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スチューデント・アパシー
無気力」「ウツ病」「不安」「不登校




若者・学生の無気力症
  • 21歳の大学生。入学した当初は順調に通学していたが、専門課程の始まる2年の秋頃からやる気が起きなくなった。それ以来自室に閉じこもり、テレビゲームをしたり、ビデオを見たりしながら毎日を過ごしていた。心配した両親がいろいろな所へ相談に行ったが、内科で心理的な問題であろうとアドバイスされ、精神科に本人を連れてきた。出来れば大学を卒業させたやりたい。と深刻そうに語る両親のそばで、A君は他人事のような顔をしている。しかし、初回から本人が来院したこと、両親が比較的安定していることなどから外来治療は可能と考えられた。
    このような症例は近年増加の傾向にある。
    彼らは、几帳面で、完全主義的で、同時にどこか弱々しい。
    又失敗することや負けることをひどく恐れるため、勝ち負けの入り込む状況(例えば試験・競技)を避ける傾向が目立つ。
    極端な場合には、現実から逃避し、自分だけの世界にこもってしまう。
    さらに、周囲の心配をよそに、本人はそれほど悩んでいるように見えず、むしろケロッとしていることが多い。これは現実を強く否定することで、かろうじて自分を保とうとしている彼らの無意識的な努力の現れである。彼らは怠けているだけのように見られるが、そうではない。心理的な困難を抱えているのである。
    典型的なアパシーの場合、彼らの乳幼児期における母親との心理的な距離が極端に近いことが多い。だからといって、母親の側に問題があると非難している訳ではけっしてない。もろもろの事情があって、結果として子供が母親と心理的に密着せざるを得なかったと言っているのである。例えば、父親が仕事のあまりにも忙しく家庭を顧みる暇がない場合などである。
    アパシーの青年たちは温かくて優しい母親像を心の中に保つのだが、一方、必然的に生じてくる怖くて厳しい母親像を心の外へと切り捨て、父親像のなかに投げ込む。その結果、彼らは父親像(それが象徴する社会)をひどく恐れ、温かい母親像の懐(それが象徴する自室)に避難するのである。
    そして、温かい母親像に避難した結果、怖い母親像を父親像の中にさらに投げ込むという悪循環が起こることもある。もちろん、これらのことは無意識的な心の動きであり、はたからやすやすと観察出来ることではない。

    新型うつ病




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