生薬の薬性と薬向
臓腑の主治薬
臓腑の引経薬




ブナ、ミズナラ、カエデなどの根に寄生するサルノコシカケ科(Polyporaceae)チョレイマイタケPolyporus umbellatus(Pers.)Friesの菌核を乾燥。
中国、日本の北海道、長野県に産する。
日本産:軽質、くびれが多い(=真猪苓)
中国産:硬質、(=唐猪苓)
◎一名「朱苓」で8月に採って陰干しする《本草》

味は甘苦、性は平、無毒。Q平平燥中散R

腎・膀胱経

利水滲湿薬


猪苓味淡水湿緊 消腫通淋多損腎”
猪苓、味淡。水を利し、淋を通じ、腫を消し、湿を除く。多く服すれば腎を損ず《万病回春》







(利尿・通淋)
◎解熱、止渇、利尿剤
   <1>腫腸と腹満を治す。
   <2>水道を利す。
   <3>淋疾
   <4>L瘧を治す。
◎小便を良く通す。「煎服。

砂石を去る《万病回春》



<1>利尿作用
<2>抗菌作用
<3>抗腫瘤作用



猪苓の薬能
《神農本草経》
  • L瘧を主り、蠱Nメせずを解毒し、水道を利す
《薬性提要》
  • 湿気を滲み、水道を利し、表裏を分解しL瘧を治す

《古方薬品考》
  • 善く燥し、尿道を泄利す

《重校薬徴》
  • 渇して小便不利を主治す

《古方薬議》
  • 小便を利し渇を除く

《中薬大辞典》
  • 利尿し、滲湿する
  • 小便不利、水腫脹満、脚気、泄瀉、淋濁し帯下を治す

《荒木正胤》
  • 猪苓は深山落葉の積む浅い山中に猪(ブタ)の糞のように生えるキノコ
  • 猪苓は浅地に生えるから、比較的、体表にある水毒を去る
  • その色が黒いので身体の下部に停滞する水毒を逐う



薬対 『猪苓+大腹皮』
『猪苓+茯苓』
配合処方 五苓散
猪苓湯




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