糖尿病と食事/バランス良い食事が糖尿病を防ぐ (5の4) 糖尿病と栄養/カロリー
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食べる
糖尿病とレイシ
毎食ランスよく
人が生きていくためには食物が不可欠である。あらゆる細胞の活動のエネルギー源になるブドウ糖の原料が炭水化物。しっかりした細胞の膜、細胞内の構造、代謝に欠かせない酵素類、血液などになるのがタンパク質と脂肪。この3種類が3大栄養素である。
それぞれの栄養素の含まれ方で食物にはいろいろな分類がある。分類方法には数種類あるが、糖尿病学会が作った食品交換表の6分類が一番良く出来ていると思う。糖尿病の患者によい食事はあらゆる人によい健康食だからだ

◇炭水化物や糖分を豊富に含む食物を2つに分け、
1.主食として:
   1.ご飯やパン、麺類、イモ類、
   2.ダイズ以外の豆類、
   3.レンコン、カボチャなど糖類の多い野菜類     
2.主食以外の糖分として果物を分類している。
◇タンパク質を多く含む食物も2つに分けている。
3.肉類や魚介類として、

   
1.ハム・ソーセージ、かまぼこ類、
   2.チーズ、卵類、ダイズ製品など。
4.チーズを除く乳製品が分類。
5.植物油、バター、マヨネーズなどの油脂類。
6.野菜、キノコ、海草類

 
これらはビタミン、ミネラ ル、繊維質の補給源となる。
これらの食物を毎食バランスよく摂ることが大切。その意味で「1日30種類を食べよう」「彩りと海のもの山のものを取り混ぜて」という長年の習慣に従えば自然と健康に良い食事になると思う
地中海食
食べると良い食品
誰でも かぼちゃ・あずき・エンドウ豆タマネギ・スッポン・海藻・サンマ・サバイワシ・貝類
食物繊維
が多いもの
食物繊維の摂取不足は7年後に糖尿病として現れる。
大豆
ニンジン
血液中の過剰な糖分や脂肪分を取り去る特殊な細胞を活発にして体質を改善する(農水省四国農業試験場)
GI 『グリセミック指数』の低いもの
EPA 「非インスリン依存性糖尿病患者にEPAを投与した場合、血清脂質・アポタンパクが改善する」(第39回日本糖尿病学会)オイルサーデン
リノール酸 リノール酸に糖尿病予防効果
「米パデュー大学とペンシルベニア州立大学の研究チームは、肉やチーズに含まれるリノール酸の一種が糖尿病の予防効果を持つことを突き止めた。ネズミを使った実験で糖尿病の発症を抑えることが分かり、新型の治療薬とされるTZD並みの効果が期待出来るという。研究チームは人に投与した場合に副作用が無いかどうかなどを調べ、実用化を目指す。
 
「複合リノール酸(CLA)と呼ぶ不飽和脂肪酸の一種で、運動不足など生活習慣から起こるインシュリン非依存性糖尿病に対して効果があることを突き止めた。肥満のネズミに約2週間投与したところ、糖尿病の症状が全く現れず、体脂肪も約10%減った。肉などに含まれる脂肪は糖尿病の原因になると考えられてきたが、「食品の成分が人体にとって良いか悪いか?、改めて検討が必要」と研究チームは話している。」
コーヒー



調
食べないで治すことは不可能です。なぜなら、人間の細胞は修理できません。新しい元気な細胞を作って、傷んだ細胞と入れ替えることでなおします。そのためには、元気な細胞を作るための材料が必要です。材料をそろえるためには、いろんなものを食べることが必要です。]   
粗食は血管いため逆効果
自動車はガソリンを燃やして走るが、人はブドウ糖を燃やしてエネルギーを得る。ブドウ糖の完全燃焼に絶対に必要なのがインスリンだ。不足するとあまったブドウ糖が血液中に残り、血糖値がが高くなる。一方、車に丈夫な車体が必要なように、人の骨格や血管、神経などをつくるには原料のタンパク質と脂肪が欠かせない。その利用にもインスリンが絶対に必要である。糖尿病はこの大切インスリンが不足する病気。3大栄養素がうまく利用されないため、原料の供給(食事)やインスリンの補給(治療)が不適切だと、長年かかって血管や神経がもろくなる。血管の豊富な目の網膜、腎臓もやられて失明、尿毒症、神経障害などの合併症を生じる。しかし、健康な人と同じく快適な生活を送ることが可能な病気だ。血糖値に合わせて食事を調節するのではなく、体格と運動量から必要な食事量を決め、必要量を毎食バランス良くとることが重要。過食はもちろん禁物だが、血糖値を下げる目的で粗食にすることは逆効果。血糖値は下がっても、かえって血管や神経をもろくして、糖尿病を悪化させる。糖尿病は血糖値が高くなるだけの病気ではない。・・・だから食べないと治らない
糖尿病は、1日のカロリーを1200〜1800kcalに抑えて、脂肪の摂取量を20〜35gまでに抑えることと、運動(特に歩くこと)をする事が大切です。運動することで脂肪細胞から分泌されるインスリン阻害物質が減少するので、甘いものを我慢出来ます。カロリーは抑えても、必要にして十分な栄養を摂取することがとても大切です。
機内食は:「予約の時に申し込めば、低カロリー食・減塩食・低コレステロール食が可能。追加料金は不要
バナジウム 糖を取り込む“力”が弱っている細胞に対して正常な状態に戻す作用があるとされる
無効
富士山の地下水にはバナジウムという微量元素が通常の水より100倍ほど多く含まれる。この濃度のバナジウムを糖尿病のマウスに摂取させても、血糖値を下げる作用が無かったと山梨県環境科学研究所が発表。海外では、地下水の約1000倍もの高濃度のバナジウムを与えた動物実験で、インスリンに似た血糖値降下作用が観察されているが、通常の摂取量では無効。
山梨県環境科学研究所は濃度を変えて実験を繰り返した結果
○バナジウム濃度が地下水のおよそ100倍以下では血糖値の上昇を抑制できない
○地下水の濃度でマウスを三世代飼育しても糖尿病は改善しない。
などを明らかにしした。
実験を担当した長谷川達也研究員は「極低濃度で脂質代謝を改善する可能性はあるが、人間の糖尿病に影響があるとは思えない」と語る
。2004.9/17
歯周病 糖尿病の人の大部分が歯周病になります
歯周病は細菌による感染症の1つで、ジンジバリス菌などの酸素を嫌う細菌(嫌気性細菌)が酸素のない歯垢や歯周ポケットに入り込んで発症します。
そして細菌が出す毒素(内毒素)によって歯ぐきが腫れてきます。そうすると、炎症性サイトカイン([インターロイキン-1][インターロイキン-6][TNF-α]など)が内毒素と一緒に血管の中に入り込み、血管を拡張させたり、血管の透過性を亢進させたりします。
さらに好中球が血液中に入ってきて全身疾患が起きます。
また、内毒素・炎症性サイトカインなどが肝臓に取り込まれると、以下の症状が出てきます。
@CRP(C反応性タンパク質)という物質が出てきて、グルコースの代謝を阻害します。その結果、グルコース(糖)が血中にとどまり血糖値が上昇します。
Aインスリン抵抗性が高まり、膵臓からのインスリンの分泌が抑制されるようになります。
脚切断 医療コンサルタントの米ミレニア・ウンド・マネジメント(カリフォルニア州)は、糖尿病などによる慢性創傷のの専門治療センター開設を支持する事業を本格展開する。練馬総合病院(東京練馬区)が、2003年10月から同社の治療プログラムを導入した。糖尿病患者が増える中で、国内でも脚の切断に追い込まれるケースが増えている。
練馬総合病院の創傷ケアセンターは糖尿病や閉塞性動脈疾患で発症する足部の潰瘍のほか、慢性の床ずれなどが対象。
ミレニア社は米で専門医と確立した治療プログラムを提供。具体的には壊疽部分の切除や血管再生など症状に合わせた治療を施し、疾病を14週間管理する。米では7割以上が足部切断を回避できたという。米国では400以上の病院に創傷ケアセンターが設置され、症例データーベースも豊富
【参考】 低血糖を起こした時
[砂糖]を飲んでも効かないので、常に[グルコース(単糖類)]を持ち歩くことが大切

尿





糖尿病とうまくつきあって行くための食事や運動療法などを教える「教育入院」に患者が殺到している。2、3ヶ月待ちの病院も少なくないと言う。糖尿病は予備軍を含めると国民の1割を占める生活習慣病。きちんと自己管理出来れば怖い病気ではないが、出来ないと合併症により失明することもある。教育入院では自己管理のポイントを学ぶことが大切だ。1999.11.29《日本経済新聞》
東京都済生会中央病院の場合
  6:00 起床
  7:00〜 8:00    検尿
  8:00〜 8:30    朝食
  8:30〜10:00    運動療法の体験学習
  11:00〜11:45    検尿
  11:45〜12:30    昼食(盛りつけ実践)
  12:30〜13:30    講義(調味料の使い方)
  13:30〜14:30    講義(糖尿病検査)
  14:40〜15:40    講義(神経障害)
  15:40〜16:20    学習ビデオ鑑賞
  16:20〜17:00    講義(合併症全般)
  17:00〜18:00    検尿
  18:00〜19:00    夕食
  22:00          就寝
 
膵島移植 膵島移植は、膵臓からインスリンを作る膵島細胞だけを分離して点滴によって糖尿病患者の移植する手法。
2007年、膵臓や膵島の移植医でつくる膵・膵島移植研究会(会長・寺岡慧東京女子医科大学教授)は、膵島移植の実施を当面自粛することを決めた。
理由は、膵島分離に使う米ロシュ社の試薬(リベレースが、製造過程で牛の脳成分を使用していることが判明したため。変異型クロイツフェルト。ヤコブ病の危険があるので中止する。
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