地球 |
大きな 磁石 地球は大きな磁石になっている。 地質学では地磁気の反転などを目印にして、115の時代に分けている。 現在は方位磁石のN極は北、S極は南を示している。 過去360万年の間には少なくとも11回、南北が逆転したと考えられている。
地磁気の発生
|
自転のズレ
|
アトランティス? |
2013年、海洋研究開発機構とリオデジャネイロ政府は、ブラジル・リオデジャネイロ沖の大西洋にある海底台地で、陸地でしか組成されない花崗岩が大量に見つかり、かて大西洋上に大陸があったことが判明した。
“アトランティス大陸のような陸地が存在した強い証拠だ”としえいる。 アトランティスは大西洋にあったとされる伝説の古代大陸。 高度な文明を誇り、約1万2千年前に沈んだと伝えられている。 調査は海洋研究開発機構の有人潜水調査船「しんかい6500」を使って実施、 リオから南東1000km以上沖の海底台地「リオグランデ海膨」で、水深910bの地点に高さ・幅各10bの岩の崖を発見し、映像を分析した結果、花崗岩と確認した。 周辺には海では組成されない石英の砂も大量にあった。 同海膨全体の幅は最大部分で約1000`。 南米大陸とアフリカ大陸が分裂した際に残った大陸の一部とみられる。 古代ギリシャの哲学者プラトンの著書では、アトランティス大陸は約1万2千年前に洪水で海に沈んだとされる。 |
プレート |
<1>2009年、東京大学の川勝均教授らは、地球表面をおおっているプレートと呼ばれる岩状の周辺の地層構造を解明した。 厚さ100qほどのプレートは温度が高くなる底でもシカリした岩盤構造で、その下にある「アセノスフェア」という層との境界がハッキリしているという。 成果は4/23のサイエンスに掲載。 世界各地のプレートは毎年最大10cmの割合で動いて、それが地震の原因になっている。 <2>(水アメ) 東京大学地震研究所と物質・材料研究機構は、地球のプレート(岩板)が沈み込んだ部分の岩石は水アメのように曲がる「超塑性」と呼ぶ現象が起きていることを実験で確かめた。 成果は12/23のネイチャーに掲載。 超塑性とは、物体を強い力で引き伸ばしても壊れず、水アメのように曲がり、伸びる現象。 地下の岩石を摸した合成岩石を作り引っ張って伸ばしたところ、最長で元の長さの6倍超に伸びた。 |
地球の磁場が自転速度で変化する |
2013年、海洋研究開発機構の宮腰合広研究員らは、地球の磁場の強さが自転の速度の影響で変化することをスーパーコンピューターのシミュレーションで突き止めた。
磁場には太陽風や宇宙線などから地球を守る役割があり、磁場が地球環境と関連することを示す成果。 成果は米物理学会誌フィジカル・レビュー・レターズ(電子版)に掲載。 磁場は地球の中心にあるコアを構成する液体の鉄が流れることで生じる。 生命が生存できるように宇宙線から地球を守るなどの作用があり、数万年という長期的な変動などがあることは知られていた。 研究チームは地球の自転速度に注目。
|
地質時代 | ||||||||||||
地球46億年の歴史を、地層に含まれる生物の化石や気候変動の痕跡をもとに区切ったものを地質時代という。
|
地球内部の構造を解析 |
2014年、東京大学のロバート・ゲラー教授らは、地震波を使い地球内部の3次元構造を解析する技術を開発した。
|
中心核に水素が? |
半径6400`bの地球
|
上下2層からなる地球のマントル |
2012年、東北大学と高輝度光科学研究センターは、上下2層から成る地球のマントルが、異なる組成の岩でできていることを解明。
成果は、5/3のネイチャー(電子版)に掲載 従来は上下2層のマントルは同じ組成でできていると考えられれていた。 兵庫県にある「SPring8」を使い実験した。レーザー光とX線を併用して岩石に圧力と温度をかけ、124万気圧、2700℃の高温高圧状態のマントルの状態を再現。 地震波の伝わり方から、下部マントルと上部マントルの構成物に違いがあることを突き止めた。 マントルは高熱のため対流しているとされる。 上部と下部で組成が異なることから、対流はそれぞれのマントルの中で間歇していると考えられるという。 海底掘削システム
|
外核不均質 |
2010年、地表から2900〜5100`の深さにあり、主に地熱で溶けた鉄からなる地球の「外核」は均質ではなく、最上部に中心に近い部分より徹以外の物質が多く含まれている層が存在することが金嶋聡・九州大学院教授ら蛾地震波の新解析により突き止め、ネイチャーに発表した。 地球の外核は、岩石でできたマントルと中心部に位置する内核に挟まれ、4000〜5000度の高温下で液体状となった鉄が対流している状態と考えられている。 |
(海流と潮流) |
太陽や月の影響で発生
|
スーパームーン |
2018年、満月がひときわ大きく見える「スーパームーン」が1/2の未明に、各地で観測された。 国立天文台によると、2018年は
月は、円では無く楕円にように地球の周りを公転している。さらに、太陽や地球の重力などにも影響を受けて、地球からの距離は毎年微妙に変化している。 |
直径7.8`の隕石 |
2013年9/16、約2億1500万年前に最大で直径7.8`の巨大隕石が地球に衝突した、九州大学と熊本大学のチームが英科学誌に発表。
|
全球凍結 |
約22億年前に起きた地球全体が凍る「全球凍結」の直後に大気中の酸素濃度が急上昇したとする仮説を、東京大学の田近英一教授らがシミュレーションで解明。
|
![]() |
「単位」 「地球の自転と秒の歴史」 「放射能汚染」 「地震」 「津波」 |
解説TOP|通販TOP|広告TOP|病院ランキング|血液検査| |