|
|||
| 【処方名】 | [欝金][郁金][玉金] |
| 【基原】 | <1>ショウガ科(Zingiberaceae)ウコンCurcuma longa L.の根茎を乾燥。 =「姜黄」「黄欝金」「広欝金」 ◎大なるものを姜黄と為す。《万病回春》 ◎小なるものを欝金と為す。《万病回春》 <2>Curcuma aromatica Salisb.ハルウコンの塊茎。 =「温欝金」「川欝金」 |
| 学名 | Curcuma longa L. |
| 別名 | [ターメリック][ウッチン] |
| 【性味】 | 味は辛苦、性は寒 Q寒瀉燥中散R |
| 【帰経】 | 心・肺・肝経。 |
| 【分類】 | 活血薬。 |
| 【薬性歌】 | “欝金味苦破諸血 淋溺見血及鬱結” “味苦、血を破り、肌を生じ、血淋、溺血、欝結能く舒ぶ” |
| ウコン | ウコンとは、ショウガ科の熱帯性の薬草です。 ここ数年、健康情報誌などで特集を組まれたり、あの「おもいっきりテレビ」や「発掘!あるある大辞典」でも紹介されたこともあり、注目を集めるようになりました。 最近になってその幅広い薬効が分かってきて、肝炎、胆管炎、胆石症、カタル性黄疸、高脂血症、食欲不振、腰痛、痔、子宮出血、ジンマシン、頻尿、胃腸障害、心臓病、糖尿病、高血圧、脳血栓、二日酔いなどの様々な病気に用いられています。 ウコンの根茎の部分には、黄色の色素成分であるクルクミン、精油成分であるターメロン、シネオール、アルファークルクメン等が含まれており、これらの成分に薬利作用があることが分かっています。 特にクルクミンはガン予防・抑制する働きがあると見られており、科学技術庁・厚生省・文部省が合同で平成6年度から開始している「ガン克服新10カ年計画」でも研究開発に取り組まれています。 また、クルクミンには最近老化やガンの一因として話題にのぼる活性酸素を消去する働き、抗酸化作用があることが分かってきました。 クルクミンそのものは抗酸化力はそれ程強くありませんが、クルクミンを食べて腸管から吸収されると活性酸素やフリージカルをつかまえるのに非常に強力な働きがある、テトラヒドラクルクミンという物質に変換されることが名古屋大学教授 大澤俊彦氏らの実験によって確かめられています。 ★サフランが高価なので、その代用品として使われた。 |
| 成分 | クルクミン |
| 作用 | 利胆作用 健胃作用 抗炎症作用 抗アレルギー 血圧降下作用 |
| 効能 ・ 効果 |
(利胆・健胃・利尿・解欝・鎮痛・通経) <1>血積を治し <2>気を降ろし <3>血淋・尿血を治し <4>金瘡 <5>血気 <6>心痛を治す。 ◎気をめぐらし欝を解き、血を涼にしを破る。 <1>胸脇腹痛 <2>吐血衂血 <3>癲狂 ◎吐・衂血を止め、悪血をなくす。「粉末にし童便・姜汁・酒に混ぜて飲む。」 ◎痰血を治す。「粉末にし韭汁・童便にまぜて食べる」 ◎伝染性肝炎:作末し1回5g、1日3回。 ◎慢性肝炎、黄疸:「L梔子、黄柏、茵k、車前子」 ◎肝硬変、疼痛:「L川楝子、延胡索、片姜黄、白芍」 ◎肝硬変、出血:「L丹参、枸杞子、牡丹皮、沢蘭、田七」 ◎激症肝炎、肝性昏睡:「L石菖蒲、黄連、連翹、遠志、茯神」 |
| 【薬理作用】 | <1>子宮興奮作用 <2>胆汁分泌を促進 |
| 【薬対】 | 『欝金+茵k蒿』 『欝金+遠志』 『欝金+瓜蒂』 『欝金+姜黄』 『欝金+香附子』 『欝金+柴胡』 『欝金+石菖蒲』 『欝金+丹参』 『欝金+牡丹皮』 『欝金+明礬』=「白金丸」 『欝金+藜蘆』 |
| 【配合処方】 | 欝金丸《沈氏尊生書》 宣欝通経湯 胆道排石湯 白金丸《医方考》 |
| 相互作用 | ○出血傾向・・・[ワルファリンカリウム](ウコン中にあるクマリン・クマリン誘導体に抗凝血作用があるため) |
| 関連情報 |
「ターメリック」 「薑黄」 |