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うし(牛)



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肥育ホルモン
ヘイキューブ
トウモロコシ
狂牛病
牛黄
牛肉
牛乳






銘柄和牛
  1. 黒毛和種
    • 「松阪牛」(三重県)
    • 「近江牛」(滋賀県)
    • 「神戸ビーフ」(兵庫県)
    • 「米沢牛」(山形県)
    • 「前沢牛」(岩手県)
  2. 褐色和種
    • 「土佐あか牛」(高知県)
    • 「熊本あか牛」(熊本県)
  3. 日本短角和種
    • 「八甲田牛」(青森県)
    • 「たんかく和牛」(岩手県)
  4. 無角和種
    • 「無角和牛」(山口県)


銘柄牛
  • 「白川牛」(福島県)
  • 「那須高原牛」(栃木県)
  • 「鳥取牛」(鳥取県)

牛の胃袋は発酵タンクだという。牛には胃袋が4つあり、最初に食物を入れる胃(ルーメン)は約200gの容積を持ち、食べた草などを微生物が分解したりしている。
生物の体を作るタンパク質は、アミノ酸と呼ばれる20種類の化学物質がつながって出来ているが、人間では、うち9種類は体内で作り出せないので、食物を摂って取り込まなければならない。しかし牛は、アミノ酸の多くをルーメンの微生物が作り出してくれる。
ルーメンの中には、プロトゾアと呼ばれる原生動物とバクテリアがほぼ半々の割合で生きている。動物が不足しがちなリジンと呼ばれるアミノ酸は、このプロトゾアが合成していることを小野寺良次・宮崎大農学部教授が2001年に証明。
増殖するプロトゾアを食べることで、牛が栄養を得ている実態を科学的に裏付けた。
さらに、ヒスチジンと呼ばれるアミノ酸を肝臓で作り出せることも突き止めた

(はんすう)
2011年、京都大学霊長類研究所の松田一希研究員らは、東南アジアのボルネオ島に生息するテングザルが一度飲み込んだ食べ物を再び口に戻す「反すう」と呼ぶ動作を行うことを発見した。
ウシやラクダで見られる行動が、野生の霊長類で確認されたのは初めて。
反芻は複数の胃を持つウシなどが消化の効率を高めるために行う。




種牛・・・・・「糸福」
  • 人工受精によって約39000頭もの子牛の種牛となったり、クローン牛にも細胞を提供した豊後牛の「糸福」が大分県久住町の県畜産試験場で老衰のため死んだ。18歳2ヶ月で、人間の寿命に換算すると90歳の大往生だった。昨年8月には、功績をたたえられ試験場には銅像もできた

和牛

明治以降に在来の牛を改良した食肉専門の牛を『和牛』と呼ぶ。

和牛:
 「黒毛和種」・・・90%。世界で最もサシが入る肉質。
 「褐毛和種」
 「日本短角種」
 「無角和種」
美味しい赤身がとれる日本短角種のうち、日本で不良形質として淘汰されてきた牛が健康志向から見直されている。不良形質は、欧州では昔から珍重されてきた形質の牛。
放牧で育てることが多い日本短角種は穀物飼料より牧草やワラをたくさん食べる。

和牛遺伝子特許を集約
  • 和牛の遺伝子特許を集めた「遺伝子ライブラリー」を構築することになった。山形県農業総合研究センター畜産試験場、神戸大学など27の器官や研究者で構成する『和牛知的財産権取得・活用推進協議会』(会長:辻荘一神戸大学名誉教授)の下にライブラリー管理機関を設置した。
    会員になるには、和牛の肉質・健康状態などの研究に役立ちそうな遺伝子・試薬などの手持ち特許を登録する。ただ既存特許は少なく、協議会メンバーの共同研究で新特許の取得も目指す。
    会員は非営利目的の研究用ならライブラリーの特許を無償利用できる。営利目的でも会員以外より安く利用可能。
    個別の特許権者との交流無しで、複数の特許を一括利用できる仕組みを導入する。2008/1/7日本経済新聞より


天然記念物
  • 最古の和牛・・・93頭
    山口県萩市の見島には、交配による外国種の影響を受けていない唯一の和牛「見島牛」は、国の天然記念物に指定されている。






  →BSE

牛エキスの製造法・・・企業秘密

「国内で狂牛病が見つかった2001年9月までは、牛骨は骨粉として加工され、家畜飼料・園芸飼料・ペットフードに利用されてきた。
だが、もっとも重宝したのが、食品業界だった。特に加工食品は牛の残渣が無いと、にっちもさっちもいかなくなる。加工品に使われる牛由来の原料は
と4つに大別できる。

牛エキスは骨が主原料。
一口に骨と入っても、どの部分が使われるのか?10数年にわたって屠畜・解体現場で働き、その後加工業界に転職した者からの話を効いた。
“牛エキスが使われるのは、どれも身近な食い物だからねぇ”
“使っているのが骨だけじゃないから、それを知られたくないんだよ”
“骨といってもね、アバラと足だけが骨じゃないからね。牛エキスを製造するには、骨なら何でも使う。脊髄・シッポはもちろん、頭は丸ごと使う。ただし、タン(舌)だけは切り取る。これは商品価値があるからね”
“頭なんか、プレス機械を使えば一発でペシャンコになる。機械を使わず、昔ながらに大きなハンマー・斧で叩き割ることもある。ハンマーを使うと、あの大きな目玉が飛び出るんだ。”
“目玉も脳みそもペニスでも、何でもかんでもゴッタ煮にする。これが牛エキスの原料になるが、これは製造工程で言うと第一段階だね。それからこの煮汁は、ほかの加工業者をいくつか回り、いろいろ手を加えられて、最終的に牛エキスになる。

ビーフブイヨン・ビーフエキス・肉エキスとか”

“どの業界にも表と裏がある。ついでに言っちゃうけどね、病気の牛だって使うんだよ。どんなに健康そうに見える牛だって、解体すると病巣が見つかる。全国で屠畜される牛のうち、半分以上から何らかの病巣が見つかるのさ。狂牛病は論外だが、それ以外は病巣があっても出荷される。病巣の部分だけ削り取って捨てれば、他は使うんだよ。それが食品衛生法で認められている。

日本人は霜降り肉がどうのこうのと贅沢なことを言っているが、実際は病気牛を食べているんだ。
なにせ5割〜6割近くが、その手の牛だからね。牛エキスにも当然、そうした牛が使われている。
ついでに話すと、ブタは牛より病巣が見つかるケースが多い。
全体の6割以上が何らかの病気に罹っている”
何段階もの工程を経て、煮汁を濾過して骨や毛などカスを取り除いたのが、牛エキスの元。
これに食品添加物など10数種類が加えられる。
そして、
[ブイヨン]
[コンソメ]
[カレールー]
[レトルトカレー]
[ソーセージ]
[ハム類]
[スナック菓子]
[焼き肉のタレ]
[デミグラスソース]
[シチュールー]
[ベビーフード]
[インスタントラーメンのスープ]
などになる。
(吾妻博勝著「鯛という名のマンボウ アナゴという名のウミヘビ」p126〜)

牛の腸・・・輸出入禁止

2004年5/27、家畜の国際的な安全基準を決める国際獣疫事務局(OIE)が牛の腸全体を『特定危険部位』に指定する方針を決めた。

日本は牛の腸を「牛モツ煮込み」や「ホルモン」として食べる習慣がある。

日本の安い牛もつは豪州産などに頼っている。
OIE基準は国内の消費や2国間の合意に基づく貿易に関しては拘束力がないが、国際的に安全が確認できなかったことで、関係業界に影響が及びそうだ。
日本政府はOIE総会で「腸の一部ではなく全体が危険だとの科学的根拠は薄い」と反論したが、多数決で否決された。
記者会見したベルナール・バラトOIE事務局長は「腸の一部だけを取り分けるのは技術的に難しいとの意見が多かった。科学的な問題というよりも、安全管理上の問題だ」と説明した。
国内のBSE(牛海綿状脳症、狂牛病)安全基準は厚生労働省が定めている。

日本はこれまで腸の一部である『
回腸遠位部』が危険部位であるとして、食肉処理場で除去して食用などとして出荷しないよう求めていた。

回腸遠位部以外の腸は
モツ料理などの材料として出荷されている。
OIEが定めるBSEの国際基準は加盟各国を拘束しないため、国内で生産する食用牛の安全対策は各国の判断にゆだねている。しかし、世界的な安全基準と考えられているだけに、厚生省の幹部は「国内のBSE対策を見直さざるを得ない」としている。










牛の皮膚や筋肉などの体細胞を、核を取り除いた未受精卵に融合させ、メスの子宮に居折れて妊娠、出産させた牛のこと。優良な肉質を持つ種雄牛のコピーを作り、繁殖に利用するのが目的だった。
世界で初めてのオスの体細胞クローン牛「隼人号」が2004年2/23、肉用牛改良研で死亡したと発表。隼人号の年齢は5歳6ヶ月で、人間ならば30歳程度とまだ若い。「隼人号」の死因は『胃鼓脹症』。腸が詰まって胃の内容物が発酵してガスがたまり、他の臓器を圧迫して窒息したと考えられている。
まず雌牛の卵子を採取、培養してから遺伝情報を持つ核を取り除き、かわりに優れたオスの黒毛和牛の皮膚などの体細胞を入れ電気刺激などで融合させる。これを雌牛に入れて受胎させると、雄牛と全く同じ遺伝情報を持つ体細胞クローン牛が生まれる。
体細胞クローン牛の死産の割合は3.6倍、生後すぐに死ぬのは7.6倍高い。ただ、生後6ヶ月を乗り切れば、問題なく育つという。

大分県畜産試験場は2009年1月に生まれた2頭を九州大で解剖試験するのを最後に、新たな個体の生産を見合わせる。


2009年、牛の全遺伝情報(ゲノム)を解読し、牛乳の生産などの関する遺伝子を解析したと、日本の畜産技術協会付属動物遺伝研究所(福島県)を含む国際研究チームが4/24のサイエンスに発表した。
牛は羊やヤギと同じ反芻動物で、胃が4つ有り、胃に生息する微生物の力を借りて草を消化し栄養にしている。

(口之島牛)
2011年、東京農業大学の河野友宏教授らと名古屋大学のチームは、日本在来の牛である「口之島牛」のゲノムを解読した
口之島牛は鹿児島県トカラ列島の口之島に生息する希少な牛。
ゲノムを西洋で広く飼育される肉牛のフェレフォード種のゲノムと比較すると、塩基配列が630万カ所で違いがあった。
日本にいる牛のうち、和牛は在来種と西洋種の交雑を繰り返してきた。
口之島牛は日本で飼育されていた牛が野生化したもの。




オーストラリアのバイオテクノロジー研究機関、ジェネティクス・オーストラリア(ビクトリア州バッカスマーシ)とコナッシュ大学(メルボルン)は、遺伝子の数を増やすことで、普通の乳牛よりもタンパク質を最低でも10%多い乳を出せるウシを誕生させた。この遺伝子操作によって、病気に効く成分を含んだ乳など、付加価値のある乳を生産する乳牛の開発を目指す。
ウシの遺伝子のうち、乳中のタンパク質の生産を担う遺伝子を特定することに成功。通常、1頭のウシには同遺伝子が4つあるが、他の乳牛の遺伝子を注入することで、5つの遺伝子を持つ受精卵を誕生させた。
さらにクローン(複製)技術を活用、高タンパク質の乳を生産する4頭の乳牛を1つの受精卵から相次いで誕生させた。
今回開発した技術を応用すると、血液凝固因子を含んで血友病に効く牛乳や各種ワクチンの効用を持った牛乳の生産が可能という。
薬の効用をもった牛乳の大量生産が可能となれば「薬を生産するのに比べてコストも安くなり、途上国での疾病予防に役立つ」という。」→「遺伝子組み換え



から
2010年、佐賀県畜産試験場は凍結保存した卵子を解凍して体外受精させ、再び凍結保存し、その後、解凍して雌牛に移植、子牛を生ませることに成功した。
病気などでウシが殺処分されても卵子を事前に保存しておけば、凍結精子を受精して優秀な種牛を早期に生み出す道が開ける。
同試験場は雌牛から卵子を取りだして処理し、液体窒素で保存。
解凍し、体外受精させた受精卵を、再び液体窒素で約1週間保存してから雌牛7頭に移植した。
4頭が妊娠。6月下旬〜7月にオスの小牛が3頭生まれ、元気に育っている。




2011年、佐賀県農業協同組合は、産業技術総合研究所とJA全農が共同開発した特殊な低温保存液で保存した冷蔵受精卵を使って母牛を妊娠させることに成功した。
液体窒素で凍結した受精卵を使うときの受胎率は50%ぐらいだが、冷蔵受精卵では74%だった。
冷蔵保存液には、細胞を延命させるCPPと呼ぶペプチドを含む。
JAさがとJA全農はETセンター(北海道)で採取した黒毛和牛の受精卵を、4℃の冷蔵保存液で帯広空港から福岡空港まで空輸。車でJAさがの実験農場に運び、翌日に19頭の母牛に移植。約30日後に14頭で妊娠が確認された。
現在の受精卵移植は新鮮な受精卵か凍結受精卵を使う。
新鮮な受精卵は6時間以内の移植が必要。
凍結受精卵は受精卵を傷つけ受胎率が下がるうえ、液体窒素が危険物扱いなので空輸できなかった。





つくばにある農業・食品産業技術総合研究機構中央農業総合研究センターは、水田や遊休農地を使い、繁殖和牛を効率的に放牧する手法を開発した。栽培した飼料イネを刈り採らず、そのまま牛に与えることで、牛舎でのエサやりの手間を省き周年でも放牧が可能になる。
放牧は2007年から茨城県常総市で地場の畜産農家と共同で実施。ワイヤ錠の牧柵に電気を流し、牛の行動を制御しながら、春〜夏は牧草で放牧。夏〜秋は栽培した飼料イネを水田でそのまま与える。冬期間は発酵飼料として加工したイネを放牧地で与える。
電気柵で食事行動を制御することで、踏みつけたりフンで汚すなどの採草ロスを5%以下に減らすことができた。また、牛舎を使わずに放牧できるため臭覚やエサやりが不要。




2009年、牛の全遺伝情報(ゲノム)を解読し、牛乳の生産などの関する遺伝子を解析したと、日本の畜産技術協会付属動物遺伝研究所(福島県)を含む国際研究チームが4/24のサイエンスに発表した。





1997年、筋骨隆々になる原因はミオスタチン遺伝子の変異とわかった。
この変異はイヌやヒツジにも見つかり、人間でも世界中で100人ぐらい見つかっている。
  1. ベルギーのベルジアンブルー種は筋肉隆のウシ。
  2. ダブルマッスル
    突然変異で生まれた筋肉が普通の2倍近い異常に筋肉質を受け継ぐ雄と雌を掛け合わせてできたウシ。遺伝子操作はしていない。宮城県石巻市で東北大とみやぎ農業振興公社が取り組んでいる。

GPSで放牧
2009年、農林水産省所管の北海道農業研究センターは広島大学と共同で、GPS(全地球測位システム)やGIS(地理情報システム)を活用した放牧牛の管理化システムを開発した。



2010年、国の特別史跡・平城京跡(8世紀:奈良)で人の便を埋めて処理した穴と見られる遺構が見つかり、奈良文化財研究所が6月に発表した。
内部の土壌を分析したところ、牛や豚の肉を食べると感染する寄生虫の卵を検出。
当時の人々が肉食をしていたことを確認した。
奈良時代には仏教思想の影響で、肉食が禁忌だったとされているが、一方で肉食禁止令がたびたび出された記録があり、また、イノシシ肉を献上した木簡も出土していることから実際には肉食が広まっていたと推測されていた。
遺構があったのは都を警備する「衛府」などがあった官庁街。
直径60cm前後、深さ47〜77cmの穴が6つ有り、トイレットペーパーの代わりに使った細長い木片(籌木:ちゅうぎ)が約300点出土した。
原形を留めた人の便も見つかった。平城京跡で遺構を確認したのは初めて。
今回発見と同様の寄生虫卵は、古代の迎賓館、鴻臚館跡(福岡市)などのトイレの遺跡えも検出されいるが、
「肉食する外国人が使ったため」との説があったが、同研究所は「今回は宮殿内の官庁街で検出しており、外国人の可能性は低い」とみている。

尿


藻類で
2011年、アルギン酸製造大手のキミカとバイオベンチャーの日本バイオマス研究所は藻類を活用した家畜のふん尿処理技術を始める。
粉末剤「BP2」を使って牛舎内の汚物槽でテスト。1kgあたり40立方bのふん尿を2週間で分解、臭気も抑えた。




脂肪細胞自体も分裂・増殖
佐賀医科大の杉原甫教授(病理学)らの脂肪細胞の培養研究で、脂肪をため込んだ脂肪細胞自体も分裂・増殖することが分かってきた。この中には、分裂して前駆脂肪細胞も同時に生み出すタイプもあった。ネズミの実験では、老齢化したもの以外でこの現象が見られた。


人間の場合は、
全身の脂肪細胞の数は通常2〜3億個だが、太った人は1000億以上にもなり、体積が100倍以上になる細胞もあると言う。

杉原教授は“若い頃に肥満になると早くから脂肪細胞の数が増え、その後の肥満の素地になるとみられる”と話す。


こうした変化が起こるメカニズムの研究も進んで来た。

京大農学部の河田照雄助教授(栄養化学)らは、食事のカロリーが増えるのに伴って、脂肪細胞が、全身の前駆脂肪細胞を増やす働きのあるタンパク質『前駆脂肪細胞増殖因子』を分泌することを確かめた。

カロリーが増えるにつれ、脂肪を貯めるタンクである脂肪細胞がさらに、その予備軍を雪だるま式に増やす。
このタンクが十分に脂肪をため込む性能を持つには、生理活性物質の『プロスタグランジン』や脂肪酸などいくつもの因子が関係していることも明らかになってきた。

特に『
脂肪酸』はタンクに貯まる脂肪の原料となるだけでなく、タンク自体を増やすシグナルにもなっていることが分かって来た。

一方、『
ビタミンA』『ビタミンD』には、タンクがより多くの脂肪を貯めるように変身するのを、抑える働きがあることも明らかになってきた。


和牛の生産農家では、
ビタミンAが不足気味の飼料を与えると「
霜降り肉」が出来やすいことを経験的に知っているが、“これが細胞レベルでも解明できてきた”と河田さん。
米国の研究で最近、食欲や脂肪の代謝に関係するとみられる『肥満遺伝子』がネズミや人間で見つかり、ネズミに場合、この遺伝子に変異があって肥満になっていることが明らかになった。米国ではこの遺伝子が作り出すタンパク質を『やせ薬』にしようという研究が活発化している







2010年、兵庫県立農林水産技術総合センターは、但馬牛などの和牛に発生する脂肪壊死を粘土を食べさせることで予防できる、という報告をまとめた。

和牛の腹部でたまりすぎた脂肪が壊死すると、かたまりが腸を圧迫する。
2008年〜2009年に、10頭づつの2グループに分けて調べた。
生後11ヶ月の但馬牛に1年7ヶ月、一方には精製した淡路産の瓦原料用の粘土を毎日50g与え、もう一方には粘土を与えず育てた。
牛を肉にしたところ、粘土を与えなかった牛で直腸付近に脂肪壊死がみられたものは80%だったのに対し、粘土を与えた牛では30%に留まった。

但馬牛は
農耕に使われ、土づくりの牛舎で飼われることが多かったため、日常的に土を食べることが多かったという。




2010年、宮崎県で口蹄疫が拡大。
口蹄疫は家畜に広がる伝染病で、口や蹄に水ぶくれができる。
炭酸ナトリウムで消毒していたが、被害は拡大。
半径10km以内の全頭(32万頭)が殺処分になった。
ワクチンを接種してから殺処分する。
口蹄疫のウイルスは豚の体内で増殖する。
中国・韓国でも2009年から問題になっていた。




エンテカ enteque
  • アルゼンチンにおいて、主としてウシ、時にはウマとヒツジを犯す病因不明の慢性出血性敗血症。
  • 2つの型があり、
  • 腸型は羸痩・下痢を特徴とし、3〜4ヶ月で死亡する。
  • 羸痩型は羸痩・貧血・関節の炎症及び肺の石灰化を特徴とする

へたり牛

歩行困難を示す牛。
BSEとの関連が疑われる。
日本では食用が禁じられ、地方自治体などが実施する検査で、へたり牛を除外する体制になっている。
米農務省は2007年になって、全面的に食用禁止にした。
そのアメリカで、2008年2/17、歩行困難な牛を食肉に処置していたことが判明、米農務省は業者に回収命令を出した。

ナゾの死
  • 2009年、広島県北西部の牧場で6/11以降、乳牛86頭が口から泡を吹く症状などで変死していた。県や農林水産省が原因を調べている。

乳房炎

2009年、東京工業大学の丹治保典教授は酪農学園大学などと共同で、ウシの乳房炎の治療に役立つウイルスを発見した。

乳房炎の原因となる黄色ブドウ球菌を攻撃する性質があり、抗生物質にかわる治療法の開発につながるかもしれない。(現在は抗生物質を飲ませている)

発見したのは
  • 「φSA012」(ファイSA012)と
  • 「φSA039」(ファイSA039)
と名づけた2種類のウイルス。


都市の下水から見つけた。
頭部は正20面体で胴体があって、6本の脚がある。大きさは200ナノb。
グループは乳腺に10万個のブドウ球菌を注射して乳房炎を発症させたマウスを使い、ウイルスの能力を調べた。
ウイルスを投入しないマウスは2日後に乳腺1gあたりブドウ球菌が100億個に増殖し腹膜にも炎症が広がった。
いっぽう、ブドウ球菌投与直後にウイルスを1000万個投入したマウスでは2日後の菌が1000万個にまで増殖したが、4日後には1万個に減少。乳腺組織に炎症が起きなかった。


日本の抗生物質の使用量の半分が家畜向け・・・という薬づけ状態。
低用量の抗生物質で体重が増える

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家畜の体重を増やす目的で、低用量の抗生物質の投与が行われている。
幼若マウスに治療量以下の抗生物質を投与すると、腸内微生物郡の構成が変化して、短鎖脂肪酸が産生されることで、体脂肪量が増加することが分かった。



米の肥育場


牛にある4つの胃のなかで、第一胃は一番大きく、牛の胴体の左半分を占領して150gの液体が入る。

テキサス州の肥育場では、牛ができるだけ早く健康に育つように、飼料のトウモロコシに2種類の抗生物質を添加する。

モネシンはトウモロコシの消化効率を高め、
タイロシンは肝膿瘍を防ぐ。
それ以外に2種類のステロイドホルモンを投与する。


体重が550〜650`になれば出荷する。

出荷の3週間前から赤身肉を増やすためにホルモン剤・ベータアゴニストを投与する。




牛のゲップ
ゲップを減らす

出光興産は2007年から北海道大学大学院と共同で、牛のゲップを減らす飼料添加剤の研究を始めている。

着目したのはカシューナッツの殻から絞り出した植物油と特殊な酵母菌が生み出す界面活性剤。 ルーメン(第一胃)には微生物が生息していて、牛が食べた繊維質やデンプンを分解してエネルギー源にしている。副産物のメタンガスはゲップとして体外へ。
ゲップの量だけエネルギーがムダになるうえ、メタンガスは二酸化炭素(CO2)の21倍の温室効果がある。
出光などは、カシューナッツから絞った油がメタンガスを9割抑制することを発見した。
一方、牛のエネルギー源となるプロピオン酸は約25%増える。



温暖化・・・メタンガス

牛がゲップではき出すメタンガスは一酸化炭素(CO2)の21倍の温暖化効果がある。さらに、排泄物に含まれる窒素からできる一酸化二窒素はCO2の310倍の温暖化効果がある。
ダイズやトウモロコシなどの穀物だけで牛や豚が必要とするアミノ酸を摂取しようとすると、成長に使われない不要成分が排泄物として対外に出るのが一酸化二窒素。








東京農工大学がウシの糞からガソリンを取り出すことに成功。
東京農工大と産業技術総合研究所の研究グループは、金属容器に100gの糞と複数の金属触媒を入れ、30気圧で300℃に加熱。
糞に含まれる水分が水と水蒸気の混ざった「亜臨界」と呼ばれる状態になり、成分を分解。
60分後に約1.4mlのガソリンが出来た。


バニラの芳香成分。
積水化学と国立国際医療センター研究所のグループは、糞と水を容器の中で混ぜ、200℃〜300℃に加熱し、20〜70気圧の圧力をかけた。
糞に含まれるリグニンという成分が分解、バニリンを取りだした。
バニラの花からバニリンを取り出すより、半分以下のコストで製造できるという。
シャンプーやアロマキャンドルに入れる芳香剤として利用可能。






クマザサ
  • 2010年、東洋インキ製造はクマザサを飼料原料として利用できる技術を開発した。


放牧飼育
  • 2010年、九州大学は穀物飼料に代えて、牧草を主食にした国産ブランド肉牛の飼育技術を開発した。小牛の段階「肥満体質」を刷り込み、放牧飼育でも十分な栄養と脂肪を蓄積できるように体質を制御。
    牧草を使うことで、輸入飼料に比べて飼料コストを1/7にまで下げられる。
    2010年11月をメドに6頭を出荷し、大分県などと本格的に事業化する。
    九大大学院農学研究員の後藤貴文准教授らが開発した。
    九大は大分県竹田市の付属農場で黒毛和牛を中心に約100頭を飼育しており、うち新技術を使って育てた6頭を「Qビーフ(仮称)」ブランドで外食産業や小売りに1頭約200万円で売る。
    「代謝生理的インプリンティング」という新技術を採用。小牛が3ヶ月齢に育つまでは高タンパク、高脂肪のミルクを通常の3倍にあたる1日約1800g与え、肥満体質にする。10ヶ月齢まで栄養価の高い穀物飼料を与えた後、食肉加工する30ヶ月齢までは干し草や牧草で肥育する。
    通常の飼育では、小牛を干し草や穀物飼料で育て、成長してからは穀物飼料などを与えて「霜降り」のもととなる脂肪などを蓄積させる。
    牧草では十分な栄養が取れず肉牛には不適とされてきたが、実験では栄養吸収能力を高めることで、高品質の肉質で10数〜20数%の脂肪を持つ牛を育成できたという。


マイコトキシン
  • 2012年、農業・食品産業技術総合研究機構と京都産業大学のチームは、ウシやブタの飼料に発生するカビの毒素を効率よく分解する技術を開発した。
    紫外線を当てて毒素の濃度を1/10にできた。
    栄養素のビタミンEやビタミンAの元となる物質はほとんど減らない。
    カビ毒はマイコトキシンと呼ぶ物質、カビが作り、動物に対して毒性を示す物質の総称。
    研究チームはマイコトキシンの一種であるデオキシニバレールに注目。
    植物の組織に溶けた状態に見立てて水溶液をつくり、1平方abあたり24_ワットの紫外線を当てた。紫外線の波長は200〜280ナノb。
    10分後には1/10以下になった。
    2007年に農林水産消費安全技術センターが牧草などの自家製飼料「自給粗飼料」を調べたところ、デオキシニバレールの濃度が規制値の4ppmを超える約16ppmを検出した例があった。












2011年7/10、南相馬市の黒毛和牛から暫定規制値を大幅に超える放射性セシウムが検出された。
県が出荷元の農場からエサや水を採取し分析した結果、エサのワラから1kg当たり数万ベクレルのセシウムが検出された。
問題のウシは、南相馬市の緊急時避難準備区域にある農家が飼育。県外産の配合飼料やワラをエサにし、井戸水を飲ませていた。この地域から肉牛を出荷する際は、体表に放射性物質が付着していないかどうか全頭を対象にスクリーニングしているが、今回の牛11頭は問題なかった。






2011年11/13に仙台市で開かれたシンポジュウム「放射性物質の拡散と大学人の役割」で8月下旬〜9月半ばにかけて警戒区域内で、屋内で飼っている牛や野生化した牛(計26頭)を捕獲し、その胎児4頭を含め内臓や筋肉、血液中の放射線被曝量を測定した。

(放射性セシウム)
  • 血液中の濃度が1`c当たり60ベクレルの場合、
    ももの筋肉の濃度は1800ベクレル(30倍)、
    舌や肝臓の濃度は血中濃度の10倍程度。
    甲状腺にはほとんど沈着していなかった。

(放射性テルル129m)・・・
  • 腎臓に溜まっていた(5頭、微量)

(放射性銀110m)・・・
  • 肝臓に溜まっていた(26頭すべて、血中の25倍)



2011年3月起きた福島第一原発事故の警戒区域内で野生化した牛の内部被爆調査を、福本学・東北大学加齢医学研究所教授らが進めている。

(放射性セシウム)
  1. は全身に蓄積すると言われていたが、8月下旬〜11月半ばまでに安楽死させた72頭の牛を解剖し、内臓や、筋肉、血液中の放射能を測定した。
  2. 放射性セシウムは骨格筋に多く蓄積していることが分かった。ただ、心臓は骨格筋の半分ぐらいだった。
  3. 骨格筋の放射性セシウム濃度は血中濃度の20〜30倍だった
  4. 心配されていた甲状腺にはほとんど沈着していなかった。
  5. 放射性セシウムの各臓器の放射性濃度は母親よりも胎児で1.3倍ほど高かった

ガンマ線を出す<放射性銀110m>が肝臓に蓄積。

<放射性テルル129m>が腎臓に蓄積していた。

放射性銀は90%の牛の肝臓から検出された。その放射能レベルは1kg当たり100ベクレル(Bq)以下だったが、500Bq以上蓄積した牛もいた。肝臓に蓄積した放射性銀の放射能濃度は血中濃度の10倍だった。
放射性テルルは半数以上の牛の腎臓から極微量検出された。
ベーター線を出す<放射性ストロンチウム>はまだ調べていない。



セシウム濃度を測るソフト
2012年、東北大学の磯貝恵美子教授らのチームは、牛の血液から筋肉などに含まれる放射性セシウムの濃度を推定できるソフトを試作した。






胎盤の排出をうながす物質
オキソアラキドン酸

2012年、農業・食品産業技術総合研究機構の畜産草地研究所は、出産した雌牛の胎盤が子宮から剥がれて排出される際に働く物質を突き止めた。

研究チームは培養した細胞を使い、胎盤が剥がれるときに働くと見られる酵素を活性化する物質を探した。その結果、オキソアラキドン酸という物質が関係していることが分かった。

分娩を促すホルモン剤を打つと、胎盤がはがれずに産後の回復が遅れる問題があったが、オキソアラキドン酸を与えると胎盤が排出された。

出産後の母牛の血液を調べたところ、オキソアラキドン酸が存在していた。

さらに、ホルモンを投与して分娩まで30時間以上かかった難産の母牛6頭にオキソアラキドン酸を注射したところ、5頭が胎盤を排出した。

深夜の分娩に農家が立ち会えなかったことが原因で、年間5万頭の子牛が死んでいる。


昼間に分娩を誘導でき、子牛の生存率が向上する。



ヤク
高所に適したウシ科の動物。
毛は長く、立派な角が生えている。
高所に適応しすぎて、標高3000b以下では生きられないとも言われている。

もとは野生種だったヤクをチベット人が飼い慣らし、シェルパ族(チベット人)がネパールに越境したときに連れてきたという。

ヤクの雌をナクと呼ぶ。
シェルパたちはナクの乳でチーズやバターを作る。
ナクバターの入ったチベット茶も有名。
(三浦豪太「探検学校」より)




民間療法
胃ガン ウシの涎を飲む。
一度食べて吐き出した牛転草を飲む・煎服。
咽喉痛 ウシ角を作末し飲む。
脚気 糞を痛む個所に貼る。
関節炎 肉で湿布する。
酒がキライになる 涎を酒に入れて飲む。
歯痛 ウシ角を作末し歯の根元にすりつける
食道ガン ウシの涎を飲む。
一度食べて吐き出した牛転草を飲む・煎服。
心臓病 ウシ角を作末し飲む。
神経痛 「ウシの歯・眼球」の黒焼き末を3〜6g/日飲む。
喘息 胆嚢がまだ乾いて固くならない間に、ヘラで胆汁を採集し、半夏末と混ぜて、抹茶を衣にして丸剤に作り、飲む。
打撲 糞を痛む個所に貼る。
痛風 「ウシの歯・眼球」の黒焼き末を3〜6g/日飲む。
腫れ物 牛角の黒焼き末を酒で飲む。
ひょうそ 糞を痛む個所に貼る。
子宮病(慢性) 牛角の黒焼き末を酒で飲む。
よこね 「ウシ皮Lコンブ」黒焼きし作末し飲む。
リウマチ 「ウシの歯・眼球」の黒焼き末を3〜6g/日飲む。
淋病 毛の黒焼き末を酒で飲む
肋膜炎 胆嚢を服用。


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