甜茶(てんちゃ)        
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中国南部を原産地とする薬効植物で4種類がありますが、バラ科キイチゴ属の甜葉懸鈎子(てんようけんこうし)にのみアレルギー効果があります。甜には「甘い」という意味があります。
*成分*  GODポリフェノール(甜茶ポリフェノール)とルブソシドが成分として含まれています。GODポリフェノールはアレルギーに有効な成分といわれています。ルブソシドは甘味成分で砂糖の75倍の甘味があり、しかもカロリーはゼロです。ほかに、カリウム、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、鉄などのミネラルが豊富です。カフェインは含まれていません。
*作用・効能*  ヒスタミンの分泌抑制、抗炎症作用があります。中国では古くから、甜茶は熱を下げ、肺の乾きを癒し、痰を除いて咳を止めるなど風邪の主症状を抑える健康茶として愛飲されています。のどの痛みや風邪のほかにアレルギー性鼻炎(花粉症やハウスダストアレルギーなど)、気管支ぜんそく、アトピー皮膚炎、じんましんなどの1型アレルギーの予防・症状緩和によいとされ、糖尿病や高血圧にも用いられているようです。
アレルギー症状を緩和する作用について・・
 鼻、口、眼などの粘膜からほこり、ダニ、花粉や化学物質などの原因物質(アレルゲンという)が体内に侵入してくると、白血球の中のTリンパ球がアレルゲンを異物として認識し、Bリンパ球に伝えると、Bリンパ球は免疫グロブリンの一種であるIgE抗体を作ります。すると、免疫反応の主役であるマスト細胞にこの抗体がくっついて、アレルゲンに対する攻撃態勢を整えます。再び体内にアレルゲンが侵入してくると、マスト細胞からヒスタミンなどの化学伝達物質を放出し、神経、血管や粘膜などを刺激してアレルギー症状を起こします。
 甜茶は、マスト細胞からのヒスタミンなどの化学伝達物質の放出を抑える働きがあるため、アレルギー症状が緩和されます。一般的な抗アレルギー剤や抗ヒスタミン剤などで時々みられる副作用もなく、即効性があります。また、症状が出始めてから飲んでもある程度の効果があります。ただし、その効果は人によって違います。花粉アレルギーの人は花粉が飛ぶ1ヶ月〜2週間ほど前から飲み始めると効果があるようです
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