テオフィリン |
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禁 忌 |
使ってはダメな者 キサンチン系の過敏歴ある者。 |
適応 禁忌 |
本剤又は他のキサンチン系薬剤に対し重篤な副作用の既往歴 |
慎 重 な 投 与 が 必 要 |
うっ血性心不全 肝障害がある者 急性腎炎 甲状腺機能亢進症 小児 テンカン 妊婦または妊娠の可能性がある者 産婦・授乳婦 高齢者 |
(投与により障害の再発・悪化のおそれ) てんかん、甲状腺機能亢進症、急性腎炎、うっ血性心不全、肝障害、高齢者、妊婦又は妊娠している可能性のある婦人、産婦、授乳婦 、小児、乳幼児、低出生体重児、新生児(厚生労働省) |
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相 互 作 用 |
★主に肝薬物代謝酵素(CYP1A2)で代謝されるので併用で注意が必要なもの ○ほかのキサンチン系薬剤・中枢神経興奮薬・・・中枢神経が過度に興奮する。 ○交感神経刺激剤・・・低カリウム血症や頻脈・不整脈などのβ-刺激剤の副作用症状を増強する。 ○ハロタン・・・不整脈などの副作用が増強。また連続使用でテオフィリンの血中濃度が上昇する。 ○シメチジン・塩酸メキシレチン・塩酸アミオダロン・エノキサシン・ピペミド酸三水和物・塩酸シプロフロキサシン・ノルフロキサシン・トシル酸トスフロキサシン・エリスロマイシン・クラリスロマイシン・ロキシスロマイシン・チアベンタゾール・塩酸チクロピジン・塩酸ベラパミル・塩酸ジルジアゼム・マレイン酸フルモキサミン・フルコナゾール・・・テオフィリンの中毒症状が発現。 ○セイヨウオトギリソウ含有食品・・・テオフィリンの血中濃度が低下する。 ○タバコで禁煙(ニコチン製剤)・・・テオフィリンの中毒症状 ○リファンピシン・フェノバルビタール・ランソプラゾール・リトナビル・・・テオフィリンの効果が減弱。 |
併 用 注 意 (厚生労働省) |
他のキサンチン系薬剤・中枢神経興奮薬(過度の中枢神経刺激作用)、交感神経刺激剤(β刺激剤の副作用症状を増強)、ハロタン(不整脈等の副作用が増強)、塩酸ケタミン(痙攣)、シメチジン・塩酸メキシレチン・塩酸プロパフェノン・塩酸アミオダロン・エノキサシン・ピペミド酸三水和物・塩酸シプロフロキサシン・ノルフロキサシン・トシル酸トスフロキサシン・メシル酸パズフロキサシン・プルリフロキサシン・エリスロマイシン・クラリスロマイシン・ロキシスロマイシン・チアベンダゾール・塩酸チクロピジン・塩酸ベラパミル・塩酸ジルチアゼム・マレイン酸フルボキサミン・フルコナゾール・ジスルフィラム(テオフィリンの中毒症状)、アシクロビル・塩酸バラシクロビル・インターフェロン・イプリフラボン・シクロスポリン・アロプリノール(テオフィリンの中毒症状)、ザフィルルカスト(テオフィリンの中毒症状)、リファンピシン、フェノバルビタール、ランソプラゾール、リトナビル(テオフィリンの効果が減弱)、フェニトイン・カルバマゼピン(テオフィリン及び相手薬の効果が減弱)、ジピリダモール(ジピリダモールの作用を減弱)、ラマトロバン(ラマトロバンの血中濃度が上昇)、リルゾール(リルゾールの作用を増強(副作用発現))、タバコ(テオフィリンの中毒症状)、セイヨウオトギリソウ含有食品(血中濃度が低下) |
重篤な 副作用 (厚生労働省) |
(薬理・毒性に基づくもの) 痙攣・意識障害 、急性脳症 、横紋筋融解症 、消化管出血 、赤芽球癆 、肝機能障害・黄疸 、頻呼吸・高血糖症 |
(特異体質・アレルギー等によるもの) アナフィラキシーショック |
中 毒 |
○治療有効濃度範囲: トラフ値・・・・10〜20µg/ml ○中毒症状: [消化器系症状] [心拍増加] [中枢症状] [ケイレン] [不整脈] |
トラフ値・・・・ 薬物を反復投与したときの定常状態における最低血中薬物の濃度。薬の血中濃度は、急襲後に最高濃度となり、平衡状態に達した後、時間の経過とともに代謝・排泄によって一定の速度で減少する。 従ってトラフ値は投与直前値となる。 |
妊婦へ の影響 |
授乳を避ける |
テオフィリンによる副作用の発現は血中濃度の上昇に起因することが多いので、血中濃度のモニタリングが必要 |
(薬理・毒性に基づくもの)
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(特異体質・アレルギー等によるもの)
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テオドール副作用(五十音順) | ||||||||||||||||||||
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平成16年12/1〜平成17年3/31厚生労働省副作用情報
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平成17年4/1〜平成17年8/31厚生労働省副作用情報
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平成18年4/1〜8/1厚生労働省副作用情報
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平成18年9/1〜12/31厚生労働省副作用情報
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