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tPA






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アクチバシン

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脳梗塞

脳卒中の病院

血液凝固因子




[tPA]一般名:アルテプラーゼ(遺伝子組み換え)
抗血栓剤 血栓溶解剤
(静注用遺伝子組換えt-PA製剤)
商品名 「アクチバシン」「グルトパ」
作用機序 フィブリン親和性が高く、血栓に特異的に吸着し、血栓中でプラスミノーゲンをプラスミンにかえる。そのプラスミンがフィブリンを分解することで血栓を溶解する。
効能

用途
○虚血性脳血管障害急性期に伴う機能改善(発症後3時間以内)
34.8万IU/kg(0.6mg/kg)を静注
投与量の上限は3480IU(60mg)
総量の10%を急速投与(1〜2分)し残りを1時間で静注。
・本剤投与は発症後できるだけ早期に行う。
○2013年、発症後3時間から4.5時間に延長した。

○急性心筋梗塞における冠動脈血栓の溶解(発症後6時間以内)
2.9万〜43.5万IU/kg(0.5mg/kg〜0.75mg/kg)を静注
総量の10%を急速投与し(1〜2分)し残りを1時間で静注。
・本剤投与は発症後できるだけ早期に行う。






(組織型プラスミノーゲン活性化因子)
t-PA
  • アルテプラーゼ(遺伝子組み換え)注射剤の略称。
  • 注射や点滴で血管内に注入、血栓(血の塊)を溶かす薬剤。(血栓溶解剤)




アクチバシン(tPA副作用(五十音順)
  1. アナフィラキシー様症状・・・→中止処置
    アナフィラキシー 血圧低下
    発汗
    脈拍異常
    呼吸困難
    →中止、処置
  2. AL-P上昇
  3. LDH上昇
  4. 嘔吐
  5. 悪心
  6. カテーテルからの出血
  7. 血圧低下
  8. 血管浮腫・・・→直ちに中止気道確保



    舌の腫脹
    口唇の腫脹
    顔面の腫脹
    咽喉頭の腫脹
    →直ちに中止、
    エピネフリン・ステロイドの投与と、
    気道確保
  9. 血尿
  10. 紅斑
  11. 後腹膜出血・・・→中止後に処置(出血性ショックに注意)
  12. GOT上昇
  13. GPT上昇
  14. 歯肉出血
  15. シャックリ
  16. 出血性脳梗塞・・・→中止し処置必要
  17. 消化性出血・・・→中止後に処置(出血性ショックに注意)
  18. ショック・・・→中止処置
  19. 心タンポナーデ・・・→中止後に処置
  20. 心室細動・・・→中止処置
  21. 心室頻拍・・・→中止処置
  22. 心破裂・・・→中止後に処置
  23. 脳梗塞・・・→観察し処置
  24. 脳出血・・・→中止後に処置(出血性ショックに注意)
  25. 熱感
  26. 肺出血・・・→中止後に処置(出血性ショックに注意)
  27. 発汗
  28. 発熱
  29. 皮下出血
  30. ビリルビン上昇
  31. 貧血





脳卒中に tPA使用実績ある病院
(病院名) 所在地 tPA 患者数
大坂脳神経外科病院 大坂 52 1093
静岡済生会総合病院 静岡 47 732
国立循環器病センター 大坂 40 1078
柏葉脳神経外科病院 北海道 31 1567
福岡徳州会病院 福岡 26 847
大西脳神経外科病院 兵庫 25 878
三宿病院 東京 24 742
高井病院 奈良 24 607
中村記念病院 北海道 22 1777
新日鉄八幡記念病院 福岡 22 208
府中病院 東京 21 788
川崎医大病院 岡山 20 597
美原記念病院 群馬 20 597
阪和記念病院 大坂 19 579
東海大病院 神奈川 19 798
京都第二赤十字病院 京都 18 1020
山口県立総合医療センター 山口 18 661
広南病院 宮城 18 1500
筑波メディカルセンター 茨城 18 747
金沢脳神経外科病院 石川 17 630
済生会熊本病院 熊本 17 1594
仙台医療センター 熊本 17 150
亀田総合病院 千葉 17 1609
秋田県立脳血管研究センター 秋田 16 309
甲府脳神経外科病院 山梨 16 822
多根総合病院 大坂 16 624
藤田保健衛生大病医 愛知 16 264
福井赤十字病院 福井 15 712
2006年12/31日本経済新聞より






副作用メカニズム
  • 「仏カン大学の研究グループは、血中にあるプラスミノーゲンというタンパク質を、プラスミンという血栓を溶かすタンパク質に変える酵素のtPAが、神経細胞の情報伝達を強めて副作用を起こしていることを突き止めた。
    tPAは急性虚血性脳卒中の治療薬として使われているが、神経障害などの副作用が指摘されていた」
    「2005年10月から1年間で3200人の脳梗塞患者に投与し、このうち126人(約3.9%)が副作用で症状を伴う脳出血を起こし、29人が死亡した。ただ、日本脳卒中学会は「tPA療法はもろ刃の剣」とし、「治療による利益・不利益を本人・家族に十分に説明して理解と同意が必要」としている。


2005年10月から保険適用
  • [アクチバシン]
    [グルトパ]
    脳梗塞(脳の血管がつまる)の治療に血栓溶解剤[tPA]の使用が増えている。
    発症から3時間以内に投与・・・・が条件。

  • 2012年8月から、脳梗塞の発症後3時間以内に限っていた血栓溶解剤「tPA」の投与条件を4時間半まで延長した。
    その理由は、2008年、欧州の研究チームが発症後4時間半でも治療効果があると発表したこと。
    脳卒中患者の約3/4を占めるのが脳梗塞。
    脳卒中のスーパードクター&病院


「tPA」をマウスに投与して傷ついた骨髄を再生する実験
  • 東京大学医科学研究所の服部浩一・特任准教授らは、血栓治療薬「tPA」をマウスに投与して傷ついた骨髄を再生する実験に成功した。tPAによって酵素などが活性化し、幹細胞の分泌が促されて骨髄を修復したと見られる。
    tPAは血栓治療薬として利用されている。マウスに投与すると酵素『マトリックスメタロプロティナーゼ』が増えるとともに組織間細胞が増殖していた。何もしなければ死んでしまう程度の骨髄損傷が修復され、生き続けることができた。
    tPAは脳梗塞に使う1/10量で効果が表れた。









プラスミン
プラスミンは血液凝固タンパク質を溶かす酵素
  • 傷害を受けて出血した時、止血のための血栓(血の塊)が作られる。
    傷害が治るにつれて、血栓は溶かされて除去される。
    血が固まるのと固まった血が溶かされるという正反対の働きを正確に血中でコントロールしているのは?
    ほ乳類の血液には血液凝固タンパク質を溶かす酵素「プラスミン」が存在する。
    プラスミンがいつも活性化されていては困る。
  • なぜなら、止血するために形成された血栓がすぐに溶かされては出血してしまうから。
    そこで、プラスミンは「プラスミノーゲン」という不活性化状態で血液中に保管されている。
  • プラスミノーゲンからプラスミンへの変換(活性化)は血管内皮細胞によって産生されるtPA(組織プラスノーゲンアクチベータ)によって行われる






SMTP-7
tPAより長時間
  • 2011年、東京農工大学と同大学発のベンチャー「ティムス」は新しい脳梗塞の治療薬の開発に着手した。
  • 血栓溶解剤「tPA(ヒト組織プラスミノーゲン活性化因子)」は発症して3時間までに注射しないと効果が出ないが、新薬なら3時間以降でも血栓を溶かせる可能性がある。
  • グループは沖縄県の西表島の落ち葉から分離されたカビからSMTP-7を抽出。
  • 昭和大学との共同研究でSMTP-7に血栓を溶かす効果があることをネズミの実験で確認。
  • ネズミの脳に人工的に血栓を作り、6時間後にSMTP-7を注射。24時間後の脳梗塞の広がりは、SMTP-7を打たなかったネズミの半分以下だった。
  • 体重1kg当たり5〜10_cの投与量で血栓を溶かす効果があった。
  • 農工大の蓮見恵司教授らはサルなどに脳梗塞を起こして3〜6時間後に注射し、安全性や効果を調べる。








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