単糖
多糖類

砂糖
脂質
ダイエット




糖質sugar、glucide
  1. 炭水化物](carbohydrate)ともいう
    1. 炭素、水素、酸素で構成される
    2. 水素と酸素の比率はと同じように2:1です。・・・脂質との相違点
    3. 糖類、
    4. グリコーゲン
    5. デンプン類が含まれる
  2. もともとはCn(H2O)mで表される化合物に用いていた用語だが、ポリアルコールやその誘導体・縮合体・アルデヒド・ケトン・酸 などの関連化合物も含めて呼んでいる
  3. ブドウ糖が糖質の主体。血液と脳細胞はブドウ糖を必要とする
  4. 糖尿病患者に対しては長期間にわたりブドウ糖以外の糖質を与えない




糖質の種類
単糖類(→単糖
  • トリオース、テトロース、ペントース
  • ブドウ糖glucoseグルコース
    • 炭素数6個でアルデヒド基を1つ含むので、アルドヘキソースということになる
  • 果糖fructose)フルクトース
二糖類(disaccharides)は
  • (di-=2)(sacchar-=糖)
  • 共有結合によって結合している2つの単糖類が結合したもので、結合の際に水1分子が失われる(脱水縮合といいます)
    グルコース
    +フルクトース(果糖)
    脱水素反応
    加水分解
    スクロース
    (ショ糖)
  • 二糖類は分子を加えることで単糖類に分解します。
    • この反応を加水分解(hydrolysis)といいます。
      (hydro-=水)(lysis=解放)

  1. 麦芽糖=マルトース(maltose)
    1. 化学構造o-α-D-グルコピラノシル-(1→4)-α-D-グルコピラシド
    2. 還元性:(+)
  2. 乳糖=ラクトース(lactose)
    1. 化学構造o-β-D-ガラクトピラノシル(1→4)-β-D-グルコピラシド
    2. 還元性(+)
  3. ショ糖=スクロース(sucrose)
    1. 化学構造o-β-D-フルクトフラノシル-(2→1)-α-D-グルコピラノシド
    2. 還元性(−)
    3. グルコースとフルクトースが結合した二糖で、還元性はない。植物に広く分布する。
      特に、
      • 甘蔗(サトウキビ、sugar cane)
      • 砂糖楓(サトウカエデ、sugar maple)
      • 砂糖大根(beet)
      に含まれる。
      これから抽出し・精製して食用の砂糖(テーブルシュガー)になる。200℃まで加熱するとカラメルになる。
三糖類
  • マルトトリオーズ
  • シクロデキストリン
少糖類
  • オリゴ糖(オリゴとは「少ない」意味)
    • ・・・単糖が2個ないし数個結合したもの
多糖類




糖質に要注意
  • 糖質は脳にとって唯一のエネルギー源。
  • 糖質を分解してブドウ糖にするにはビタミンB1が不可欠。
  • 豚肉や豆類などのおかずに含まれるビタミンB1が無いと脳の働きがダウンする。
  • アルコールを分解するにもビタミンB1が必要。つまみを食べながら飲むが大切。
  • ジュースやお菓子に「低血糖のリスク」がある。
  • 白砂糖はすばやくブドウ糖に分解されやすい。摂取しすぎて血糖値が急上昇すると、すい臓からインスリンというホルモンが分泌され、急激に血糖値が下がることがあります。そうすると、不安感や倦怠感ねむけなどを感じるようになります。
  • そして低血糖状態が続くと、今度は血糖値を上げるアドレナリンが増えて、興奮や精神不安 につながります。
  • 甘い物を食べ過ぎると、情緒不安を招くことがあります。

サイクリック・クラスター・デキストリン
(CCD)
  • ブドウ糖分子が約900個集まって、大きな1つの分子となった糖質

  • .
(持久力高まる)
  • 2000年、「江崎グリコはCCDと呼ばれる糖質を使った飲料を摂取すると、持久力が高まるとともに、運動時に胃に残留物があると発生する横腹痛がおきにくいことを解明した。
  • マウスを使った動物実験で約2割向上することがわかった。
  • 超音波を使った実験では人間の胃を通過する時間が比較的短いことも確認された。
  • 胃を早く通過することで横腹痛がおきにくくなるという。

  • 通常のブドウ糖は腸ですぐ吸収されるが、CCDはゆっくり切り離されながら吸収されるため、持久力が高まると考えられる。
  • 胃は、浸透圧の高い飲料を引き留める機能を持つが、分子が大きいCCDは浸透圧が小さいため、胃を早く通過すると診られる。」





糖質制限食
炭水化物制限食
  • 糖質制限食は炭水化物に含まれる糖質を減らそうという考えで食事を組みたてる。
    • 主食となるご飯やパン・麺類をできるだけ摂らず、おかずを中心に食べる方法。
  • 米ハーバード大学・・・糖質の制限は心筋梗塞や脳卒中の危険性を高めるとする調査結果を発表。
    • スウェーデン女性4万3396人の食生活と病気の発症を16年間追跡調査した結果、糖質を減らしてタンパク質を増やす食事が中心の人ほど心筋梗塞や脳卒中の発症リスクが高かった。
  • 過剰な糖質制限によって・・・ケトン体が増えすぎる
    • 糖質を制限することで脂肪が分解してできるケトン体が増えすぎ、意識がもうろうとして病院に運ばれる例がある。
  • アメリカの糖尿病学会は2年間の期限付きで食事療法として認めている。
    • 成長期の子供や妊婦は認めていない。
  • 1日60〜120cの糖質がおすすめ。


糖質制限食は勧められない
  • 2013年、日本糖尿病学会はご飯やパンなどの炭水化物を控えて糖質を制限する糖尿病の食事療法について、「安全性などを担保するエビデンス(科学的な根拠)が不足しており、現時点では勧められない」と発表。
  • 生活習慣が主原因とされる2型糖尿病では肥満の改善が大切。そのためには「総エネルギー摂取量の制限を最優先とする」としたが、欧米でも研究で注目された炭水化物の摂取制限の有効性について賛否が分かれ、今後の調査が必要とした。
  • 炭水化物の制限で短期的には体重が減っても、その後、血中の悪玉コレステロールが増加したなどとする報告がある。
  • また、腎機能障害や、代わりに摂取するタンパク質や脂質の増加による影響が検証されていないという。

糖類の摂取目安・・・ティスプーン6杯
  • 2014年、WHOは砂糖などの糖類を1日に摂取するカロリーの5%未満に抑える指針を発表した。
  • 5%は平均的な成人で1日25c、ティスプーンで6杯分の砂糖に相当する。




糖類抽出
硫酸使わずに廃材から糖類抽出
  • 2012年、明治大学の室田明彦専任講師らは、廃木材からグルコース(ブドウ糖)やオリゴ糖などを簡便に生産する技術を開発した。
  • 木材はセルロースを大量に含んでいる。そのため、従来は硫酸でセルロースを分解し、グルコースなどの糖類をとりだしていた。
  • 研究チームは硫酸の代わりに、食品添加物に使われる金属イオンを含む溶液を触媒に使った。
  • 実験ではセルロース粉末が入った容器に溶液を送り込み、150℃で2時間加熱するとセルロースが分解した。また、植物の細胞壁に含まれるヘミセルロースを、同じ装置で130℃に加熱すると、重量比70%のキシロオリゴ糖が分離できた。




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