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窒息(ちっそく)



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外窒息
以下が狭義の窒息で、
  • 縊死(いし)・絞頸・扼頸による頚部圧迫
    鼻口部閉塞
    誤嚥による気道閉塞
    溺水による気道閉鎖

さらに
  • 閉所・火災現場の低酸素状態
    胸腹部圧迫
    気胸
    血胸
    肋骨骨折などによる呼吸運動障害
    喉頭浮腫
    (アナフィラキシーショックや感染症から)
    腫瘍などがある。




内窒息
一酸化炭素中毒や青酸中毒などでヘモグロビン結合毒による酸素運搬異常とミトコンドリアの呼吸障害
  • 肺水腫、
  • 肺炎、
  • 肺塞栓

などによる肺胞換気不全がある




急性窒息
  • 死に至る経過は数分〜10分前後。

  • 第1期:数十秒間は、無症状で経過することが多い。

  • 第2期(呼吸困難期):
      呼気性呼吸困難期が1〜1.5分続き、
      呼気性呼吸困難期が2分以内続き、
      意識消失
      散瞳
      間代性〜緊張性ケイレン
      高血圧
      頻脈が起こる

  • 第3期(無呼吸期):
      1〜2分の無症状の後
      喘ぎ呼吸
      呼吸数減少
      静脈圧上昇
      動脈圧低下が起こる

  • 第4期(終末呼吸期):
      約1分続き、呼吸が停止する。
      その後、心拍はなお、数分〜10数分持続する




溢血点(いっけつてん)
身体の組織内に起こる、点状又は斑状の内出血。
  • 大きいものは溢血斑という。
  • 窒息死の診断上、重要な症状となる。



うつぶせで窒息
  • 1996年、元気な赤ちゃんが突然死亡する乳幼児突然死症候群(SIDS)の3割は、
    • 柔らかいベッドやまくらの上に
    • うつぶせ寝して窒息するのが原因
    だと、米消費者商品安全委員会が7日発表した。ワシントン大・メリーランド大と2年間にわたっ て共同研究した



SIDS「乳幼児突然死症候群」
  • 生後6ヶ月以内の赤ちゃんが、眠っている間に呼吸が停止し、回復せずに死んでしまう病気。
  • 乳幼児2000人に1人の割合で発生し、乳幼児の死因解剖が一般的になっている欧米では、赤ちゃんの死亡原因の1位と報告されている。東京女子 医大の仁志田博司教授(新生児学)によると、原因はまだ詳しく解明されていないが、母親がタバコを吸ったり、赤ちゃんをうつぶせに寝かせることにも関係が あるという。
    2005年度は全国で196人がSIDSで死亡した






診断基準
  • 元気だった赤ちゃんが睡眠中に急死する原因不明の「乳幼児突然死症候群(SIDS)」について、厚生労働省は医師によってことなる診断基準を統一する方針を決めた。
    米国では1歳未満に限定しているのに国内では最高8歳まで診断されたり、
    「窒息」や「虐待死」のケースも「SIDSの疑い」と診断されているのが現状
  • 遺族が訴えるケースも相次いでおり、混乱解消を目指す。
    今年2月に香川県の無認可保育園で1歳2ヶ月の男児が園長から虐待を受けて死亡した事件では、当初、「乳幼児突然死症候群(SIDS)の疑い」と診断していた。遺族は「医師は死亡した時の状況などを十分に検証せずに、安易にSIDSとの疑いと診断した」と批判している。

米で減少
  • 米政府は、昨年の「乳幼児突然死症候群(SIDS)」による死者が前年より18%減ったと発表した。米疾病管理センター(CDC)によると、米小児科学会が赤ちゃんを仰向けや横向けに寝かせることを推奨し始めた1992年以来、死者が3割も減ったことになるという
    日本では、1/2000人の割合で起きる。
    「裁判事例などのリポートは、阿部寿美代著『ゆりかごの死』新潮社に詳しい






2005年4月に厚生労働省が公表したガイドラインについて。
その内容は“SIDSと診断するには、必ず
解剖をして他の死因が無いことを確認すること”を義務づけた。
解剖 しない場合は『死因不詳』とするように規定している。
ところが、2005年10月〜11月の調査結果では、
ガイドラインを守っている病院は24%。
半数以上が解剖しないままSIDSの病名を記載していた。
また、警察への届け出でしていない病院もあった。
ガイドラインではなく、法令化し、罰則規定を盛り込むべき。






米ウェイク・フォレスト大学などの研究チームは、乳幼児突然死症候群の原因となる遺伝子を見つけた。脂肪酸を分解し、筋肉や心臓・肝臓などにエネルギーを与える酵素の遺伝子で、これが働かないと突然死に至るという。
胎児の成長が遅いことも分かった。
遺伝子操作で、この酵素を生産しないマウスを使って観察したところ、血糖値が低く、産まれて6時間〜36時間で死んだ。分解酵素がないために脂肪酸が蓄積、毒性を持つようになり、不整脈や呼吸停止を引き起こしている可能性もあるとみている



延髄の神経細胞に原因
「延髄にある神経細胞は呼吸を調節している。
健康な赤ちゃんなら、睡眠中に呼吸が不十分になって血液中の二酸化炭素(CO) 濃度が上昇しても、その情報を延髄の神経細胞が受け取り、十分な呼吸ができるようにする。
米ハーバード大医学部などの研究チームは2年前、SIDSで死亡した赤ちゃんの延髄の神経細胞を調べて、CO濃度上昇の情報を受け取る受容体の活性度が低いことを発見した。






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