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| 床ずれ | =褥瘡(ジョクソウ) ●予防のポイント <フトンをこまめに干す> 湿気を含んだ硬いフトンは体への圧迫が大きい。 <体位を変える時は体をこすらない> 力任せに押したり引いたりは、床ずれの原因となる皮膚の摩擦を生む。 <栄養不足に注意> タンパク質が不足すると床ずれを起こしやすい。 <おむつは、こまめに交換> 皮膚が湿ると寝間着やおむつと密着して摩擦し、原因となる。 <傷口はこまめに洗う> 入浴の中止は逆効果。皮膚は清潔に保つ。 <マッサージは禁物> 血行をよくする目的で行う患部周辺のマッサージは傷口を広げる。 |
| 難 治 性 皮 膚 潰 瘍 |
科研製薬は床ずれなどで生じる難治性皮膚潰瘍薬「フェブラストスプレー」の承認を厚生労働省から取得した。主成分は線維芽細胞成長因子(FGF)と呼ばれるタンパク質スプレーで患部に吹きかけると、損傷した皮膚や組織を再生する事が出来る。 FGFは通常、体内で細胞を包んでいる細胞外マトリックスと呼ばれる細胞と細胞の間に貯蔵されている。FGFと結合するFGF受容体を持つ線維芽細胞、消費細胞、血管内皮細胞などが損傷を受けると、そこに炎症細胞が蓄積してくる、炎症性細胞が分泌する酵素などが働いてFGFを遊離させ、FGF受容体とくっつく。すると、細胞増殖などを促進し、組織を修復、再生する。 通常は体内でこうしたサイクルが維持されているが、損傷がひどいと体内にあるFGFだけでは間に合わなくなる。 FGFは細胞を増殖させるだけでなく、血管を新しく作り出す働きがあり、それが間接的に細胞の生育を促進する効果もある。 |
| 誤 り 多 い 常 識 |
乾燥・マッサージ? 「大阪府堺市、阪和泉北病院の美濃良夫副院長は、最近発行された看護雑誌に「間違いだらけの褥瘡治療」という研究を発表した。こらまで常識のようにされてきた「傷を乾燥させ、清潔な状態に保つ」「患部をマッサージする」といった治療法が、かえって床ずれを悪化させていることを厳しく指摘している。 床ずれが出来ると、皮膚の表面からはひどい状態に見えなくても、内部で骨の周辺の組織が傷ついている場合がある。患部のマッサージはこの損傷をさらに進め、炎症を悪化させるという。 それ以上に大きな「常識」の間違いは「傷を乾燥させる」点だ。床ずれの傷からかさぶたや壊死した組織を取り除いた後は、傷から染み出す体液を乾燥させず湿潤なままにした方が、傷を治す細胞の増殖を助け回復も早くなることが、最近の研究で分かってきた。床ずれをシート状の被覆材で密封、内部を湿った状態に保つ『ドレッシング』と呼ばれる方法が急速に広まっており、被覆材を張ったまま入浴も出来る。欧米ではすでに治療の主流になっている。 |
| 2時間おきに 体位を変え |
「この患者さんは右向きに寝るのが好き。枕を使って楽に左向きの姿勢がとれるようにしよう」。大阪府のベッドタウン、泉北ニュータウンにある錦秀会阪和第一泉北病院(堺市)。1000人を超える高齢者が入院している同病院では、定期的に、床ずれ患者の体の位置を変えている。「ほぼ2時間おきに体位を変えると良い」。床ずれの研究者が集まる日本褥瘡学会の理事でもある美濃良夫錦秀会理事はこう説明する。 床ずれ予防の第1歩は原因を取り除くことだ。最も効果が認められているのが身体にかかる圧力を分散する専用のマット類。中でも空気が自動的に出入りして圧力を調整するタイプが効果的という。介護保険を使えば月額5000円から1万円程度の負担でレンタルできることから急速に普及し始めている。 ただ、予防器具も使い方を間違えれば、逆効果になる。空気マットで間違えやすいのが、圧力を高めに設定してしまうことだ。硬いマットだと身体にかかる圧力を分散できなくなる。在宅看護で陥りやすい誤解だという。高齢者が寝ているマットの下に手のひらを上向きにして差し込み、「指を曲げ伸ばしできるくらいが最適だ」 |
| 逆 効 果 |
痔の患者がよく使う「円座」と呼ばれるドーナツ型のクッションは要注意。介護関連商品の販売店などで売っているが逆効果になることが多いという。「患部の周囲に圧力がかかって血行が悪くなり、治りを遅くする恐れがある」(美濃理事)。 また、常識とされてきた治療法が回復の妨げになっていたことも分かった。 (1)その1つが、患部を乾燥させることだ。患部は潤っていた方が皮膚などの組織が再生しやすく、カンテンに似たゲル状シートを貼ると乾燥を防げる。 (2)さらに、血行を良くして症状を改善するとされていたマッサージも、逆に床ずれを広げる。 (3)また、細菌感染を恐れて入浴を控える人が多いが、化膿していなければ入浴して強めの水流で洗うと良い。あとで清潔なガーゼで患部をふけば感染は防げる。 (4)在宅介護で気を付けなければ行けないのが、身体の向きを変えるとき。背中やお尻を押しながら向きを変えると、フトンやマットに接している皮膚がこすれて床ずれを起こしやすくなる。 |
| 栄養失調に注意 | 寝たきりの高齢者は食欲が減って栄養失調に陥りやすい。 特にタンパク質不足は要注意だ。 |
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太乙膏(外用) 黄蓍建中湯 |
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