疼痛 (痛み) 会員登録
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疼痛

pain
=痛。ペイン・・・・・「生体組織の損傷あるいは損傷の可能性のある侵害刺激が個体に起こす感覚」
疼痛 うずく(ache)
痛み(pain) ズキズキ(throbbing)
刺すように(piercing)
軽い(slight)
激しい(severe)
一時的(passing)
断続的(intermittent)
ずっと(永続的に)痛い(constant)
種類:
(1)体性痛
(2)内臓痛
ペイン
クリニック
「麻酔や薬物投与によって患者の痛みを和らげるのがペインクリニック。
ガンの痛みや頭痛・腰痛・術後の痛みを緩和する医療だが、最近、アレルギー疾患や花粉症などに応用されている。
ペインクリニックで主流となるのが薬物治療で、痛みの信号が脳に伝わる神経回路を局所麻酔などで遮断する「神経ブロック」が良く用いられる。麻酔医が担当することが多い。
神経を遮断できる場所は体全体で約50カ所。このうち20カ所が治療に使われる。
星状神経節ブロック
適用範囲が広く治療の中心になっているのは、左右の首の付け根にある星形の神経節を遮断する星状神経節ブロック。星状神経節は胸から上の部分を支配する交感神経のセンター。ここに局所麻酔を打つと交感神経の働きが抑えられて、血管が拡張する。肩こり・頭痛などの痛みは末端の血行の悪さが原因の場合が多いので、血管が拡張し、血液の流れが改善することで痛みが和らぐ。
手術後などで痛みが筋肉をこわばらせ、交感神経が過敏になって別の痛みを誘発する「痛みの悪循環」が起こる。この連鎖を断ち切ることも出来る。
星状神経節ブロックは痛みを伴わない疾患の症状改善にも効果がある。腰痛や頭痛持ちの患者が治療の過程で、不思議と鼻炎の症状などが良くなる事例が増えて「予期しなかった副作用」が判明。
顔面神経マヒや花粉症、アトピー性皮膚炎、突発性難聴や過敏性腸症候群などが代表例だ。花粉症シーズンになると毎年100人前後の患者が来院する昭和大病院の場合、他の治療法ではなかなか良くならなかった難治性患者のうち、約3割に症状の大きな改善が見られた。2シーズンにわたって治療した結果、その次のシーズンからは症状がみられない完治した症例もあった。
花粉症の場合、1日から数日おきに最低30回は治療を受けないと効果が出ない。個人差も大きく、疾患によっては保険適用が無い。
手のひらから汗が流れ落ちる多汗症や、暖かい部屋などにいると顔が真っ赤になる赤面症にも効く。いずれも決め手がなかったが、胸部の交感神経遮断で治ることが分かってきた。遮断法としては局所麻酔ではなく、神経の切除手術が行われる。この治療で実績のあるNTT東日本関東病院の塩谷正弘ペインクリニック科部長によると「過去の症例から判断して多汗症の97%、赤面症の80%は完治する」
ペインクリニックの対象
疼痛性疾患 非疼痛性疾患
「帯状疱疹」
「帯状疱疹後神経痛」
「腰下肢痛」
「腰椎椎間板ヘルニア」
「頸肩腕痛」
顔面神経マヒ
多汗症
花粉症
「顔面痙攣」
突発性難聴
過敏性腸症候群
月経困難症
「赤面症」
ガンの痛みに
モルヒネ
モルヒネを使用するのはガンの末期”という間違った“常識”
「モルヒネを使用する時期は、末期かどうかはなく、痛みの程度によって決めるべきだ」と大阪府立成人病センターの担当者は語る。
世界保健機関(WHO)の薬物依存専門委員会委員の鈴木勉・星薬科大学教授は「痛みを放っておけば、痛みを感じる神経が過敏になり、鎮痛薬の効果が悪くなるため、より多くの鎮痛薬が必要になる」と語る。
WHOは1986年に、『がん疼痛治療法』をまとめている。
しかし、厚生労働省が行った終末医療に携わる医師に対するアンケート結果は、
「WHO方式を知っている」
「WHO方式をよく知っている」
「WHO方式をある程度知っている」
を合わせた合計は42.7%だった。
副作用について説明できる医師も(41.7%)で、
半数以上の医師はモルヒネに対する十分な知識を持っていなかった。
異痛症 →「知覚異常
神経因性疼痛 神経の異常が原因で起きるもので、手術やケガが治った後にも痛みが続く。神経自体の故障からくる痛みで
「焼け付くように痛む」
「突っ張るような感覚」
「針でつつかれるような痛み」
「感覚は鈍いのに痛い」
「風に吹かれると痛む」
「複数の痛みが同時に起きる」

慢性神経因性疼痛
外傷から CRPS
(複合性局所疼痛症候群)
・手足の小さなケガや手術後に、その手足や反対側の手足が痛む
脊髄損傷後疼痛 ・事故や病気で脊髄を損傷し、手足が麻痺し体幹が痛む
脊椎手術後疼痛症候群 ・椎間板ヘルニアなどの腰椎の手術後に腰や脚が痛む
開胸手術後疼痛 ・肺ガンや食道ガンなど胸を大きく切開する手術後に胸が痛む。
腕神経引き抜き損傷 ・バイク事故などで腕の神経が引きちぎれ、肩や腕が痛む。
幻肢症 ・手足の切断後に、無くなっているはずの手足に痛みを感じる
病気から 糖尿病性神経因性疼痛 ・糖尿病による神経障害で手足の末端が痛む
帯状疱疹後神経痛 ・帯状疱疹が治った後の皮膚が痛む
多発性硬化性疼痛 ・多発性硬化症による神経異常で痛む。
中枢性卒中後痛 ・脳卒中後に半身の手足が顔が痛む
抗うつ剤 慢性神経因性疼痛
異常な痛みが続く神経因性疼痛に、抗うつ剤が有効なことを井上和秀・九州大学教授と美根和典・福岡大学教授らが確認した。
効果を確認したのは『塩酸パロキセン(パキシル)』。
神経細胞から出た神経伝達物質(セロトニン)が再び細胞に取り込まれるのをジャマするSSRIと呼ばれるタイプの抗うつ剤
井上教授は2003年、脊髄で免疫機能を担う細胞の表面で情報伝達に関わるタンパク質『P2X4』が神経因性疼痛の発症に関与していることを突き止めた。
P2X4を抑えるのにパロキセンが有効なことを発見。
ラット実験で効果を確認。
美根教授らは井上教授とは別に33人の患者にパロキセンを投与し、21人が普通の生活を送れるまでに回復した。他のSSRIの抗うつ剤もテストしたが、効果はなかった。

【WHO方式のがん疼痛治療法】
がんの強さを3段階に分け、
・弱い痛みの第1段階では・・・・非ステロイド性抗炎症薬
・中程度の痛みには・・・・弱麻薬を非ステロイド性抗炎症薬に追加
・強い痛みには・・・・モルヒネ・オキシコドンなどの強麻薬を追加。
・以上の薬が効かないときには・・・・鎮痛補助薬を併用。
守るべき原則には
@患者が維持・管理しやすい投与法を優先的に選択
A副作用などが新たな苦痛にならないように予防する
B〜D
日本の医療用麻薬の消費量はアメリカの1/30、ドイツの1/10。アメリカ・カナダ・ドイツ・フランス・英国などでは、ここ数年使用量が激増しているのに、日本だけ同じ水準。
鎮痛薬の基本的投与法
@鎮痛薬の投与量は、患者個々で異なる。
A経口投与をきほんとする:[経口][直腸内][注射]
B副作用は計画的に防止する。
C不眠を解消することで鎮痛薬の効果は高まる。
D鎮痛補助薬を併用することが必要なこともある。
段階 代表的薬剤 用法用量
第1段階 非アヘン系鎮痛薬 [アスピリン] 250〜1000mg/回
4〜6時間ごと
(代替薬)
アセトアミノフェン
500〜1000mg/回
4〜6時間ごと
第2段階 弱作用アヘン系麻薬 コデイン 30〜130mg/回
4〜6時間ごと
第3段階 強作用アヘン系麻薬 モルヒネ 5〜20mg/回
4時間ごと
(代替薬)
[ペチジン]
[ブプレモルフィン]
WHO指針にあげられている基本薬とその投与量、投与回数

WHO3段階治療ラダー
第3段階:強作用アヘン系麻薬+非アヘン系鎮痛薬
←±鎮痛補助薬
第2段階:弱作用アヘン系麻薬+非アヘン系鎮痛薬
←±鎮痛補助薬
痛み 第1段階:非アヘン系鎮痛薬±鎮痛補助薬


麻薬
アヘンアルカロイド系 アヘン [アヘン][アヘンチンキ]
アヘン・トコン散 [ドーフル散]
アヘンアルカロイド・アトロピン [オピアト][パンアト]
アヘンアルカロイド・スコポラミン [オピスコ][パンスコ][弱オピスコ]
[弱パンスコ]
塩酸アヘンアルカロイド [オピアル][パンオピン]
塩酸エチルモルヒネ [塩酸エチルモルヒネ]
塩酸オキシコドン [オキシコンチン][パピナール]
塩酸モルヒネ [アンペック][塩酸モルヒネ]
[オプソ][パシーフカプセル]
[プレペノン1%シリンジ]
オシシメテバノール [メテバニール]
モルヒネ・アトロピン [モヒアト]
複方オキシコドン [パピナール]
複方オキシコドン・アトロピン(略称:ピコアト) [パピナール・アトロピン]
リン酸コデイン [リン酸コデイン]
リン酸ジヒドロコデイン [リン酸ジヒドロコデイン]
硫酸モルヒネ [MSコンチン][カディアン]
[ピーガード]
コカアルカロイド系 塩酸コカイン [塩酸コカイン]
非アルカロイド系 塩酸ペチジン [塩酸ペチジン][オピスタン]
塩酸ケタイン [ケタラール]
クエン酸フェンタニル [フェンタネスト]
フェンタニル [デュロテップ]
合剤 [タラモナール][ペチロルファン]
覚醒剤 塩酸メタンフェタミン [ヒロポン]

激痛 モルヒネ オキシコドン フェンタニル
鎮痛効果 1.5〜2 50〜100
薬剤
の種類
錠剤
粉薬
坐薬
カプセル剤
内服液
注射
錠剤
注射
貼り薬(パッチ)
注射
特徴 ・最も一般的な医療用麻薬。
・患者の病状に合わせやすい。
・整腸剤などによる副作用の予防が必要。
・腎機能の低下している患者には避けた方がよい
・腎機能が低下した患者にも使える。
・モルヒネの効きが悪い患者にも使える。
・少量から開始できる。
・パッチは長時間効果が維持できる。
・在宅でも使用できる。
・経皮吸収に個人差があるので調整が難しい。
【副作用】 吐き気
嘔吐
便秘
眠気
吐き気(モルヒネより少ない)
嘔吐
(モルヒネより少ない)
便秘
(モルヒネと同程度)
少ない。

鎮痛補助薬





















薬効分類 一般名 商品名
抗ケイレン薬 カルバマゼピン デグレトール
フェニトイン アレビアチン
向精神薬 アミトリプチリン トリプタノール
クロルプロマジン コントミン
ジアゼパム セルシン
ハロペリドール セレネース
ヒドロキシジン アタラックス
ポロクロルパラジン ノバミン
コルチコステロイド デキサメタゾン デカドロン
プレドニゾロン プレドニン
★:放散性の刺痛に・・・しばしば有効。
☆:異常感覚的な痛み・浅在性で灼熱感ある痛みに・・・しばしば有効
■:神経圧迫、脊髄圧迫、頭蓋内圧亢進による痛みに・・・しばしば用いる

痛みの種類 治療法
身体的痛み
(侵害因子受容性)
nociceptive
筋の攣縮 理学療法、ジアゼパム、非アヘン系鎮痛薬
組織のゆがみ 鎮痛薬
神経圧迫 鎮痛薬、コルチコステロイド、神経ブロック
痛覚求心路遮断
(神経破壊)
抗うつ薬、抗ケイレン薬
麻薬、コルチコステロイド
神経ブロック
コルドトミー(脊髄前側索切除術)・・・・・・
(注)末梢神経病変には時に有効、脊髄病変には無効。

PG み強める物質解明
「体の中で痛みを感じるとき、生理活性物質の一種、『プロスタグランジンT』が痛みを増強させる役割を果たしていることが京都大医学部の成宮周教授(薬理学)らの動物実験で分かった。14日付けの英科学誌ネイチャーに発表された。
 プロスタグランジン(PG)が痛みの増強や、炎症、発熱などに関係していることはこれまで分かっていた。しかし、PGは化学構造の違いによってD・E・F・Iなどに区別され、それぞれ違った機能を果たしていると考えられている。
成宮教授らは、遺伝子を操作してPGの中でもPGTと結びつく受容体がないネズミを作った。
実験ではネズミの腹部に酢酸を注射して痛みを起こさせた。普通のネズミは30分間に約40回、身をよじるという痛みへの反応を見せたが、PGT受容体がないネズミでは身をよじる回数が約10回に減った。鎮痛薬を与えても同様に約10回だった。
成宮教授は、PGT受容体が無くなったことで痛みはゼロにはならなかったが、PGTによる痛みの増強効果は抑えられたとみている。
成宮教授は「PGTの働きだけを抑える薬が出来れば副作用が少ない鎮痛薬になる可能性がある」と話している
モービック 消炎鎮痛剤・・・・・・・胃腸障害を抑制
「日本ベーリンガーインゲルハイム(川西市)と第一製薬は、新しい非ステロイド系の消炎鎮痛剤「モービックカプセル」を15日に発売。
モービックは体内で炎症反応に関係するシクロオキシゲナーゼ2(COX2)と呼ばれる酵素の働きを強く抑えるのが特徴。これまでの非ステロイド系消炎鎮痛剤は、COX2と同時に他の酵素の活性も抑えていたため、副作用が出ることがあった。
リウマチなどに
「慢性関節リウマチや変形性関節症などの治療に使う。リウマチなどの疼痛にはCOX2が関係している。細胞にはシクロオキシゲナーゼ(COX1)と呼ぶ酵素が存在し、胃や腎臓の粘膜を強化する生理活性物質であるプロスタグランジンを日夜作っている。ところが筋肉が断裂したときなど生体に異変が起きると、通常は休眠状態にあるCOX2が働き、COX2由来のプロスタグランジンが痛みの元凶となる。
1991年まで、COXに2種類あることは科学的に解明されていなかった。それ以前の消炎鎮痛剤はCOX2ばかりか、善玉のCOX1まで止めてしまい、胃腸障害の重い副作用を誘発した。
消炎鎮痛剤は紀元前からヤナギの樹皮に含まれるサリチル酸塩類を使う療法があったが、近代に入って消炎鎮痛剤の幕を開けたのは1892年に開発された「アスピリン」。その後、約60種類にのぼるアスピリン系鎮痛剤が登場した。だが、アスピリンは持続時間が2〜3時間と短い。さらにCOX2と同時にCOX1の働きを阻害することで胃腸障害や皮膚のかゆみを引き起こす。
そこで86年に剤形などに工夫を凝らした三共の「ロキソニン」が登場。消炎鎮痛剤は第2世代に入る。第2世代は患部にだけ薬効が届くようにする薬物送達システム(DDS)技術を使い、胃粘膜をあまり傷めずに発生源で痛みを止める仕組みだ。ロキソニンは消炎鎮痛剤の売り上げトップに立った。
日本ベーリンガー・インゲルハイムのモービックは、いわば第3世代。94年に英国の学者が痛みをもたらすCOX2だけを阻害する「夢の薬剤」を理論的に提唱したことで欧米メーカーによる開発競争が始まった。
96年に独ベーリンガー・インゲルハイムが開発に成功し、米メルク、米ファルマシアが追随した。
モービックと第1世代の代表格であるノバルティスファーマの「ボルタレン」を比べると、従来弱点だった消化不良・嘔吐・腹痛などの副作用が「モービックでは統計的に有意に少ない結果が出ている」(壺山泰幸マネジャー)という。国内臨床試験での副作用発現率は16.2%で、6割前後出ていた第1世代に比べ低い値がでた。
一方、効き目ではモービックは、慢性関節リウマチ・変形性関節症など、すべての効能でボルタレンと同等の改善効果があった。ボルタレンは効き目でいえば、第2世代に比べて「切れ味が鋭い」という定評がある。第2世代のロキソニンとの比較ではリウマチ・変形性関節症でモービックの改善効果が高かったという
西洋薬 →「消炎鎮痛薬

サプリメント・栄養補助食品・健康食品 [有機ゲルマニウム][霊芝][コウジン(紅参)]
アコニンサン
黄蓍建中湯
海馬補腎丸
葛根加朮附湯
葛根湯

桂枝加朮附湯
桂枝加竜骨牡蛎湯
桂枝茯苓丸
桂芍知母湯
五積散
牛車腎気丸
芍薬甘草湯
芍薬甘草附子湯
小建中湯
続命島
疎経活血湯
大柴胡湯
大防風湯
風湿舒筋丸
桃核承気湯
当帰建中湯
当帰四逆加呉茱萸生姜湯
当帰芍薬散
人参湯
風湿舒筋丸
八味地黄丸
風湿舒筋丸
防已黄蓍湯
防風通聖散
麻黄湯
麻杏g甘湯
苓姜朮甘湯
鹿茸大補湯
六味丸
主薬
<漢方医学>
「上に在るは風に属す:(・桔梗・桂枝・威霊仙)を主薬とし、
「下に在るは湿に属す:(牛膝・木通・防已・黄柏)を主薬とすべし
「諸痛を止むるには、乳香・没薬を主薬とすべし」《万病回春》
関連情報
手足が痛い
関節が痛い
疝痛
気痛
痛みが激しい
歯痛
霊芝
シェーグレン症候群
慢性関節リウマチ
関節リウマチ
多発性動脈炎
全身性エリテマトーデス
自己免疫性疾患
側頭動脈炎
リンパ球減少
タンパク尿
多発性筋炎
リウマチ熱
全身性強皮症
発熱
単球増多
Wegener肉芽腫症
ステロイド
神経痛

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