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2002年、農業生産資源研究所と日本原子力研究所、沖縄県農業試験場は、12日、イオンビームを使って菊を品種改良する技術を開発したと発表した。原研高崎研究所の大型加速器を使い、植物に炭素やネオンなどのイオンを加速して菊の花びらや葉に当てた。突然変異を起こした組織を培養し、その後、温室に移して新品種候補の苗を作った。候補は3000種で、このうち色や形が優れた6種を登録した。イオンビームを使った菊の新品種は初めて。
突然変異で品種改良する場合、これまで7〜8割はガンマ線を使っていた。イオンビームを利用すると、花に複数の色が混じる複色という変異が置きやすくなるという。




簡単に突然変異
2013年、蓮沼仰嗣・横浜市立大学名誉教授と神奈川県農業技術センターは、作物に突然変異を起こす簡便な手法を開発した。
化学物質に種子などを浸し、遺伝子の変異を起こす。
化学物質は除草剤などに使われていた活性酸素発生剤を用いた。
この溶液にイネの種子やサトウキビの短い茎を1週間浸し、光を当てた。
その後、土に植えて発芽や成長具合を確認した。
サトウキビ、オオムギ、グリーンピースで従来の2倍の収量だった。
大きく成長した種や茎を詳しく調べると、光合成の際に光を感じる酵素として働く「ヌクレオシド二リン酸キナーゼ」を作る遺伝子に突然変異が起こり、酵素の働きが2倍になっていた。
この結果、光合成の過程で作られる活性酸素に電子を供給する機能が高まった。
活性酸素は作物の中にたまり光合成の効率を下げているが、電子を受け取るとhydrogen peroxide過酸化水素に変わる。過酸化水素は水と酸素と熱に分解されるため作物にとって無毒となることが分かった。





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