特発性間質性肺炎(IIP) |
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| 関連情報 |
「肺線維症」「過敏性肺臓炎」「肺炎」「間質性肺炎」「バチ指」 |
| (IIP) | =原因不明の肺線維症。 |
| 病態 | 肺の間質(主として肺胞隔壁)を病変の主座とする原因不明、進行性の炎症性疾患群の総称。 |
| 診断 基準 |
1980年の厚生省特定疾患「肺線維症」調査研究班による [T]主要症状及び理学所見
[U]胸部X線所見・・・診断に必須の検査です。 <1>陰影の分布:(びまん性、下肺野>上肺野、辺縁性分布) <2>陰影の性状: 粒状 雲絮状 粒状+小輪状(網状) 多発輪状 <3>肺野の縮小: 横隔膜挙上 下肺野の縮小 「近年はCT所見(high resolution)が、有力な武器になっています。」 [V]肺機能検査所見
解剖検査 肺生検 特発性間質性肺炎に一致する病理像。 ◎診断の判定: [T]確実な場合: 上記の[U]を含む3項目以上。 上記[U][X]を満たすもの。 [U]疑わしい場合: 上記[U]を含む2項目を満たすもの。[V]除外規定:以下の疾患を除く。 <1>じん肺 <2>肺結核 <3>慢性気管支炎 <4>びまん性汎細気管支炎 <5>肺炎 <6>肺ガン <7>サルコイドーシス <8>膠原病・・・この診断基準では、膠原病の62.3%が含有される。 <9>過敏性肺臓炎・・・この診断基準では、過敏性肺臓炎の87.0%が含有される。 <10>放射線肺臓炎 <11>薬剤誘起性肺臓炎 |
| 検査 | ●胸部X線 ●胸部CT(HRCT) 「スリガラス陰影」 「胸膜直下に分布する粒状網状陰影」 「蜂巣状陰影」(進行すると) ●呼吸機能検査(血液ガス) 「拘束性換気障害」 「拡散能低下」 「低酸素血症」 「A-aDo2」 ●血液検査 「赤沈亢進」 「CRP上昇」 「LDH上昇」 「KL-6上昇」 「SP-A上昇」 「SP-D上昇」 |
| 発症原因 | 特発性肺線維症 2009年、京都大学の成宮周教授と小賀徹講師らは、息苦しくなる難病『特発性肺線維症』の発症や進行に関わる原因を突き止めた。 『プロスタグランジンF2α』という生理活性物質が肺で作用して、発症や重症化を招くのが動物実験で分かった。 成果はネイチャーメディシン(電子版)に発表 特発性肺線維症は肺胞の壁がコラーゲンなどで厚くなって酸素の取り込みが悪くなり、セキが出たり、呼吸困難になったりする。 50才以上の男性に多く、推計では人口10万人に20人が発症。 研究チームは患者の肺で、この生理活性物質の量が多いことに注目。肺線維症のモデルマウスに、プロスタグランジンF2αが働かないように遺伝子操作したところ、コラーゲンの量が減少し、病気の発症が通常の半分以下に抑えられ、症状も軽くなった。 人間の細胞でも同様の結果だった。 |
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