| チトクローム |
| チトクロムP4501A | 「動植物の体内に有害物質が入ると細胞内の酵素「チトクロム」が活性化する。 チトクロムは約600種類が存在し、有害物質によって活性化するものが異なる。 ガンを誘発するとされるのが、「チトクロムP4501A」。 |
| 薬物代謝 酵素 |
「『チトクロームP450』という薬物代謝酵素を作り出す遺伝子。この酵素を作る遺伝子には複数の種類があるが、特に<CYP2D6>と呼ぶ遺伝子に着目した。CYP2D6は肝臓でチトクロームP450を作る働きをしている。出来た酵素は不整脈の治療薬やウツ薬を分解するため、これらの薬の効き目や副作用と深く関わっている。 SRLの社員から162人のボランティアを募り、採血してCYP2D6の塩基配列を調べた。CYP2D6には、人によって塩基の配列がわずかに異なる多型がすでに約40種類知られているが、調査の結果、このうち4種類の多型がボランティアから見つかった。欧米人には一般に見られる多型とは種類が異なっているという。 多型の種類によって薬物代謝酵素の働きにも違いが出るとみて、薬物を分解する作用を比較した。ボランティアのうち35人の同意を得て副作用のない風邪薬を飲んでもらい、血中の濃度の時間変化を調べた。その結果、分解能力の弱い酵素を作る多型の人ほど濃度が高くなるなど、一定の規則性を確認できた。 薬を飲む前に患者の遺伝子を調べ、今回特定した多型のどれに当てはまるかを見れば、薬の効き目の目安になり、飲み薬の種類や量を最適に選ぶことが出来る」 |
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