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「Kちゃんは3200gで生まれた元気な赤ちゃん。ミルクの飲み具合は順調だったが、生後2〜3週目からヲ吐が始まり、次第に授乳のたびに吐くようになった。嘔吐が噴水のようになり、体重もあまり増えなかった。このため病院を受診したところ、上腹部にしこりを触れ、肥厚性幽門狭窄症と診断された。
 赤ちゃんの嘔吐はよく見られるもので問題のないことがほとんどだが、単にゲップが上手に出せないだけでなく、肥厚性幽門狭窄症をはじめとして胃潰瘍、食道・十二指腸狭窄症、胃食道逆流症などとともに、まれには腸回転異常症など緊急を要する病気の場合がある。
 注意すべき症状としては、
1.授乳後しばらくしてから吐く、
2.吐瀉物に胆汁が混じっている、
3.吐瀉物に出血や褐色のかす状のものがある時です。
ゲップがうまくない場合には胃がねじれているもとも多い。ミルクの1回量を減らすとともに回数を増やして、ゲップを十分に出す(場合によっては授乳する前、授乳中にも)ことが大切だ



症状 処方
実証 小半夏加茯苓湯+大黄甘草湯
虚証 [治吐乳一方]
[霊砂丸
]
下利すれば [胃苓湯]
[銭氏白朮散+丁香]
熱があれば [刪繁浄府湯]
処方に加える [麝香]

五苓散
橘皮竹茹湯
四君子湯
旋覆代赭湯

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