|
||||
| 血の道症 | =婦人故なく憎寒し、壮熱あり、頭痛眩暈し、心下支結し、嘔吐悪心あり支体酸軟し、或いは痺し、鬱々として人に対するを悪み、或いは頻々と欠伸する者。 <1>婦人に起きる病態で、月経、妊娠、出産、産褥、更年期などの生理的現象や、流産、人工妊娠中絶、避妊手術などの異常生理によって発病し、器質的変化は見あたらないが、精神・神経症状が現れるのが特徴です。 <2>更年期より広い概念です。 |
| 症状 | 1.顔面紅潮 2.のぼせ 3.手足の熱感・ほてり 4.体がカーッとする 5.心悸亢進 6.心臓が締め付けられる感じ 7.めまい 8.耳鳴り 9.血圧の変動 |
| 【民間療法】 | ○アケビ・イヌタデ・イノコズチ。 |
| 【鍼灸】 | 「三焦と言うのは、乳糜管と小腸と心臓の関係をいうので、ここが滞ると血の道などという病気が起こるのです。」《沢田流聞書鍼灸眞髄》 |
![]() |
![]() 温経湯 黄連解毒湯 黄連湯 加味逍遥散 加味逍遥散+陳久散 加味逍遥散+四物湯 甘麦大棗湯 桂枝加竜骨牡蛎湯 桂枝茯苓丸 香蘇散 柴胡加竜骨牡蛎湯 柴胡桂枝乾姜湯 柴胡桂枝湯 三黄瀉心湯 七物降下湯 四逆散 四物湯 小柴胡湯 真武湯 清心蓮子飲 竹茹温胆湯 調経補血丸 通導散 桃核承気湯 当帰芍薬散 女神散 半夏厚朴湯 防風通聖散 抑肝散加陳皮半夏湯 苓桂朮甘湯 |
| 鑑別 | 漢方薬 |
| 顔が赤くのぼせ、不眠・心悸亢進してイライラする者。 | 黄連解毒湯 |
| いろいろな神経症状があり、イライラして怒りっぽく、熱感と悪寒が交互に現れ、不足が不快にほてったり、頭重・めまい・顔面紅潮・寝汗・不眠・食欲不振・全身がだるいなどを訴える者。 | 加味逍遥散 |
| 少しのことに泣き出したり、不眠、生あくびがでて、ヒステリー気味の興奮しやすい者に用います。腹直筋が突っ張っていることが多い。 | 甘麦大棗湯 |
| 産後の血の道による神経症に用いる。脈・腹ともに軟弱で、おりもののある者が多い。 | ![]() |
| 神経がたかぶり、驚くやすく、動悸を感じて、のぼせ・頭痛・不眠の者。 | 桂枝加竜骨牡蛎湯 |
| 赤ら顔で、頭痛・腹痛・月経障害があり、へその横に抵抗を認める者。 | 桂枝茯苓丸 |
| 胸に圧迫感があり、心下部が不快で、ドキドキしする者。頭痛・のぼせ・めまい・不眠・疲労を感じる人が多い。 | 柴胡加竜骨牡蛎湯 |
| 貧血気味で、血行が悪く、脈・腹ともに弱く、皮膚カサカサの者に用いる。服用して下痢する者には不適。 | 四物湯 |
| 疲れやすく、冷え性で、腹部が軟弱で振水音があり、腹痛・下痢・めまい・動悸を感じる者。 | 真武湯 |
| 色白の貧血気味で、足腰が冷え、疲れやすく、頭重・めまい・耳鳴り・動悸・下腹部痛などがある。 | 当帰芍薬散 |
| のぼせ・めまいを目標に。 | 女神散 |
| のどに異物感や、かゆみ・刺激を感じ、脈・腹ともに軟弱者に用いる。 | 半夏厚朴湯 |
| 神経症でカンが強い者。イライラして怒りっぽく、眠れない者。腹部大動脈で動悸を打っていることが多い。 | 抑肝散加陳皮半夏湯 |
| 関連情報 |
「顔面紅潮」 「のぼせ」 「心悸亢進」 「めまい」 「耳鳴り」 「更年期障害」 |