から次の[率谷]まで彎曲しているので、この名がある。
足の少陽胆経・足の太陽膀胱経の交会穴。
GB-8 率谷
(ソッコク)
片頭痛・眩暈・嘔吐・小児強風。
清熱散風の作用がある。
[率]は、めぐるの意味。
[谷]は、間隙・陥没の意味。
側頭部の縫合線上にあって、足の少陽胆経の経気は、縫合部に沿ってめぐっていることから、この名がある。
足の少陽胆経・足の太陽膀胱経の交会穴。
GB-9 天衝
(テンショウ)
頭痛、歯根腫痛、テンカン
清熱散風の作用がある。
[天]は、頭頂部の百会を指す。
[衝]は、通じる道を意味する。
足の少陽胆経と足の太陽膀胱経の交会穴。
GB-10 浮白
(フハク)
耳鳴、耳聾、歯痛(牙痛)、扁桃炎。
清熱散風・去痰平喘の作用がある。
[浮]は、浅い表を指す。
[白]は、五臓から肺に属す。
GB-11 (アタマキョウイン)
頭竅陰
目痛、頭頂痛。耳聾・舌のこわばり・欬逆。
通絡清熱の作用がある。
[竅]は、孔(あな)を指す。
五臓はすべて頭部に開竅している。
「肝は目に開竅し、腎は耳に開竅し、心は舌に開竅し、肺は鼻に開竅する」《黄帝内径》
五臓は陰に属する。
足の少陽胆経・手の少陽三焦経の交会穴。
GB-12 完骨
(カンコツ)
耳鳴、歯痛(牙痛)、顔面神経マヒ。
口眼斜・頭痛・失眠
疏風活絡・清熱明目の作用がある。
[完骨]は、耳の後ろにある乳様突起を完骨という。
足の少陽胆経・足の太陽膀胱経の交会穴。
GB-13 本神
(ホンシン)
テンカン、項強
驚・頭痛・失眠・目眩・精神疾患。


清熱散風の作用がある。
足の少陽胆経・陽維脈の交会穴。
GB-14 陽白
(ヨウハク)
前額頭痛、眼病、顔面神経マヒ・眼瞼麻痺・眼瞼下垂・眼痛。
[白]は、明るい光を指す。
物がハッキリ見えない、暗闇で見にくい、眼球の痛み、遠視、弱視など眼疾患に使えば、陽光が指すようにハッキリ見えることから、この名がある。
足の少陽胆経・足の太陽膀胱経・陽維脈の交会穴。
GB-15 (アタマリンキュウ)
頭臨泣
鼻閉、眼病、中風驚癇・頭痛・目眩
清熱散風の作用がある
[泣]は、声を上げずに泣くこと。
上液の道を臨み涕(はなじる)と涙(なみだ)がともに下るところから、この名がついた。
足の少陽胆経・足の太陽膀胱経・陽維脈の交会穴。
GB-16 目窓
(モクソウ)
眼病、顔面浮腫・頭痛・眩暈・目赤。
通絡明目の作用がある。
[目]は、眼のこと。
[窓]は、日光が差し込む所を指す。
足の少陽胆経の経気がこの[目窓]に集まり目に注ぎ込む。
足の少陽胆経・陽維脈の交会穴。
GB-17 正営
(ショウエイ)
頭痛、目眩、歯痛(牙痛)
清熱散風の作用がある。
[正]は、正確の意味。
[営]は、営気の意味。
脳が正確に営気を輸送しているので、この名がある。
正営は、頭部三行五穴の1つ。
足の少陽胆経・陽維脈の交会穴。
GB-18 承霊
(ショウレイ)
頭痛、鼻閉、鼻衂・眩暈。
清熱散風の作用がある。
[承]は、受けとる意味。
[霊]は、神のこと。
足の少陽胆経の経気は、[目窓][正営]からめぐり[通天][百会]と通じている。これらの経穴は神の思惟活動に関係しているので、この名がある。
足の少陽胆経・陽維脈の交会穴。
GB-19 脳空
(ノウクウ)
頭痛、項強、鼻衂、せき(哮喘)・耳鳴り・癇症
清熱散風の作用がある
[空]は、穴(すき間)を指す。
[脳空]は、脳戸の際にあり、玉枕骨の陥凹部に挟まれているので、この名がある。
足の少陽胆経と陽維脈の交会穴。
GB-20 (フウチ)
風池
感冒時の頭痛、片頭痛、
脳充血、鼻疾患、視力障害、
脳溢血の予防。
迷走神経及び副神経に刺激を伝えるのに不可欠

眼病、鼻炎、中風、耳聾、耳鳴
GB-21 (ケンセイ)
肩井
頭痛、めまい、脳充血、
肩背痛、上腕神経痛、
ルイレキ、のぼせ、脚気、
肋膜炎。
「深く鍼すれば、脳貧血を起こしやすい」

甲状腺機能亢進
機能性子宮出血
GB-22 淵腋
(エンエキ)
胸膜炎、肋間神経痛、脇のリンパ腺炎
GB-23 輒筋
(チョウキン)
嘔吐、呑酸、流涎、せき(哮喘)
GB-24 日月
(ニチゲツ)
胃痛、肝炎、胆嚢炎、シャックリ
胆経の募穴
GB-25 京門
(ケイモン)
腎臓疾患、肺結核、肋膜炎、
胆石症、坐骨神経痛、腰痛、
後頭部痛、神経衰弱、
胃痙攣、慢性胃腸病、腹膜炎、
膀胱疾患、生殖器疾患
腎経の募穴
GB-26 帯脈
(タイミャク
卵巣腫脹、腹膜炎、
腰腹神経痛、腰部冷感。
子宮内膜炎、膀胱炎、月経不順
GB-27 五枢
(ゴスウ)
下腹部痛、腰痛、子宮内膜炎、睾丸炎
GB-28 維道
(イドウ)
子宮内膜炎、下腹部痛、習慣性便秘
GB-29 居
(キョリョウ)
腰腿痛、下腹部痛、睾丸炎、子宮内膜炎、膀胱炎
GB-30 環跳
(カンチョウ)
半身不随の特効穴。
坐骨神経痛、股関節炎、
腓側大腿皮神経痛、
下肢の運動麻痺
GB-31 風市
(フウシ)
下肢関節痛。下肢マヒ、半身不随、座骨神経痛
GB-32 中
(チュウトク)
[環跳]の効果の他に、
脚気、腰痛
GB-33 (アシヨウカン)
足陽関
膝関節炎、リウマチ、
腓側大腿皮神経痛、
下腹部の冷え込みを治す名穴。
半身不随、座骨神経痛
GB-34 (ヨウリョウセン)
陽陵泉
下肢の神経痛。腰痛、膝関節痛、
半身不随、側胸部の疼痛、
子宮出血、帯下、腸出血、
片頭痛
「筋肉の攣縮性疾患を緩和
GB-35 陽交
(ヨウコウ)
座骨神経痛、せき(哮喘)、小腿痛(外側)
GB-36 外丘
(ガイキュウ)
こむらがえり、小腿痛(外側)、頸項強痛
胆経の穴
GB-37 光明
(コウメイ)
近視、夜盲、視神経萎縮、片頭痛、小腿痛(外側)。乳腺炎、産後乳汁不足
胆経の絡穴
GB-38 陽輔
(ヨウホ)
腰痛、膝関節炎、全身痛
GB-39 懸鐘
(ケンショウ)
中風、半身不随、脚気、
脊髄病、小児麻痺、
足背(足の甲)の神経痛、
腹膜炎
GB-40 丘墟
(キュウキョ
足関節の捻挫、中風・麻痺。
側腹と側胸部の疼痛、
胆嚢炎、鬱血肝、胆石、
頭痛、腰痛
座骨神経痛、瘧疾
GB-41 足臨泣
(アシリンキュウ)
結膜炎、胸脇痛、乳腺炎、頸部リンパ腺結核
GB-42 地五会
(チゴエ)
耳鳴、脇痛、乳腺炎、月経不順
GB-43
(キョウケイ)
めまい・浮腫・足背(足の甲)の痛みに特効あり。
神経性狭心症
GB-44 足竅陰
(アシキョウイン)
胸膜炎、せき(哮喘)、頭痛、咽喉


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