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低血圧
 低血圧の漢方薬  ふらつく  頭がボーッとする 最低血圧が低い   アジソン病      



低血圧とは
  • 最高血圧が100_bHg以下(60才以上では110_bHg以下)になることで、
       「疲れやすい」
       「立ちくらみがする」
       「心臓がドキドキする」
       「肩がこる」
       「暑いのに手足が冷える」
       「朝なかなか起きられれない」

    などの症状を訴える




低血圧の病態
  • 原因不明の低血圧を本態性低血圧という。
  • 二次性(症候性)低血圧は、様々なの疾患が原因となりうる



低血圧症の症状(愁訴)
  1. 全身
    • 易疲労感、悪寒、発汗
  2. 循環器
    • 動悸、徐脈、四肢冷感
  3. 神経筋肉
    • 不眠、耳鳴り、めまい
    • 頭痛、頭重、肩こり、不安、シビレ感、
  4. 消化器
    • 食欲不振、胃部重圧感、便秘、下痢、腹痛
  5. その他
    • 月経不順


低血圧症の検査
  • Hb・・・・・基準内
    Na・・・・・基準内
    K・・・・・・基準内
    Cl・・・・・・基準内
    心電図・・・・正常
    胸部X線・・・正常
    心エコー・・・正常
    TSH・・・・・基準内
    FT3・・・・・・基準内
    FT4・・・・・・基準内
    コルチゾール・・・基準内



血圧が下がる
  • hypotonia low blood pressure(血圧降下)
    血圧が低い。血圧低下する

  • めまい気絶を起こしやすい。紅参
  • ・血圧の測定
    • 仰向けに寝た状態で2分ごとに3回、立ち上がった状態で2分ごとに5回測定し診断する。


体質からくる低血圧
  • 体質からくる低血圧は、よく冷え症といわれる人に多いようです。
    子供の頃から、手足が冷え、口唇などはいつも紫色をしています。油手、油足で、なんとなく手のひらや足の裏がジトジトしめり、しもやけにかかりやすくなります、子供らしくなく寒がりです。
    学校へ行くようになっても元気がなく、ときに頭痛がします。
    成人しても、すこし激しい仕事をすると、首筋がつまったり、肩がこったりし、冬にはフトンに入っても手足が温まらない。これらは、血管運動神経の働きが悪く、体中の血管が弛緩しているために起こります。
    低血圧の人は、全身の血管が弛緩していますから、内臓もゆるんで、胃下垂胃アトニーを併発し、便秘がちで、排便後もあとに残っているような感じになります。
    一般に、低血圧の人は、心臓の収縮する力が衰えていて、循環血液量が少なくなっていたり、あるいは末梢血管が拡張されるために起こります。
    体質的に低血圧の人は、胃液の分泌が悪いので食欲もなく、消化力が弱って、多くはやせ型です。脳の血行も悪いので、うっ血して脳圧が高くなり、頭重頭痛を訴えます。そして不眠症を起こしやすくなります。疲れやすく、疲労するとなかなか回復しません。
    筋肉の血行も悪くなって、筋肉の攣縮もおこり、寝ちがえや、こむら返りを起こしやすくなり、五十肩にもなりやすくなります。



食後低血圧 ・・・食事性低血圧
  • さて、類似症状に『食後低血圧』がある。食後に1時間ほどで20〜30mm水銀も下がる人、ボーっとする、動きたくないなど日常に差しつかえる人がいると平野さんは言う。食後に本当にドタッと倒れた重症例を永田さんが挙げた。食後は横になるのが一番。筒井末春・東邦大教授によると茶やコーヒーなどカフェインが多少効くという。
    1. 食後は消化のため、血液が胃や腸などに集まる。高齢者は血圧の調整がうまくいかず、低血圧の原因となる。
    2. 食事中に気を失い、食べ物がノドにつまり窒息する危険もある。
    3. 朝食をきちんと取る
    4. ゆっくり食べ、腹7分程度を心がける
運動後低血圧
  • 『運動後低血圧』も意外に多いと平野さんが注意を喚起している。
  • 激しく運動した後、めまい・吐き気・頭痛などが出る。
  • 運動で一時上昇した血圧が徐々に戻り、運動中断で下がりすぎるらしい。
  • マラソン選手のゴール直後の失神もこれが多という。
  • 電車が見えて駅のかなり手前から全力疾走したら、30分も気持ち悪かったなどはたぶんこの一種だ。気付かぬ人が多いとのこと


起立性低血圧・・・・立ちくらみ
  • 「中高年から低血圧や立ちくらみが始まる例が、最近増えたという。平野誠一郎・医師は北里大での研究結果から、「一度検査を」と勧める。
    成人病や常用薬が原因の場合も多いようだ。
  • 中高年の立ちくらみは、夜のトイレなどで倒れると、頭を打つ、骨折などに直結する。「そっと上体を起こし、いったん座って3つまで数をかぞえた後、そろそろ立ち上がるクセを」と永田勝太郎・浜松医大講師が注意した。
  • 立ちくらみは普通の低血圧でも出るが、立つと血圧が下がる起立性低血圧の主症状だ。だから高血圧でも起立性低血圧の人がいる。永田さんによると治療がやっかいだそうだ。
  • [糖尿病]や[動脈硬化]などの成人病も、低血圧や立ちくらみの原因になる。特に糖尿病は血圧維持が不安定になって、顕著な起立性低血圧を起こす場合があると平野さんが言った。
  • 中高年の低血圧や起立性低血圧では、薬剤に注意が欠かせない。
    1. [降圧剤]は血圧を下げるが、起立性低血圧も引き起こしやすい。
    2. まれに糖尿病のインシュリンも血圧を下げる
    3. 意外と知られていないのが狭心症の[ニトログリセリン系]。ときに強いめまいが来るから、寝て使用するよう平野さんが勧めた。
    4. 長時間効く改良薬ほど、めまい発生の時間も延びる。[精神安定剤]など抗精神薬も血圧を下げることがある。平野さんは、低血圧で神経がいらだつからと、勝手に大量に飲まないように注意した。
    • 薬の副作用には医師が気を配ってほしいが、「まだ医師に低血圧や起立性低血圧を軽視する傾向がある」と永田さんらは残念がる。

手術中の低血圧に
  • ニトロを注射器に
  • 2011年、テルモはニトログリセリンを事前に注射器に充填したプレフィルドシリンジ製剤を発売。
  • ニトログリセリンは手術中の低血圧の維持などに使う製剤。
  • 製剤と注射針をチューブでつなぎ、針を患者の腕に刺して薬剤を投与する。


夏に低血圧
夏場が、低血圧の人には特に大変
    1. 朝の寝起きが悪く、午前中はトンと調子が出ない。
    2. 疲れやすい
    3. 食欲がなく、胃腸の調子もすぐれない。
    4. 頭痛がして、めまいも起きやすい。
  • つらくて医師を訪れても一通りの検査で「低血圧です。命に別状ありません」と親切にしてくれない・・・・こんな不満を持っている低血圧の人が多いようだ。そこで、症状を軽くするヒントを中心に「低血圧」を追ってゆく。
    「夏場が、低血圧の人には特に大変のようです」
    と、低血圧を研究する筒井末春・東邦大教授(心療内科)が言った。
  • 高血圧に寒さが大敵なのと逆で、暑いと末端血管がゆるみ、血液が滞って血圧を下げるという。
    普通(本態性)の低血圧はもともと末端の血液循環が悪いのだが、これが暑さで加速される。「毎年、夏だけ来る患者さんも目立ちますね」
  • 夏場に一番つらい自覚症状は「食べられない」ことだと筒井産は言う。
    1. 食欲がなく、食事がまずい、
    2. 食べてももたれる。
    これに「だるくて体を動かすのが難儀」という症状が加わるから、まさにひどい夏バテだ。『夏は死んでいます』という言う人もいます。
    夏はこうなるものと長年あきらめて過ごし、とっくに医師にかかる気を無くした低血圧患者も多かろう。だが筒井さんは「新薬が6年ほどの間に2つ出て、人によりますがかなり効くケースも出ています」と、
    をあげた。
    従来の薬より作用時間が長く、日1〜2回の服用で済む。胃を悪くする副作用がほとんどないので連用しやすい


低血圧の人は・・・長寿?
  • 低血圧は、高血圧と違って長寿だとずっと言われてきた。だが最近の統計ではそうも言えない。
  • 中高年では注意が必要だ。
     寿命に響く諸要因を研究する塚本宏・明治生命厚生事業団理事長は「1992年までは低血圧長寿説のデータだけでしたが、ごく最近、疑問を呈する調査が出はじめました」と言う。
  • 上島弘嗣・滋賀医大教授らが、約1万人を14年間追った。大規模調査を昨年まとめた、これでも死亡危険度が低血圧層で少し高い結果が出た。生命保険の加入者調査でも同様の傾向がある。
     しかし低血圧なら、高い血圧で血管など臓器が傷つかないので長寿になるはずだと、木川田隆一・北里大名誉教授ら研究者は一致して言う。この説を裏付ける研究も非常に多い
     
    では、理論と統計の差は何から来たか。
    統計では、調査開始時に血圧を測った。その後に加齢で血圧が上昇した人もいただろう。「実際、若い頃低血圧で、中高年では高血圧になる患者はかなり多い」と、平野誠一郎・医師が解説。測定後に高血圧に変わった人は、脳卒中も心臓発作も危険が増す。
     一方、「検査の血圧は正確か?」も問題になりつつある。自動的に血圧を24時間測る器具が最近出て、1日の血圧変動が意外に大きく、検査の値ともずれると分かってきたからだ。今井潤・東北大講師らが40歳以上の約1000人を24時血圧計で測り、5年間追跡調査した。すると低血圧の人の死亡危険度は、高血圧と同じくらい大きいと出た。明白に「低血圧は要注意」といえる数値という。血管の病気の死亡率でさらに明白な差が出たことから、今井さんは「低血圧だと脳や心臓の血管が詰まりやすいようだ」と仮説を立てている。
    実際には、降圧剤での血圧の下げが怖いという。検査時に血圧が高くても、緊張でドキドキした結果のことがよくある。こんな患者に降圧剤を与えると、血圧が下がる夜明けなどに血管が詰まりやすい。24時間血圧計の普及が望まれるが、「家庭でたびたび血圧を測るといい」と今井さんは勧めている。
     ほかに、動脈硬化が響くと今井さんは言う。「理論的にも、動脈硬化が進むと最小血圧が下がります」と木川田さんが指摘した。40歳以上の低血圧は、こんな諸要因も用心して、偏食などに気をつけよう



副作用で低血圧を招く医薬品

低血圧の西洋薬
  1. 塩酸ノルフェネフリン:(血管収縮薬)
    • [コリタート][ゾンデル]
  2. 塩酸ミドドリン:(血管収縮薬)
    • [アバルナート][シュプレース][ナチルジン][メトドリン][メトリジン]
  3. メシル酸ジヒドロエルゴタミン:(血管収縮薬)
    • [イトメット][エルゴスパオン][エルゴット][コーフェルム][ジゴタミン][ジヒゴタミン]{ジヒデルゴット]{デルゴット][ハイデルゴット][パネルゴット][ヒポラール][ミグエルゴンD][ミグリフェン][ミタゴット][ヨウデルゴット][ラヨス][レスタール]
  4. メチル酸アメジニウム


低血圧に使用不可の薬
  • [テルグリド]
    [ブロモクリプチン]



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